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ヒューストンの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

ヒューストンはアメリカとメキシコの国境近く、テキサス州南東部に位置する都市で、人口もテキサス州最多、全米でも第4位の都市である。ヒューストンと言うと、宇宙アメリカ航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターが有名だ。最先端の宇宙工学を誇るヒューストンだが、歴史を見ると、1836年にヒューストンと名前がついてから、海港や鉄道交通、その後は綿花の集散地として栄えてきた。更に1901年には油田が見つかったことから石油精製・化学も発展すると言うように、様々な変化を遂げてきた街である。そんな街で、昔からずっと愛されている代表料理を紹介する。

ガンボ(Gumbo)

  • ガンボとは、ヒューストンをはじめ、アメリカ南部のメキシコ湾一帯で食べられているスープで、オクラや、フィレパウダーを使ってとろみを付けたものを指す。オクラを使ったガンボは、ねっとりと糸を引くのが特徴だ。ヒューストンでは、シーフード・ガンボ と呼ばれる、カニ、ザリガニ、魚などの魚介類を使ったものが多い。また、ガンボにはセロリとピーマン、タマネギが必須とされ、これらは「聖なる三位一体」と呼ばれている。白飯にかけて、混ぜて食べることが多い。

  • シプレイドーナッツ(Shipley Do-Nuts)

  • 1936年にローレンス・シプリー(Lawrence Shipley)がヒューストンでドーナツの卸売りを始めたのがきっかけで、現在はアメリカ南部6つの州に200以上の店舗を持つドーナツショップだ。ヒューストン内だけでも90店舗もあるというこのドーナツショップは、日本人にもおなじみのふんわりとしたイーストドーナッツから、チョコやクリームが入ったケーキドーナツまで、$1程度で買える良心的値段も魅力の1つだ。スイーツはとにかく甘いというアメリカにおいて、ここのドーナツはほどよい甘さで日本人の口に合うこと間違いなしだ。

  • チリコンカーン(Chili Con Carne)

  • ヒューストンのあるメキシコ州で有名な料理と言えばTEX-MEX料理(アメリカ風メキシコ料理)だが、その中でも本場のメキシコ料理にはない、アメリカオリジナルのTEX-MEX料理と言えば、チリコンカーンだ。一般的に数種類の豆と肉を煮込んだ料理と認識されているが、ここヒューストンのチリコンカーンはトウガラシ以外の野菜は入れず、牛肉や仔牛肉を一口サイズか粗挽きにして煮込む。また、豆もいっさい入れず、見た目た単なる牛肉の煮込みに見えるが、さまざまな香辛料を使っており、その複雑な味はぜひ一度試してみたい一品である。

  • ファヒータ(Fajitas)

  • こちらもTEX-MEX料理の代表料理の一つで、焼いた肉をトルティーヤと呼ばれる小麦でできた薄い皮に乗せて食べる料理だ。本来は、牛肉のハラミ(横隔膜)だけを使用していたが、現在では様々な部位の牛肉はもちろん、豚肉に鶏肉、エビなどのシーフードを利用しているものもある。熱い鉄板で焼かれた肉と細切りのタマネギやピーマンを、付け合わせの細切りレタス、サワークリーム、ワカモレ、擂り下ろしたチーズなどを好きな割合でトルティーヤに巻いて食べると、口の中で、肉の旨味と付け合わせの味が口の中で混ざり合い、これぞTEX-MEXという味が堪能できる。

  • フィレミニヨン(Filet Mignon)

  • ヒューストンと言えば、ステーキを忘れてはならない。ヒューストンのあるテキサス州は、約100年前にミートマーケットがあり、そこでBBQが生まれたと言われるほど、肉とは切っても切れない仲だ。そんな肉天国、ヒューストンでお勧めなのはPappas Bros. Steakhouse(パパス・ブラザーズ・ステーキハウス)のFILET MIGNON(フィレミニヨン)だ。 この店は高級ビーフや米国農務省認定のプライムビーフのみを使用し、更に肉を最低28日間乾燥熟成させるというこだわりよう。そのこだわりから生まれたFILET MIGNONは、アメリカのステーキとは思えないほど、柔らかくジューシー。量も8、10、12ozから選べるので、お腹のすきぐあいに合わせて選べるのも魅力の一つだ。

  • (Photo by brando.njeffreyw Steve Snodgrass Jack Liddon Karl Baron Quinn Dombrowski)