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シドニーのオペラハウスの観光情報(料金・行き方・営業時間)

オペラハウス
Sydney Opera House

2023/11/10 更新

基本情報

住所

Bennelong Point, Sydney NSW

シティレールT2、T3線Circular Quay駅から徒歩5分

料金

・日本語ガイドツアー
大人(16歳以上)はAUD25
子供(5歳-15歳)はAUD18
学生はAUD21
家族(大人2名、子供2名)はAUD68
※子供(3人目からの追加料金)はAUD10

・バックステージツアー(英語のみ)はAUD165

営業時間

9:00-20:30
日曜は10:00-18:00(ボックスオフィスの営業時間)

休業日

祝日(ボックスオフィスの休日)

HP

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

特徴


シドニーの定番観光スポットであり、世界的に有名な歌劇場でもあるオペラハウス。近代建築としては珍しく世界遺産にも認定されているオーストラリアの象徴だ。世界最大の機械式パイプオルガンのあるコンサートホール(収容人数2679席)から、小規模な演奏会が開催されるスタジオシアター(収容人数364席)まで、大小5つの劇場やスタジオから構成されている。

オペラハウスの特徴は何と言っても、白い貝殻が何枚も重なったようなユニークな外観だ。貝殻が折り重なったような斬新で特徴的なデザインは、「人類の創造的才能を表現する傑作」と称えられており、20世紀を代表する近代建築物である。

オペラ・オーストラリア、シドニー・シアター・カンパニー、シドニー交響楽団と言ったオーストラリアを代表する芸術団体はシドニー・オペラハウスを本拠地としており、1月-3月と6月-11月の間はほぼ毎晩一流のオペラやオペレッタ、ミュージカルが堪能できる。

構造

1956年に国立のオペラ劇場を作るべく公募が行われ、当時無名だったデンマークの建築家・ヨーン・ウツソンの案が採用された。その複雑な構造から建築は困難を極め、実際にオペラハウスが完成したのは14年後の1973年だった。

輝くような白い屋根には105万6000枚にも及ぶタイルが使用されている。このタイルは、遠目から見ると白一色に見えるが、実は光沢のある白色と光沢のない薄いクリーム色の2色のタイルが組み合わされている。これによって太陽の位置や天候とともに見え方が変わり、訪れたタイミングによって違った表情を見せてくれるのだ。更に、このタイルは汚れにくいような特殊な加工がされている為、汚れが目立ちやすい白い建物であるにもかかわらず、定期的な掃除は行われていない。屋根の掃除が行われたのは、オペラハウスが造られてから今までに2度だけである。

チェック

①見学ツアー


日本語のオフィシャルツアーでオペラハウスを深く学べる

オペラハウスでは、コンサートホールやオペラシアター等を見学できるオフィシャルのガイドツアーが開催されている。このツアーでは、知識豊富なガイドが、オペラハウス内部の見どころを案内してくれる。独特のデザインが採用された経緯や、ユニークなデザインであるがゆえに難航した建設工事の事など、完成に至るまでのオペラハウスの歴史を分かりやすく紐解く貴重なツアーである。

ガイドツアーは日本語でも行われているので、英語が苦手な人でも気軽に参加することができる。日本語ガイドツアーの所要時間は30分間。10:00、11:00、13:30、14:30、15:30、16:30から開始されている。興味がある人は、ボックスオフィスやコンコースのツアーデスクで受付しているので、ぜひ参加してみよう。

また、バックステージツアーに参加すると、ステージの裏側、舞台裏を見学することができる。こちらは英語のみだが、普段は出演者やスタッフ以外入ることのできない場所を、専門ガイドが隅々まで案内してくれる。ステージに立ってスターになった気分を味わったり、指揮者台に立ってオーケストラの指揮者の気分を味わったりと得難い経験ができる。午前7時から開始で、2時間かけてゆっくりと案内してもらえる。なお、300段以上の階段を上り下りすることになるので、参加する際は歩きやすい靴を履いて行こう。

②観劇


最高峰の舞台を最高峰の劇場で味わう

オペラハウスは、ガイドツアーに参加するだけでも十分に雰囲気を味わえるが、やはりその魅力を全身で実感するためには、オペラやコンサートを実際に鑑賞することをお勧めする。

「オペラ」と聞くと敷居も料金も高そうだと、ためらう人もいるかもしれない。しかし、座席によっては、AUD70以下の手頃な席も用意されている。また、鑑賞日当日に発売が開始される立ち見席は、更に手頃な値段となる。AUD70以下でオーケストラの生演奏、オペラ歌手の全身全霊を込めた演技、美しい声音を聞くことができるのはお得だ。特にドレスコードに関する規則はないが、最低限サンダルやTシャツなどのラフすぎる服装は控えたほうが良いだろう。会場内にはドレスアップした来場客も多く、独特の雰囲気を味わえるのもオペラ観賞の魅力のひとつだ。

また、開催されている演目は、古典的なオペラといったクラッシックに限らない。ポップス、ロック、ジャズなどの様々な音楽のほか、バレエ、トークショー、コメディなど色々なジャンルの催しもされている。開催されている演目の確認やチケット予約は、オペラハウスのホームページから簡単に行える。

編集部一押しの観光プラン

リハを見るチャンスも!日本語ガイドと巡るオペラハウス

  • 世界遺産オペラハウス 公認日本語ガイドが徹底案内!スポットライトツアー

    シドニーのシンボル・オペラハウス内部を公認日本語ガイドの案内で巡るプラン。30分という短時間で要領よく見どころや歴史が学べ、運が良ければリハや練習風景も見学できる。オペラハウスに行くならぜひ申し込みたい。

    ➡ 詳細はこちら

  • ➡ その他のオペラハウス現地ツアーはこちら

    シドニー旅行者の必読記事

    (Photo by tkcrash123 Hai Linh Truong Edwin Lee Rob Chandler Rob Chandler)

    アクセス・入場

    オペラハウスへのアクセス

    シティレールT2、T3線Circular Quay駅から海を正面に東方向へ行き、サーキュラー・キー・イースト(Circular Quay East)の遊歩道を5分程度歩いて行くとオペラハウスに辿り着く。

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