世界遺産ストーンヘンジ&バースとウィンザー城 日帰り観光ツアー
郊外にある為ややアクセスしづらいストーンヘンジを始め、ウィンザー城やバースといった3つの名所を効率良く1日で巡れる大人気ツアー。チケットは予約済み、オーディオガイドもあるので効率的に、かつしっかり見学できるのがうれしい。住所
ツアーに参加するか、ビジターセンターからシャトルバスで向かう。
料金
£17.50
5歳-15歳は£10.50
学生、60歳以上は£15.80
営業時間
10/16-3/23は 9:30-17:00
3/24-5/31は9:30-19:00
6/1-8/31は9:00-20:00
9/1-10/15は9:30-19:00
休業日
12/24、12/25、12/28
HP
目次
ストーンヘンジとは、イギリス南部・ソールズベリーにある、複数の巨石がサークル状に並んだ遺跡群。紀元前約2500年-2000年の先史時代に建てられたとされ、巨石は大きいもので高さ7メートル、重さ50トンほどにも及ぶ。1986年にはユネスコの世界遺産に加えられており、また世界有数のパワースポットとも言われている。
イギリスの代表的な観光名所であり、特に夏至の日には世界中から多くの観光客が訪れる。言葉にはならない、どこか神秘的なパワーを感じることができる場所だ。音声ガイドを聞きながらゆっくり回ってみるのならば、所要時間は1時間前後をみておこう。
ロンドンからは約200キロメートルの距離があるが、日帰りバスツアーなども多く組まれており意外とアクセスしやすい。コツウォルズやバースなどの人気の街を合わせて巡るのもお勧めだ。
ストーンヘンジは謎多き遺跡だ。紀元前2500年-2000年頃に建てられたとされ、これは古代イギリス人の住んでいた場所で最古のものである。巨石はしっかりと組み合わさり安定して立ち並んでおり、太陽光の当たり方も計算されていることから、設計者は高い建築技術と天文学の知識を有していたと考えられている。
遺跡の作られた目的や、どうやって巨石を運んだのかについては、長い歴史のなかでさまざまな憶測が飛び交ってきたが未だ解明されておらず、ナスカの地上絵やイースター島のモアイ像と並ぶ世界有数のミステリースポットとしても名高い。しかし、近年では最新の機器による地下の探索などにより、少しずつ明らかになってきた部分もある。
ストーンヘンジは、サーセンストーンと呼ばれる砂岩と、ブルーストーンと呼ばれる玄武岩から構成されている。サーセンストーンはストーンヘンジから約30キロメートル離れたマルバラーの丘から、ブルーストーンは約300キロメートル離れたプレセリの丘から運ばれてきたとされる。どうしてそのような遠方から岩が運ばれてきたのか、そしてどのように運ばれてきたのかには諸説あり、今なお謎深い。入り口近くの売店でオーディオガイドを借りたら、周りをぐるりと一周しながら古代の謎に思いを馳せよう。ストーンヘンジの周辺は緑豊かな牧草地。点在している遺跡もあるので、天気が良ければ散策してみるのもお勧めだ。
ストーンヘンジはそれぞれが倒れないようにきちんと計算されており、巨石が倒れないように石と石の間の凸凹を組み合わせている。また、夏至の日にはヒールストーンと言われる、石と中心部にある祭壇石を結ぶように太陽が一直線に差し込む現象が起こることから、その光を一目拝もうと世界中から観光客が訪れる。
また、ビジターセンターには土産屋も併設。リアルなストーンヘンジの模型や日用雑貨あ、アクセサリーまで多様なオリジナルグッズが揃う。カフェではパンや飲み物等の軽食を取る事ができるので観光前後の休憩に打ってつけだが、観光地らしく料金はやや高めなので注意。
さらに、ストーンヘンジの歴史を学べる博物館も見応え十分。360度のスクリーンで映し出す、ストーンヘンジ数千年の歩みは圧巻だ。巨石を運搬するときの風景を再現した展示もあり、複数の観点からストーンヘンジを捉え直す事ができる。
Waterloo駅からナショナルレールでSalisbury駅に向かい(約1時間半)、駅前の専用シャトルバスに乗車してストーンヘンジのビジターセンターへ(約30分)。シャトルバスは30分-1時間おきに発車しており、車体にストーンヘンジがプリントされているのですぐに分かる。料金は前払い制で、事前予約の必要はない。ビジターセンターに到着したら、専用の無料シャトルバスに乗り継いでストーンヘンジの近くに向かおう。車内では無料wifiも利用できるのが嬉しい。
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