サンパウロ市内半日観光ツアー
サンパウロの人気スポットを効率良く巡るプラン。ルス駅やカテドラル、世界最大規模の日本人街であるリベルダーデ周辺エリアなど、半日でも見どころは盛りだくさん。観光の下見にも、治安が不安な人にもおすすめだ。目次
日本に比べて料金がはるかに安いブラジルのタクシーは、治安が悪いと言われる地域や夜間の移動にも心強い。カード決済端末の搭載が義務付けられており、どのタクシーでもクレジットカードで支払いができるのもポイントだ。車内にはスマートフォンやパソコン用の充電器も設置され、無料で利用する事ができる。グアルーリョス国際空港から市内へ向かう専門の「ブルーラインタクシー」も存在する。
通常のタクシーやラジオタクシー(電話で呼び出せる無線タクシー)、高級タクシー等数種類のタクシーが市内を走っているが、2016年8月からは料金が一律化されより利用しやすくなった。坂道も多いサンパウロ、短い区間の移動にも効率的にタクシーを取り入れるのがお勧めだ。ただしサンパウロ市内は渋滞も多いので、時間にゆとりを持って利用しよう。
市内を走っている通常のタクシーは白い車体で、屋根に「TAXI」のマークが付いているのが特徴。その他、空港に乗り入れが許されている「ブルーラインタクシー」は白い車体に青いラインが入っているや電話で呼び出せるラジオタクシー(無線タクシー)等の種類がある。
サンパウロのタクシーは基本的にメーター制。2016年8月からサンパウロ市内のタクシー料金が統一化され、通常のタクシーも高級タクシーも全て初乗りはR$4.5、そこから1キロメートル進むに連れてR$2.75が加算されるシステムとなった。夜間や休日の料金割り増しは各タクシー会社の任意となり、市外へ運転した際の特別課金も廃止された。
以前は初乗り料金がR$5.65(高級タクシーはR$6.75)だった事を考えると、大幅な料金引き下げだ。これはニューヨーク発信の配車サービス「Uber」の台頭を受けたもの。タクシーの料金体系をより分かりやすく、かつ割安にする事でタクシー利用者の増加を図っている。
なお、空港と市内を結ぶブルーラインタクシーは先払い制。タクシーカウンターであらかじめチケットを購入してから乗車する。
タクシーの乗り方は以下の通り。
①タクシーを停める
主要な駅や観光地、ホテル前等の「Ponto de táxi」と呼ばれるタクシー乗り場から乗車する事が可能だ。また、日本のタクシーと同じように、市内を走る流しのタクシーを手を挙げて停める事もできる。なお、ラジオタクシーを手配する際には下記の番号に連絡を。
■Radio Taxi
+55 0800 556 688
②行き先を告げて乗車
タクシーのドアは自動では開かないので、自分で開閉して乗り込む。英語が通じないドライバーも多いので、予め目的地をポルトガル語で書いたメモを用意して見せるのがお勧めだ。出発したらドライバーがメーターを回したかどうか確認を。
③下車
目的地に到着したら、メーターに表示された額を支払う。お釣りを用意していないドライバーも多いので、予めお金を崩しておく事をお勧めする。チップの習慣はないが、大きな荷物を運んでもらった場合等にお釣り分のコインを渡しても良いだろう。1134
ブラジルでは「99Taxis」や「Easy Taxi」と呼ばれる配車サービスアプリが発達しており、サンパウロ市内でも気軽にタクシーを手配する事が可能だ。現在地を入力するだけで近くを走行しているタクシーを呼ぶ事ができ、タクシーナンバーやドライバーの顔写真も事前に把握できるので安心。大きな荷物を運びたい時や車椅子対応のタクシーに乗車したい時等、シチュエーションに合わせたニーズにも答えてくれる。
■99Taxis
http://www.99taxis.com/
■Easy Taxi
http://www.easytaxi.com/
近年、その利便性からタクシー業界を脅かす程の人気を獲得しているのが、自動車配車サービス「Uber」だ。アプリをダウンロードし、自分の乗車位置を指定するだけですぐにタクシーがやってくるという画期的なシステム。支払いはカードの自動引き落としのみで、事前にクレジットカードやデビットカードの登録をしておけば良い。アプリで目的地を設定してから乗車するので、ポルトガル語が一切分からなくても大丈夫なのもポイントだ。
2016年7月現在、リオデジャネイロではUberのサービスは認可されていないが、サンパウロでは利用が可能。料金は車の4倍以上になるが、サンパウロではヘリコプターをチャーターするサービスも実施されている。
■Uber(Sao Paulo)
https://www.uber.com/ja-JP/cities/sao-paulo/
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