50L前後のスーツケースについて詳しく解説。自分の旅の日数や荷物量に応じて、最適なサイズのスーツケースを選ぼう。
50Lスーツケースの目安宿泊日数
50Lスーツケースの体積は、おおよそ7000平方センチメートルから7500平方センチメートルの間程。3泊-5泊程であれば、50l前後のスーツケースが最適サイズだ。洋服の量が少ない夏場や、持っていく服の種類が少なくても問題ない人は1週間程の旅行にも持っていける量。
50Lスーツケースには何がどれくらい入るか
以下の品を全て詰め込んでも、お土産やその他小物用に30センチメートル四方分のほどの余裕ができる。荷物をもっと減らすこともできるし、圧縮袋などを使用すればよりたくさん入るようになる。また、訪れる先が暖かい地域で、かさばる防寒着などを持っていく必要がないのであれば、より余裕がでる。
詰めるもの |
個数 |
シャツ |
4着 |
下着 |
4セット |
ジーンズなどの長ズボン |
3着 |
ダウンなどの冬物アウター |
1着 |
バスタオル |
4枚 |
靴 |
2足 |
マフラー |
1枚 |
手袋 |
1つ |
カメラ |
1つ |
残る余裕 |
30センチメートル四方ほど |
50L前後のお勧めスーツケース
容量が50L前後(46L-55L)のお勧めスーツケースを紹介する。①総合評価の高いもの、②軽量のもの、③格安のものという3軸でそれぞれ最もお勧めのスーツケースを選んでいる。
そもそもどのブランドのスーツケースを買うか迷っている人は以下の記事をご覧頂きたい。旅行情報サイトHowTravelが30ブランドを徹底分析して作成したお勧めブランドランキングだ。宿泊日数ごとに各ブランドのお勧めスーツケースも紹介している。
➡ スーツケースのおすすめ人気ブランドランキングはこちら
①総合評価の高いもの
エース(ace.) パリセイドZ
吉田羊さん出演のTCVCMでお馴染みのエース(ace.)のスーツケース。パリセイドZは特にダブルホイールの静音キャスターが特徴的。滑らかで静かに移動できるので、音が気になる夜間の移動で大活躍するだろう。
デザインや機能面で奇抜な特徴はなく、シンプルな作りのスーツケースだが、一つ一つの完成度が高い。ボディは高品質ポリカーボネート素材を採用しており、たいへん丈夫でかつ軽量。力に自信のない方でも簡単に扱えるのは魅力だ。また、静音キャスターは前述のとおり高い質を誇っているし、キャリーバーや内装に関しても使い勝手の良い設計になっている。落ち着いた気品あるデザインも人気の理由の一つだ。値段もそこまで高くなくコスパの良いスーツケースに仕上がっている。
ここがオススメ!
- ダブルホイールのキャスターはなめらかで静かな移動を実現
- ポリカーボネート使用で軽量かつ丈夫
- エース自慢のキャリーバーは持ちやすく腕が疲労しにくい
- コスパよし
- 上品で気品のあるデザインなので、ビジネスシーンでの利用もOK
②軽量のもの
サンコー SUPER LIGHTS N
サンコーのスーパーライトNは、軽量が売りのハードスーツケースだ。50Lで2.4kgはハードスーツケースとしては驚くべき軽さ。ボディには高品質のポリカーボネートを使用しており、軽さに加えて耐久性も備わっている。キャスターには日本の「ヒノモト」製を使用しており高品質。全体として老舗鞄メーカーであるサンコーらしい高品質商品で、長く使い続けることができるだろう。
ここがオススメ!
