朝は観光、午後はゆっくり自由に♪ロンドン半日観光ツアー
ロンドンの定番観光スポット、ケンジントン宮殿・ウェストミンスター寺院・バッキンガム宮殿を楽々観光できるプラン。バスの車窓から町並みも堪能、人気の衛兵交代式も押さえられて効率的。12時解散で午後からの時間もフル活用できる。住所
Kensington Gardens, London W8 4PX
地下鉄Central線Queensway駅
料金
・2016/3/1-2016/10/31
£18
学生と60歳-は£14.3
16歳未満は無料
・2016/11/1-2017/2/28
£16.5
学生と60歳-は£13.7
16歳未満は無料
※オンラインでチケットを購入する場合はそれぞれ£1.1がディスカウントされる
営業時間
3月-10月は10:00-18:00
11月-2月は10:00-17:00
※最終入場は閉館の1時間前
休業日
12/24-12/26
HP
http://www.hrp.org.uk/KensingtonPalace/
フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語
目次
ケンジントン宮殿は、ウェストミンスターの公園ケンジントン・ガーデンズ内に位置する王宮だ。今はウィリアム王子一家が住んでいるのだが、なんと宮殿の一部分がミュージアムとして一般公開されているのだから、イギリス王室の懐の広さが窺える。周囲のケンジントン・ガーデンズも非常に美しい庭園なので、花の咲き誇る春頃に合わせて見学してみてはいかがだろう。
もともとはノッティンガム伯爵のための邸宅だったが、17世紀末にウィリアム3世が買い取って以降は、代々王族の住む宮殿となっている。今でこそこの一帯はロンドン中心部であるが、それは時代とともに市街地が拡大された結果の事。宮殿が建設された当初は郊外の田園地帯で、王族がゆったりと過ごすのに最適の場所だった。ロイヤルファミリーが代々邸宅にしており、ヴィクトリア女王やアン女王、ダイアナ妃などが居住していたことでも有名だ。
代々王族が実際に暮らしてきた場所だけあり、ケンジントン宮殿の展示物は王族関連の貴重なものが目白押しだ。ヴィクトリア女王の愛用品や、ダイアナ妃が描かれた壁画を始め、絢爛豪華な宮殿の内装にも注目したい。
中でも必見なのは、ヴィクトリア女王のウェディングドレス。ヴィクトリア女王が結婚したのは1840年だが、このときに着用したドレスが真っ白だったのだ。「そんなこと当たり前だろう」と思う人もいるかもしれないが、実は当時、結婚式の際に白いドレスが選ばれることはほとんどなく、かなり大胆なセレクトだったのだ。これ以降、庶民の間でも白いウェディングドレスを着ることが流行し、いつしか定番となった。いわば、現代に通じるウェディングドレスの元祖なのだといえるだろう。
ケンジントン・ガーデンズは、ウェストミンスター地区とケンジントン地区にまたがる王立公園だ。ロンドンは広い公園の多い都市として知られているが、このケンジントン・ガーデンズも例外ではなく、275エーカーもの敷地を持っている。敷地内の庭園は美しく整備されており、ビクトリア女王の夫のアルバート記念碑やピーター・パン像、サーペンタイン・ギャラリー、ラウンド・ポンド(池)等の見どころも盛りだくさん。特に春から夏にかけては色とりどりの花が咲き誇るため、ピクニックやジョギングを楽しむ人々で溢れることとなる。とにかく広大で落ち着けるスポットなので、都会の喧噪を離れて一息つきたい人にも打ってつけだ。
なお、すぐ東側にはロンドン随一の公園であるハイド・パークもある。隣接しているためこちらもハイド・パークの一部だと解釈されることもあるが、公的にはあくまでも別々の公園なので、観光の際には混乱しないようにしよう。
さすが紅茶の国イギリスというべきか、ロンドンの公園では、園内に人気のカフェがあるというケースも珍しくない。ケンジントン・ガーデンズの敷地内にあるティールーム「オランジェリー」では、本格的な3段トレーのアフタヌーンティーを£15と比較的手頃なお値段で楽しめる。オランジェリーとは「オレンジの温室」と言う意味で、元々はアン王女がオレンジやレモン等の柑橘系の果物を栽培していた場所。高い天井と白で統一された室内は上品かつ開放的な雰囲気だ。窓からは美しいオランダ・ガーデンが広がり、優雅な午後のひと時を演出してくれる。食べきれない分は持ち帰りできるのも嬉しいところ。行列ができる事が多いので、あらかじめ予約してから向かうのがお勧めだ。
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