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2017/05/05 更新
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14, Avenue de la Paix, CH-1211 Geneva 10
トラム13番、15番またはバス5番、11番、F番、V番、Z番線 Nations駅
料金
CHF12
※ガイドツアーの料金
営業時間
10:00-12:00、14:00-16:00
※7月、8月は昼休みなしで営業
※会議等ある場合は変更あり
休業日
土曜、日曜
ほか、公式行事開催時は見学不可
HP
目次
ジュネーブは、1929年に国際連盟(旧国連)の本部が設置された場所だった。
その後国際連盟は解体されたが、現在の国際連合が誕生してからも、この建物はヨーロッパ本部として使用されている。
国連の事務所としては、ニューヨーク本部に次いで2番目の規模を誇っている。
スイスは長年、永世中立国としての立場を堅持してきた国であるため、21世紀に入るまでは国連にも加盟していなかった。
そうした中立的な立場だからこそ、常にヨーロッパにおける国際会議の舞台として重宝されてきたわけである。
国際連合には、2015年現在で193の国が加盟している。
この本部エントランスには、そんなすべての加盟国の国旗がずらりと並べられているのだ。
また、その中心には国連旗がはためいている。
アールデコ建築の威厳ある建物と色とりどりの万国旗とのコントラストは、単純な見た目だけでも美しい。
まさしく、一目見て「ここが国際政治の中心なのだ」とわかる象徴的な光景なので、しっかりと目に焼き付けたい。
たとえばエントランス正面には、ダニエル・ベルセの巨大彫刻『壊れた椅子(Broken Chair)』がある。
一見するとただの大きな椅子だが、この椅子は脚が一本失われている。地雷廃絶への願いが込められた作品なのだ。
ほかにも、建物内部には所狭しと各国の芸術品が並べられている。
国際連合ヨーロッパ本部は、国際政治の中心的機関だ。観光客のみならず世界中から要人も訪れる場所なので、当然ながらアクセスはかなり容易になっている。
▪️鉄道の場合
ジュネーブの中央駅であるGare CFF de Geneve-Cornavin駅(一般には単に「Cornavin」とだけ表記されるので迷わないようにしよう)から向かう場合は、トラム13番または15番に乗る。
Nations駅で下車すれば、北側に緑豊かな公園が見える。
国連ヨーロッパ本部はその公園内にある。
▪️バスの場合
バスの場合も同じくNations駅で降りよう。
この停留所を通っているバスは全部で10系統あるが、5、11、F、V、Zといったあたりを利用するのが便利だ。
Cornavin駅からアクセスするときは、8番は少々遠回りすることになるので注意したい。
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