40L前後のスーツケースについて詳しく解説。自分の旅の日数や荷物量に応じて、最適なサイズのスーツケースを選ぼう。
40Lスーツケースの目安宿泊日数
40Lスーツケースの体積は、おおよそ5万平方センチメートルから5万5000平方センチメートルの間程。2泊-3泊程であれば、40l前後のスーツケースが最適サイズだ。洋服の量が少ない夏場や、持っていく服の種類が少なくても問題ない人は4、5泊できる大きさ。
40Lスーツケースには何がどれくらい入るか
以下の品を全て詰め込んでも、お土産やその他小物用に30センチメートル四方分のほどの余裕ができる。荷物をもっと減らすこともできるし、圧縮袋などを使用すればよりたくさん入るようになる。また、訪れる先が暖かい地域で、かさばる防寒着などを持っていく必要がないのであれば、より余裕がでる。
詰めるもの |
個数 |
シャツ |
3着 |
下着 |
3セット |
ジーンズなどの長ズボン |
2着 |
ダウンなどの冬物アウター |
1着 |
バスタオル |
3枚 |
靴 |
1足 |
マフラー |
1枚 |
手袋 |
1つ |
カメラ |
1つ |
残る余裕 |
30センチメートル四方ほど |
40L前後のお勧めスーツケース
容量が40L前後(36L-45L)のお勧めスーツケースを紹介する。①総合評価の高いもの、②軽量のもの、③格安のものという3軸でそれぞれ最もお勧めのスーツケースを選んでいる。
そもそもどのブランドのスーツケースを買うか迷っている人は以下の記事をご覧頂きたい。旅行情報サイトHowTravelが30ブランドを徹底分析して作成したお勧めブランドランキングだ。宿泊日数ごとに各ブランドのお勧めスーツケースも紹介している。
➡ スーツケースのおすすめ人気ブランドランキングはこちら
①総合評価の高いもの
サムソナイト コスモライト(Cosmolite)
スーツケースの王様「サムソナイト」のコスモライト(36リットル)は、サムソナイトのオリジナル素材である「Curv」を利用しており、軽量かつ丈夫な作りになっている。重量は1.8kgしかなく、何も入れない状態であれば片手で楽々持ち上げることができる。ハードスーツケースの中では最も軽い部類のスーツケースだ。ボディの軽さのおかげで、荷物を詰め込んだ際の重量も軽く、キャスター部分の破損リスクが軽減されている。また、36リットルタイプは機内持ち込みが可能なので、機内持ち込み重量制限に引っかかりにくいのも軽さのメリットになっている。
キャスター部分の質も高く、耐久性、静音性、快適性のいずれもレベルが高い。貝をイメージしているデザインは空港でよく目立つので、荷物ピックアップの際に楽だ。欠点の少ない総合的にレベルの高いスーツケースだ。
ここがオススメ!
- オリジナル素材(Curv)で軽量&丈夫
- 足回り快適
- サムソナイトクオリティーで高い質
②軽量のもの
シフレ ゼログラ(ZERO GRA)
日本のスーツケースブランド「シフレ」による大容量軽量スーツケース。機内持ち込みサイズとしては最大容量の40Lを達成しながらも、2.3kgという軽さを実現している。容量の大きさの秘密は四角いボディにある。四隅まで無駄なく収納空間にすることで、サイズに対する容量を大きくすることができている。また、ボディには軽量かつ丈夫な素材である「ポリカーボネート」を100%使用。ハードスーツケースらしい耐久性と、驚くほどの軽量性を両立させている。
ここがオススメ!