- ポリカーボネート100%で軽量かつ丈夫
- キャスターや内部構造など、すべてにおいて質が高く長く使える
容量毎のおすすめ軽量スーツケースをもっと知りたい方は以下の記事で。
全726種類のスーツケースを徹底比較し、最も軽いスーツケースをランキング形式で発表!最軽量スーツケースはこれだ! ※比較したスーツケースは、28ブランド200種類の商品で、サイズバリエーションを含めると726種類。現状で手に入れられるスーツケースの殆どを網羅している。対象としたスーツケースブランド一覧はこちら 容量毎 軽量スーツケースランキング 容量クラスごとに分けて、それぞれで最も軽いスーツケースTOP10を紹介する。ほとんどがジッパータイプだ。 —————————— ■軽量TOP10 ①日帰り-1泊:10リットル-31リットルの軽量TOP10はこちら ②1泊-3泊:32リットル-37リットルの軽量TOP10はこちら ③2泊-3泊:38リットル-51リットルの軽量TOP10はこちら ④3泊-5泊:52リットル-63リットルの軽量TOP10はこちら ⑤4泊-7泊:64リットル-87リットルの軽量TOP10はこちら ⑥8泊-10泊:88リットル-111リットルの軽量TOP10はこちら —————————— ※適切なスーツケースの容量の選び方詳細はこちら なお、まとめている容量/重量/サイズは全て現在生産されている最新モデルのものなので、通販サイト等で購入する際は若干異なる場合がある。購入前に注意して欲しい。また、人気のブランドなので、通販サイトなどでは常に品薄状態だ。お目当てのものの在庫がない場合は公式サイトから購入しよう。 機内持ち込み可能なサイズ/重量に関しては、ご利用の航空会社の規定に従うこと。詳しくはこちら。 10リットル-31リットル(日帰り-1泊)で最も軽いスーツケースTOP10 重量 ブランド 商品名 写真 商品ポイント ハードorソフト キャスター数 サイズ/重量/長さ(cm) 種類 価格 1.7kg リモワ (ブランド解説) サルサエアー(Salsa Air) ・リモワで最も軽いモデル ・ハードスーツケースとしては破格の軽さは衝撃の1.7kgで、移動がとても楽になる ハード 4輪 22L/1.7kg/43×20×32 最新価格をみる 1.7kg プロテカ (ブランド解説) フィーナ(Feena)
③激安のもの
グリフィンランド ソフトSOLITE(AIR6327)
日本の格安スーツケースブランド「グリフィンランド」の新作超軽量
ソフトスーツケース。Mサイズが46Lで、3泊-5泊程度の旅行に適したサイズだ。重量が2.2kgと非常に軽く、女性でも片手で簡単に持ち上げることができる。また、荷物が増えすぎてしまった際はマチ幅を広げることができるエキスパンダブル機能がついており便利。内部には荷物の整理がしやすい小型のポケットが複数ついているほか、外側のフロントにも荷物の出し入れがしやすいポケットが付いている。
軽いだけではなく実用性も高い、2016年の新作モデルだ。
ここがオススメ!
- 46Lで2.2kgの軽量設計
- 大きく開くメイン収納部は荷物を整理しやすい設計
- エキスパンダブル機能で容量が増えるから、お土産買いすぎてしまっても安心。
- 7000円程度で手に入るコスパの良さも魅力
その他の激安スーツケースのお勧めは以下の記事にまとめている。
1万円前後で購入できる激安スーツケース 大事な荷物を運び、旅を共にするスーツケースには、強度や利便性が高いレベルで求められる。そのため、素材費や製造費用が高くなり、実際の販売価格も高くなってしまう。ただし、近年では様々な企業努力により、品質を維持したまま価格を抑えたスーツケースがいくつか出てきている。 今回はそんな激安スーツケースの中から、特におすすめのものを5つ厳選して紹介する。※質が低すぎるスーツケースはランキングから外しているため、最安のスーツケースということではない 激安スーツケースおすすめ5選グリフィンランドPC7000 グリフィンランドの激安ハードスーツケースフレームタイプで耐久性も高い PC7000はグリフィンランド一押しのスーツケース。フレームにはアルミを使用しており大変丈夫だし、最も衝撃を受けて破損しやすいコーナー部分は、コーナープロテクトで補強されている。キャスター部分や梱包にやや不安が残るものの、この品質が1万円前後で購入できるのは破格の激安スーツケースと言える。 ここがオススメ! アルミフレーム採用で耐久性、防犯性、防水性に優れている コーナープロテクトでしっかりガード シンプルなハードスーツケース 1万円前後程で購入できる(サイズによって値段は変わる) 価格 グリフィンランドを知る シフレ グリーンワークス(GREEN WORKS) 機内に持ち込める大容量スーツケース四角いフェイスで40L大容量を実現 一般的な機内持ち込み可能サイズ(縦横幅の三辺合計が115センチメートル以内)では最大級の容量である40Lのスーツケース。ジッパータイプで、エキスパンダブル機能も備わっているので、予想外に荷物が増えてしまった時でも安心だ。 この性能と品質を1万円程で購入できる、激安スーツケースだ。 ここがオススメ! 機内持ち込みサイズとしては最大級容量40L ポリカーボネート+ABS素材で頑丈かつ軽量 エキスパンダブル機能で荷物が増えても安心 シンプルなデザインで利用シーンを選ばない 1万円程で購入可能 価格 シフレを知る エミネント オレゴン3 大容量&軽量のシンプルなソフトスーツケース縦開きタイプで収納がしやすい
その他のお勧めスーツケースブランド
以下の記事で30ブランドを徹底分析して作成したお勧めスーツケースブランドランキングを紹介している。どのスーツケースを買うか迷っている人は必見だ。
スーツケースの人気ブランドのランキング!数あるスーツケースのブランドから、特にオススメ出来るブランドを厳選してランキング形式で紹介する。