オアフ島ホノルル
38件
チャイナタウン
多国籍文化のエネルギーがあふれる街
ホノルルのビジネス街、ダウンタウンの西側にあるチャイナタウン。かつて、農園で働くためにハワイにきた中国人の移民たちが築いた街である。歓楽街として最も栄えたと言われる1930年から40年頃は、いかがわしい酒場や売春宿が並ぶ危険な場所であった。
モアナ・ホテル
ワイキキ初の大型ホテル
1901年、ワイキキ・ビーチのの地主、ウォルター・ピーコックにより建造。設計はオリバー・トラプハーゲン。その後、所有者が変わり、増設、改築を繰り返し今に至る。「ハレクラニ」や「ロイヤル・ハワイアン」と並ぶホノルルを代表する高級ホテルである。
イオラニ・パレス
アメリカ合衆国唯一の宮殿
1882年、ハワイ王朝7代目カラカウア王によって建設され、1893年に白人によるクーデターで8代目リリウオカラニ女王が王位が剥奪され、王政が廃止されるまでの11年間、公邸として使用されていた。ヨーロッパの宮殿に比べると、華美な外見ではないが、当時としては珍しい照明設備や水洗トイレ、電話などが設置されていた。
セント・ピータース・エピスコパル教会
オアフ島最古の美しいステンドグラス
ダウンタウンの中心地にあり、青空に映えるとがった三角屋根と真っ白い壁が美しいこの教会は1914年に創建された。一番の特徴は祭壇の後ろにある十字架のモチーフのオアフ島最古のステンドグラスだ。
デューク・カハナモク・ビーチ
2014年全米1位に輝いたビーチ
ワイキキビーチの西端にあるヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート前に位置する。オリンピックの選手でもあった伝説のサーファー、デューク・カハナモクの名前が由来となっているビーチ。2014年「全米ベストビーチ」の第1位に選ばれた。水質、砂、治安、衛生面など50の評価項目を調査し、選ばれる。ヒルトンの宿泊者以外も利用可能。
ワイキキの魔法石
ワイキキビーチのスピリチュアル・スポット
スピリチュアルスポットが数多くあるハワイで、ワイキキにある「魔法石」。16世紀にタヒチから来た4人のカフナ(祈祷師・神官)が、この地を去るときにマナ(治癒力と癒しのパワー)を吹き込み、現在もワイキキにヒーリングのパワーを発し続けているといわれている。
ホノルルハレ
クリスマスシーズンは大賑わい
家や建物、集会所の意味を持つ「ハレ」。ホノルル・ハレはホノルル市庁舎をさす。スペイン建築様式の赤い屋根を持つかわいらしい建物は1927年に建造。国家歴史登録材に登録されている。正面の芝生には9・11事件の犠牲者のための「永遠の炎の記念碑」が建てられている。ハワイでキャンプ場を利用したいときなど、いろいろな申請ははこちらで行う。
YWCA
日本人女性の地位向上も助けたYWCA
アメリカで初の女性建築家であるジュリア・モーガンが設計した、イオラニパレスの西側にある美しい建築物。1927年に完成した。当時の女性のための能力向上を目的として設立したYWCA・Laniakea。のちの1906年にUSのYWCAに加盟し、デニスや水泳などのプログラムも取り入れた。当時のメンバーにはクイーン・リリオカラニがいる。
ダミアン神父像
ハワイの守護者
ベルギー出身の宣教師であるダミアン神父。本名はジョゼフ・ドゥ・ヴーステル。1864年、病に倒れた兄に代わり、ハワイへ宣教師として派遣され、司祭となりハワイ各地で活動をしていた。
トーマス・スクエア
小さいけれど歴史のある公園
ベレタニア通りをはさむ、ホノルル美術館の向かいにあるトーマス・スクエア公園は、1950年に作られたホノルルで最も古い公園。1840年代初頭、カメハメハ3世の王国復古に尽力したイギリス人海軍将官リチャード・トーマスに対する敬意を表し名付けられた。