- ポリカーボネート100%で軽量かつ丈夫
- 機内持ち込みサイズとしては最大級容量の40L
- 重量は2.3kgと驚きの軽さ
容量毎のおすすめ軽量スーツケースをもっと知りたい方は以下の記事で。
全726種類のスーツケースを徹底比較し、最も軽いスーツケースをランキング形式で発表!最軽量スーツケースはこれだ! ※比較したスーツケースは、28ブランド200種類の商品で、サイズバリエーションを含めると726種類。現状で手に入れられるスーツケースの殆どを網羅している。対象としたスーツケースブランド一覧はこちら 容量毎 軽量スーツケースランキング 容量クラスごとに分けて、それぞれで最も軽いスーツケースTOP10を紹介する。ほとんどがジッパータイプだ。 —————————— ■軽量TOP10 ①日帰り-1泊:10リットル-31リットルの軽量TOP10はこちら ②1泊-3泊:32リットル-37リットルの軽量TOP10はこちら ③2泊-3泊:38リットル-51リットルの軽量TOP10はこちら ④3泊-5泊:52リットル-63リットルの軽量TOP10はこちら ⑤4泊-7泊:64リットル-87リットルの軽量TOP10はこちら ⑥8泊-10泊:88リットル-111リットルの軽量TOP10はこちら —————————— ※適切なスーツケースの容量の選び方詳細はこちら なお、まとめている容量/重量/サイズは全て現在生産されている最新モデルのものなので、通販サイト等で購入する際は若干異なる場合がある。購入前に注意して欲しい。また、人気のブランドなので、通販サイトなどでは常に品薄状態だ。お目当てのものの在庫がない場合は公式サイトから購入しよう。 機内持ち込み可能なサイズ/重量に関しては、ご利用の航空会社の規定に従うこと。詳しくはこちら。 10リットル-31リットル(日帰り-1泊)で最も軽いスーツケースTOP10 重量 ブランド 商品名 写真 商品ポイント ハードorソフト キャスター数 サイズ/重量/長さ(cm) 種類 価格 1.7kg リモワ (ブランド解説) サルサエアー(Salsa Air) ・リモワで最も軽いモデル ・ハードスーツケースとしては破格の軽さは衝撃の1.7kgで、移動がとても楽になる ハード 4輪 22L/1.7kg/43×20×32 最新価格をみる 1.7kg プロテカ (ブランド解説) フィーナ(Feena)
③激安のもの
トラベルハウス T8088
激安スーツケースブランド「トラベルハウス」の代表的スーツケース。メーカー基準で「Sサイズ」が37L-38Lのもので、¥5000程で購入できる低価格が最大の特徴だ。37Lで2.8kgと重すぎない重量も魅力だ。ボディはポリカーボネート+ABS素材で耐久性もある。また表面はシボ加工(凹凸をつける加工技術)が施されており、傷が目立ちにくい。コーナーパッドや多段階式キャリーバーなど、基本的なスーツケース機能は備わっている。また、色のバリエーションが豊富なのも嬉しいところだ。
キャスター部分の耐久性にやや不満が残る商品ではあるが、手軽にスーツケースを購入したい方にとっては十分なお買い物になるだろう。
ここがオススメ!
- ¥5000程で購入可能な激安価格設定
- 基本的な機能は備わっている
- 色のバリエーションが豊富で、好みの色が見つかるだろう
- シボ加工で傷が目立ちにくい
その他の激安スーツケースのお勧めは以下の記事にまとめている。
1万円前後で購入できる激安スーツケース 大事な荷物を運び、旅を共にするスーツケースには、強度や利便性が高いレベルで求められる。そのため、素材費や製造費用が高くなり、実際の販売価格も高くなってしまう。ただし、近年では様々な企業努力により、品質を維持したまま価格を抑えたスーツケースがいくつか出てきている。 今回はそんな激安スーツケースの中から、特におすすめのものを5つ厳選して紹介する。※質が低すぎるスーツケースはランキングから外しているため、最安のスーツケースということではない 激安スーツケースおすすめ5選グリフィンランドPC7000 グリフィンランドの激安ハードスーツケースフレームタイプで耐久性も高い PC7000はグリフィンランド一押しのスーツケース。フレームにはアルミを使用しており大変丈夫だし、最も衝撃を受けて破損しやすいコーナー部分は、コーナープロテクトで補強されている。キャスター部分や梱包にやや不安が残るものの、この品質が1万円前後で購入できるのは破格の激安スーツケースと言える。 ここがオススメ! アルミフレーム採用で耐久性、防犯性、防水性に優れている コーナープロテクトでしっかりガード シンプルなハードスーツケース 1万円前後程で購入できる(サイズによって値段は変わる) 価格 グリフィンランドを知る シフレ グリーンワークス(GREEN WORKS) 機内に持ち込める大容量スーツケース四角いフェイスで40L大容量を実現 一般的な機内持ち込み可能サイズ(縦横幅の三辺合計が115センチメートル以内)では最大級の容量である40Lのスーツケース。ジッパータイプで、エキスパンダブル機能も備わっているので、予想外に荷物が増えてしまった時でも安心だ。 この性能と品質を1万円程で購入できる、激安スーツケースだ。 ここがオススメ! 機内持ち込みサイズとしては最大級容量40L ポリカーボネート+ABS素材で頑丈かつ軽量 エキスパンダブル機能で荷物が増えても安心 シンプルなデザインで利用シーンを選ばない 1万円程で購入可能 価格 シフレを知る エミネント オレゴン3 大容量&軽量のシンプルなソフトスーツケース縦開きタイプで収納がしやすい
その他のお勧めスーツケースブランド
以下の記事で30ブランドを徹底分析して作成したお勧めスーツケースブランドランキングを紹介している。どのスーツケースを買うか迷っている人は必見だ。
スーツケースの人気ブランドのランキング!数あるスーツケースのブランドから、特にオススメ出来るブランドを厳選してランキング形式で紹介する。