サンパウロ市内半日観光ツアー
サンパウロの人気スポットを効率良く巡るプラン。ルス駅やカテドラル、世界最大規模の日本人街であるリベルダーデ周辺エリアなど、半日でも見どころは盛りだくさん。観光の下見にも、治安が不安な人にもおすすめだ。目次
サンパウロにブラジルで初めての地下鉄が開通したのが1975年の事。以降、治安も良く快適なサンパウロ地下鉄は、市民の通勤や通学の足として重宝され続けている。タクシーよりも割安で乗車方法も分かりやすく、観光の際の移動手段としてもお勧めだ。
サンパウロ地下鉄公式ホームページ
http://www.metro.sp.gov.br/en/
地下鉄の路線は1号-5号線の合計5本で、15号線はモノレールとなっている。7号-12号線には近郊列車(CPTM)の路線が割り振られており、それぞれの乗り継ぎは簡単だ。さらに現在6路線が建設中であり、路線網はさらに拡大する見込みだ。
■1号線
かつては南北線と呼ばれていた。Se駅を中心にTucuruvi駅-Jabaquara駅間を南北に運行。
■2号線
パウリスタ通りに沿って地下を走る路線。Vila Madalena駅-Vila Prudente駅間を運行。
■3号線
かつては東西線と呼ばれた、Se駅を中心にPalmeiras-Barra Funda駅-Corinthians-Itaquera駅間を東西に運行する路線。ほとんどの路線が地上を走る。
■4号線
2010年に開通した新しい路線。Luz駅-Vila Sonia駅間を運行。
■5号線
Capão Redondo駅-Adolfo Pinheiro駅間を運行。現在、Adolfo Pinheiro駅-Chacara Klabin駅間の10駅を建設中。
■15号線
Vila Prudente駅、Oratório駅間を運行しているモノレール。部分運行中であり、今後全18駅に延伸予定。
路線図(PDF)
http://www.metro.sp.gov.br/pdf/mapa-da-rede-metro.pdf
地下鉄の料金は一律R$3。窓口で購入できる紙製の切符(1回券)や、プリペイド式のICカードを利用して乗車する事が可能だ。
通常の乗車券。自動販売機はなく、駅の青色の窓口で購入する。地下鉄利用のみなら「Unitário」と書かれたR$3のチケットを選ぼう。なお、切符に有効期限はなく、地下鉄のどの駅からでも使用できる(近郊列車やバスは利用不可)。旅行中に利用する分の切符をまとめて買っておくのも手だ。
ビリェッチ・ウニコ(Bilhete Unico)は、日本の「Suica」や「PASMO」のように金額をチャージして利用できるプリペイド式のICカード。地下鉄や近郊列車、市バス等の全ての公共交通機関で使用可能だ。地下鉄1回利用あたりの料金は切符と同じくR$3だが、市バスを乗り継ぐ場合には割引がつき、R$6のところがR$4.65となる。また、初めて改札を通ってから3時間以内のバスの乗り換えは最大3回まで無料だ。
■価格
カードの料金は最低R$15で、全額使用する事が可能。チャージは金額を指定できる。
■購入場所
メトロの駅や売店、宝くじ売り場等。地下鉄駅内でチャージができる。
カルトン・フィデリダージ(Cartao Fidelidade)はビリェッチ・ウニコと同じくプリペイド式のICカード。こちらは地下鉄と近郊列車(CPTM)を割引料金で利用する事が可能だ。ただし、市バスには使用できないので注意。
■価格
カードの購入は以下の3種類から(カード料R$2が含まれる)。
R$24.3(8回分)
R$55.8(20回分)
R$129.5(50回分)
カードのチャージは以下の3種類から。
R$22.3(8回分)
R$53.8(20回分)
R$127.5(50回分)
■購入場所
メトロの駅窓口で購入可能。自動でチャージできる機械もある。
地下鉄の乗り方は以下の通り。
①使用する路線や駅を確認する
あらかじめ、利用する路線や駅を確認してから駅へ向かおう。ルート検索は下記ホームページも参照に。
サン・パウロ交通公式ホームページ
http://sptrans.com.br/
②自動改札を通ってホームへ
サンパウロの地下鉄は自動改札になっている。一律料金なので、一度入れた切符は戻って来ない。また、ICカードは改札の液晶パネルにタッチする。ホームには路線の終着駅が書かれているので、それを参考に目的のホームへ向かう。
③乗車
Se駅等の主要駅では、まず降車用のドアが開き、その後反対側の乗車用ドアが開く。乗車用のドアから降りてしまわないように注意。
④降車
車内の案内板やポルトガル語のアナウンス、駅の標識を参考に降りる駅を確認し、出口へ向かおう。
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