世界遺産グリニッジ訪問プランあり!ロンドン半日観光ツアー
バッキンガム宮殿はもちろん、ロンドン・アイなど主要観光地を4-5時間で網羅できる濃厚なバスツアー。場所取りが難しい衛兵交代式もベストスポットで見学できると評判。ガイドは日本語で解説もわかりやすく、下見としてもおすすめ。住所
地下鉄Jubilee、Piccadilly、Victoria線Green Park駅
地下鉄Circle、District、Victoria線Victoria駅
料金
・クイーンズ・ギャラリーとロイヤル・ミューズ共通チケット
£19
60歳以上、学生は£17.3
17歳未満は£10
家族(大人2人と17歳未満3人)は£48
5歳未満は無料
・ロイヤル・デイ・アウト(宮殿内部見学、クイーンズ・ギャラリー、ロイヤル・ミューズ共通チケット)
£42.3
60歳以上、学生は£38.5
17歳未満は£23.3
家族(大人2人と17歳未満3人)は£107.9
5歳未満は無料
※入場料は毎年変更があるので公式HPを参照のこと
営業時間
・宮殿内部見学
7/21-8/31は09:30-19:00(最終入場は17:15)
9/1-9/30は09:30-18:00 (最終入場は16:15)
※毎年変更があるので公式HPを参照のこと
・クイーンズ・ギャラリーとロイヤル・ミューズ
10:00-17:30(最終入場は16:15)
休業日
・宮殿内部は例年8月から9月にかけての女王のスコットランド滞在期間のみ入場可
・クイーンズ・ギャラリーとロイヤル・ミューズは原則無休
※王室イベント等の都合で臨時休業あり
HP
http://www.royalcollection.org.uk/visit/the-state-rooms-buckingham-palace/plan-your-visit?language=ja
日本語、フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、中国語、ポルトガル語
目次
ロンドンの観光スポットといわれて、誰もが思い浮かべるのがこのバッキンガム宮殿ではないだろうか。イギリス王室を象徴するネオクラシック様式の宮殿は、そのままロンドンの象徴的存在ともいえる。
世界に有名な宮殿はたくさんあるが、バッキングガム宮殿が特徴的なのは、現在も使用されている王宮だという点だろう。エリザベス女王は現在でもバッキンガム宮殿に滞在して公務を行い、週末はウィンザー城で生活している。賓客をもてなす場としても利用されており、原則的には関係者以外の内部への立ち入りは認められていないが、女王がスコットランドに避暑にいく夏の間だけ一般にも公開される。せっかく見学するのであれば時期を合わせたいところ。
ちなみに、宮殿の屋上に王室旗が掲げられていたら女王の在宅、イギリス国旗が掲げられていたら不在を意味している。訪れた際にはぜひ確認してみよう。
もともとバッキンガム宮殿は公爵ジョン・シェフィールドが自身のために建てた宮殿で、当初は比較的質素な邸宅だった。その後1761年にジョージ3世が私邸として譲り受けると、以後は王室に利用されるようになった。1837年に全面改築しヴィクトリア女王が移り住んで以降は、王室公式の宮殿という位置付けになっている。
バッキンガム宮殿に訪れる際には、スケジュールをじっくり練る必要がある。なぜなら、ロンドン名物として見逃すことのできない重要イベント「衛兵交代式(Changing The Guard)」があるからだ。
衛兵交代式は、その名の通り宮殿の護衛を担当している近衛兵が交代する儀式のこと。黒と赤の美しい制服に身を包んだ衛兵たちが、楽隊や騎馬隊とともに一糸乱れぬパフォーマンスでパレードする由緒正しき儀式で、一度目にすればその隊列の美しさに目を奪われること請け合いだ。
宮殿内部が夏しか公開されないのに対して、衛兵交代式は通年行われている。4月-7月末までは毎日11:30から5分程度、その他の時期では隔日(奇数日)に行われる。詳細はこちらのホームページを参照(外部サイト)。料金も不要である為、気軽に見にいくことができるのも嬉しい。ただし人気のイベントである為、時間ぎりぎりに行くと良い場所を確保することはできないので注意したい。
バッキンガム宮殿には、全部で775の部屋がある。毎年夏の一般公開時期になると、この内19の広間と庭園に立ち入ることが許される。イギリスでも特別美しい部屋と有名の青の客間(ブルードローイングルーム)や金色の手すりが美しい大階段(グランドステアケース)等、見学できる広間や庭はそれぞれ異なるコンセプトを持っており、建築ファンやインテリアファンであれば個々の部屋を見るだけでも垂涎物だ。もちろんエントランスや階段にも精密な装飾が施されており、すべてが見どころとなっている。イギリス文化と芸術の粋が結集した豪華絢爛な宮殿は、イギリスの歴史そのものを閉じこめているかのようだ。観光資源保持とセキュリティ保護の観点から写真撮影は一切禁止なので、その目でしっかりと焼き付けよう。
また、東のギャラリーでは毎年違った特別展も開催されているため、リピーターにも楽しめる作りとなっている。2016年にはエリザベス女王の生誕90年を祝し、ウィンザー城とホリールード宮殿も併せた3ヶ所で女王のドレスやアクセサリーを多数展示する大エキシビジョンが開催されている。
バッキンガム宮殿に併設している2つのギャラリーのうちのひとつがクイーンズ・ギャラリーだ。こちらは文字どおり王室のコレクションが展示されたギャラリーで、世界的名画から伝統的ドレス、軍服や剣までさまざまな品を観賞できる。アート好きやアンティーク好きは必見だ。
宮殿併設のもうひとつのギャラリーがロイヤル・ミューズ。ミューズ(mews)とは馬屋を意味する英語で、王族が使用する馬車や車の展示場となっている。王位継承用のきらびやかな馬車や、実際に馬車を引く白馬も見られる。馬への高い関心をもつエリザベス女王らしい展示といえるだろう。
すぐ近くに地下鉄の駅があり、初めて訪れる人でもスムーズに目的地までスムーズにアクセスすることが可能だ。観光客も多く訪れているので、迷う事はないだろう。
Jubilee、Piccadilly、Victoria線Green Park駅を利用する場合も同じくバッキンガム・パレス・ロードに出て、南方向に進めば良い。
チケットは宮殿入口で購入できるが、宮殿内部見学は大人気なので10日-1週間前までにはネット等を利用してチケットを予約しておきたい。当日券を希望する場合は9:00前には並んぼう。
特にお勧めなのは、宮殿内部と2つのギャラリーを併せて観光できるチケット「ロイヤル・デイ・アウト」。予約時に入場時間を指定する必要があるので注意してほしい。
その他、宮殿内部のみを見学する為のチケットやギャラリーのみを観賞できるチケットもあるので、時期や目的に合わせて選ぼう。宮殿内部の見学では、日本語のオーディオガイドが付いてくるのが嬉しいところ。オプショナルツアーも豊富で、イギリスの歴史や建築について造詣を深めることができる。
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