【96ツアーから厳選】満足度の高いおすすめペトラ（遺跡）ツアー6選

ペトラ（遺跡）を訪れるツアーの特徴

ペトラ（遺跡）は、ヨルダン南西部、死海とアカバ湾に挟まれた渓谷に位置している。多くのツアーは、ヨルダンの首都アンマンを出発地として、車で3時間ほどの距離を現地まで送迎してくれる。

ツアーでは、紀元前1世紀頃から一帯に定住し、数世紀に渡って栄えた「ナバテア人」たちが岩壁を掘って作り上げた街の一部を遺跡として見学することができる。また、死海が比較的近くに位置しているため、ペトラとともに死海にも足を運べるツアーが多く催行されており、人気を博している。

ペトラを訪れるツアーは、アンマンから貸切車で日帰り観光できるもの、1泊2日で死海とペトラを満喫するもの、ヨルダンの見どころを周遊するものなど様々だ。スケジュールや見たいものに合わせて、自分にぴったり合ったプランを選択しよう。

ペトラ遺跡観光の概要

ペトラ遺跡を代表する建築物が、映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の舞台ともなった宝物殿「エル・カズネ」だ。遺跡の入り口から「シーク」と呼ばれる岩の裂け目を歩くか、馬やラクダに乗るかして進んでゆくと、正面に忽然と現れる美しい建物。

ペトラを訪れるなら必ず目にすることになるだろう。そのほかにもペトラには紀元前〜8世紀にかけて作られたものとは思えない精緻な岩窟彫刻の建築物が多数点在している。

全体の80％が未発掘と言われ、多くの人々の心を魅了するペトラの美しく謎めいた姿は必見だ。

ペトラ遺跡のツアーで訪れる代表的なスポットの解説はこちら＞＞

ペトラ遺跡のおすすめツアー6選

プラン名 (クリックで詳細)	値段	所要時間
①ペトラ・死海・ワディラム砂漠1泊2日ツアー	USD406.00-	2日間
②ホテルが選べるペトラ・死海1泊2日ツアー	USD369.00-	2日間
③貸切車・英語ガイド付き日帰りツアー	USD244.00-	14時間
④ペトラから死海へリゾート1泊2日ツアー	USD388.00-	2日間
⑤幻想的なペトラ遺跡ナイトツアー	USD44.50-	2.5時間
⑥4泊5日ヨルダン満喫周遊ツアー	USD637.50-	5日間

① ヨルダン周遊！必ず行きたい3つの名所ツアー

② 1泊2日でペトラ遺跡と死海を堪能！選べるホテルがうれしいツアー

③ 貸切車で楽々！ペトラ遺跡を一日満喫ツアー

④ ペトラ遺跡と死海をまわる！死海のリゾートホテルで宿泊するツアー

⑤ キャンドルの炎で見る遺跡。神秘の夜を体験するツアー

⑥ 5日かけて名所を満喫！ヨルダンを知り尽くすツアー

※本サイトの内容は、2019年3月時点の情報に基づき作成したものです。ツアーの諸条件は変更になる場合があり、本サイトはその内容を保証するものではありません。

ペトラ（遺跡）ツアーで訪れる代表的なスポットの解説

スポット名 (クリックで詳細)	特徴
①ペトラ（遺跡）	世界最古級の町の遺跡
③死海	世界で一番海抜の低い「楽園」

①ペトラ（遺跡）

ペトラ遺跡は、ヨルダンの死海から南へ約80キロメートル、アカバ湾との間の渓谷にある、岩をくり抜いて作られた建物群の遺跡で、世界最古級の町と言われる。「ペトラ」とは、ギリシャ語で「崖」のこと。

この一帯には、紀元前1200年頃から人が住んでいたとされる。紀元前6世紀頃には遊牧民族ナバテア人が定住し、砂漠を移動するキャラバン隊の中継地点として栄えた。シルクロードとローマを結ぶ途中の地点でもあり、香料、絹、香辛料など高価な商品の貿易で発展した。

彼らが紀元前312年に築いたナバテア王国は栄えたが、ローマ帝国やイスラム帝国の侵攻、地震などによって徐々に衰退し、749年、ナバテア人はついにこの地を放棄した。

ペトラはその後、長らく忘れ去られる。発掘調査が行われるようになったのは20世紀初頭。広大な遺跡は現在も8割以上が未発掘と言われ、未知の世界として人々の心を魅了している。1985年には、ユネスコの世界文化遺産に登録された。

宝物殿「エル・カズネ」は、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のロケ地となったことでも知られている、ペトラ遺跡におけるもっとも精緻かつ著名な建築物。ペトラを訪れたなら必ず目にすることになるだろう。古代ギリシア建築の影響を受け、紀元前100年から紀元後200年の間に原型が造られた。

また、約800段の階段を登って向かう神殿「エド・ディル」や、3000人以上のキャパシティを誇る「ローマ円形劇場」、王族たちが眠る「王家の墓」なども見所。

②死海

ペトラ遺跡の北約80キロメートルのところに位置する塩湖。西側はイスラエル、東側はヨルダンに接している。海抜マイナス418メートルで、地表に出ている中でもっとも低い場所である。

死海の水は海水の約10倍、30％の塩分濃度を誇る。このため、浮力が非常に強く、ぷかぷかと浮かぶことができるのが特徴。また、あまりに塩分濃度が高いため、湧水の発生している1ヶ所を除いて魚類の生息は確認できず、「死海」という呼び名はこれに由来している。

死海に入ることは「入浴（Bathing）」と呼ばれ、基本的に泳ぐことはできない。あまりに塩分濃度が高いため誤飲すると体内のナトリウムバランスが崩壊したり、内臓が化学熱傷を起こす可能性があったりするためである。

入浴の際には、現地に立つ各国の言語で書かれている「安全な入浴」に関する注意事項の看板を熟読しよう。些細な傷でも塩分により激痛が走るため、ケガをしないようビーチサンダルなどを履き、シェービングなどは数日前から避けることをお勧めする。

危険は伴うが、多くの人々が死海を目指すのはここが自然につくられたリラクゼーションスポットだから。世界中のどこよりも酸素濃度が高く、湖水に含まれる「臭素」という作用が精神を安定させてくれると言われている。

また、海水の塩分が「塩化ナトリウム」なのに対し、死海は「塩化マグネシウム」で、触れても安心。とろりとした手触りの水には64種類の天然ミネラルが溶け込んでおり、美肌効果抜群だ。沿岸の泥は天然の泥パックとして使うことができ、入浴とともに楽しんでいる人が多数見られる。