建築物
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本願寺
ハワイに点在する、日系人の心のよりどころのひとつ
南国の空の下にひっそりとたたずむ「本願寺」は、1904年に造立された浄土真宗系の仏教寺院である。マウイ島の開放的で自然にあふれた雰囲気とはまた違ったこちらの寺院は、ハワイ在住の仏教徒にとっては貴重な心のよりどころのひとつにもなっている。
YWCA
日本人女性の地位向上も助けたYWCA
アメリカで初の女性建築家であるジュリア・モーガンが設計した、イオラニパレスの西側にある美しい建築物。1927年に完成した。当時の女性のための能力向上を目的として設立したYWCA・Laniakea。のちの1906年にUSのYWCAに加盟し、デニスや水泳などのプログラムも取り入れた。当時のメンバーにはクイーン・リリオカラニがいる。
アフエナ・ヘイアウ
カメハメハ大王ゆかりの地
カメハメハ大王が所有していた、晩年をすごした家があるヘイアウ。カイルア・コナのキング・カメハメハ・コナ・ビーチホテルの敷地内にあり、農耕の神「ロノ」が祀られている。ヘイアウとは古代ハワイの神殿のようなもので、神が宿る神聖な場所として、祈りをささげる場所であった。また、カイルア・コナは、カメハメハ大王がハワイを統一したのにち首都として定められ、大王はじめ、側近…
オニズカ・ビジターセンター
素晴らしい星空を見に行こう
マウナ・ケア山の中腹、高度2,800mにある休憩所。マウナ・ケアに関する安全面や健康面の教育や案内所も兼ねている。マウナ・ケア山の頂上まで行く場合は必ずここで30分以上休憩をし、高度に慣れるようにする重要な場所で、トイレ設備も整っており、簡単な食料品や温かい飲み物を買うことができるため、団体ツアーの場合もここで休憩をとる。
ダミアン神父像
ハワイの守護者
ベルギー出身の宣教師であるダミアン神父。本名はジョゼフ・ドゥ・ヴーステル。1864年、病に倒れた兄に代わり、ハワイへ宣教師として派遣され、司祭となりハワイ各地で活動をしていた。
パイオニア・イン
マウイ島最古のホテルで、オールドアメリカンの良き時代を体感
ラハイナ港のすぐ目の前にある「パイオニア・イン」は、1901年に創業したマウイ島最古のホテルであり、ハワイ全体でも初期のころに誕生したホテルである。アメリカンスタイルの風情と古めかしさを感じる外観は、ハワイ、そしてオールドアメリカンの良き時代を体現していると言えるだろう。
ハワイ州最高裁判所
ルネッサンス調の荘厳な建造物
「アリイオラニ・ハレ」と呼ばれるハワイ州最高裁判所。ハワイ語で「天の王様たちの家」の意味を持つ。カメハメハ5世が計画し、建造させていたが、完成する前に亡くなったため、宮殿として使われることはなかった。1847年完成。州と国の歴史的建物として指定されている。
マウナ・ケア天文台
天体観測に絶好の地
標高4,205メートルのマウナ・ケア山頂には世界11か国、13基の天体望遠鏡がある。日本が誇る国立天文台ハワイ観測所のすばるもその1つ。山頂へと続く道を登っていくと、森林限界を超えているので荒涼とした地が現れ、そこに13基の天体望遠鏡が並ぶさまはまるで異世界に来たよう。
カメハメハ大王像
ハワイのシンボル
1810年、長い戦いの末にハワイ諸島を統一、初代国王となったカメハメハ大王。1883年、カラカウア王の戴冠式に奉納されたアリイオラニ・ハレ前に設置されている物を含め、全部で4体ある。
カメハメハ大王像(カパアウ)
カメハメハ大王像のオリジナルはこちら
ハワイ王国の初代国王のカメハメハ大王。1880年にカラカウア王により偉大な功績をたたえるために銅像をヨーロッパで作らせたが、輸送途中に南大西洋フォークランド諸島沖で船が沈んでしまい、急きょ2体目を作り奉納されたものが現在のホノルルのアリイオラニ・ハレにある。