置き引き
■手口
最も多いケースが、フードコートやレストランなどで、荷物を置いたまま席を離れた隙に盗まれるというもの。日本では考えられないだろうが、ロサンゼルスでは、確実に盗まれると考えた方が賢明。盗んだ側よりも盗まれた側に問題があるという考え方が一般的なので、盗まれてから嘆いても後の祭りだ。
■対策
絶対に自分の荷物から目を離さない。家族や友人に見てもらうか、それができない場合は、嫌でも持ち歩くようにしよう。
今やニューヨークに次ぐアメリカの人気都市であるロサンゼルス。ハリウッドやディズニーランド、ビバリーヒルズなど名だたる観光スポットが集まり、その上温暖な気温で生活しやすいため、日本からも数多くの旅行者が訪れる。しかし、その一方で、治安の悪い危険なエリアも数多く存在する。知らず知らずのうちに足を踏み入れてしまい、犯罪に巻き込まれることがあっては、せっかくの楽しい旅が台無しになってしまう。そうならないために、多発する犯罪の手口と対応策、危険なエリアなどを事前に把握しておこう。また、最新のアメリカの情勢については外務省のホームページ等を参照にしてほしい。
目次
世界治安ランキング101位(162ヶ国中)
殺人は6件(人口10万人あたり)
強盗は203件(人口10万人あたり)
(2014年度 FBI犯罪事務所の調査による)
先述した通り、有名な観光都市であるため安全だと油断しがちだが、観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪が非常に多い。日本での常識は通用しないので、どのような状況でも油断はしてはいけない。また、危険なエリアでは恐ろしい犯罪も頻発している。ここで手口と対策を事前に把握し、楽しいロサンゼルス旅行にしよう。
置き引き
■手口
最も多いケースが、フードコートやレストランなどで、荷物を置いたまま席を離れた隙に盗まれるというもの。日本では考えられないだろうが、ロサンゼルスでは、確実に盗まれると考えた方が賢明。盗んだ側よりも盗まれた側に問題があるという考え方が一般的なので、盗まれてから嘆いても後の祭りだ。
■対策
絶対に自分の荷物から目を離さない。家族や友人に見てもらうか、それができない場合は、嫌でも持ち歩くようにしよう。
スリ
■手口
観光スポットなどにおけるスリが多発している。特に、地図に集中していたり、お土産で両手がふさがったりした観光客を狙い、ポケットや背負っているバックパックから貴重品を盗む手口が多い。
■対策
ポケットに貴重品を入れない。また、バックパックは非常に便利だが、その反面、スリのターゲットになりやすい。観光地など人が多い場所では前に背負って持つか、南京錠などでロックしておこう。
ひったくり・恐喝
■手口
財布やブランド品を持っている人を狙ったひったくりは非常に多い。ATMなどで銀行からお金をおろしたところを襲うケースも多発している。また、治安の悪いエリアにおいては、拳銃やナイフなどで恐喝されることもしばしばある。
■対策
財布は必ずカバンに入れ、移動の際は出来るだけタクシーを利用する。ATMを利用する際も周りに細心の注意を払い、お金を財布に入れながら出てくるようなマネはしない。また、拳銃やナイフなどで脅された場合は抵抗すると本当に刺されたりする場合もある。そもそも危険なエリアを事前に把握し絶対に近づかないことが必要だ。危険なエリアに関しては次の〈ロサンゼルスで犯罪が発生しやすい場所〉を参考にしてほしい。
サウス・ロサンゼルス(South Los Angeles)
コンプトン(Compton)
イングルウッド(Inglewood)
スキッド・ロウ(Skid Row)
友人の車やレンタカーで移動する場合も、移動中は窓の外の風景を意識して見ておく必要がある。ロサンゼルスは、観光地とギャングが抗争を広げる危険地帯が入り組んでいるので、突然町の様子が変わってしまうことがある。人の気配が全くしない・建物などへの落書きが急に多くなった・鉄格子の付いた窓や割られた窓が多い・ゴミが散乱していて町全体が汚れている等の特徴が出始めたら、そこはかなりヤバイ。日中であっても決して車を止めて車外に出るようなことはせず、可能ならフリーウェイに乗るなどしてすみやかにその場を離れよう。
一目で観光客とわかる外見もなるべく避けたい。観光マップや旅行雑誌は事前ににしっかり確認しておき、道端ではむやみに広げない方がよさそうだ。また日本人はお金持ちな上に性格が優しいと認識されているので、よからぬ輩に狙われやすい傾向にある。アクセサリー類の多さ、メイク、ファッションなどを参考にアメリカ人は日本人と見抜くので、おしゃれに気合いを入れすぎてしまうと招かざる客を引き寄せてしまうかもしれない。ロサンゼルス流に、動きやすいカジュアルファッションでの観光がおすすめだ。
注意を払いながら観光することでほとんどの犯罪からは逃れられるが、不幸にも犯罪にあってしまった場合は、被害を最小にとどめるためにも迅速な行動が必要だ。
Los Angeles Police Department Headquarters
■住所:Jl. 100 W 1st St, Los Angeles, CA 90012
■電話番号:+1 213 486 1000
まずは警察に出向いて盗難を報告し、パスポートが盗まれたという証明書(ポリスレポート)を発行してもらおう。その証明書を持って最寄りの日本大使館に行き、旅券の失効手続きに入る。また、手続きをスムーズに行うためにも、予めパスポートの番号を控えておくと良いだろう。
在ロサンゼルス日本国総領事館
■住所:350 S Grand Ave, Los Angeles, CA 90071
■電話番号:+1 213 617 6700
ロサンゼルス5日間 77,800円-
成田空港を夕方に発ち、到着は昼間のロサンゼルス。5日間という短い旅程ながら現地の滞在時間を可能なかぎり長く取った、お手頃価格の弾丸ツアー。当地では自由に行動し、困った時はH.I.S.が日本語対応でバックアップしてくれる。お得なプランだ。人気記事