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バレンシア旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

初めてバレンシアに訪れるなら、まずはこの定番スポットをチェック。 絶対行くべき定番のおすすめスポットを厳選した。バレンシアは、スペイン第3の都市であり、地中海に面した暖かい都市である。バレンシアには、世界遺産に登録されているラ・ロンハ、国立陶器博物館、バレンシア大聖堂など有名な観光名所が点在する。3月には、サン・ホセの火祭りと呼ばれる3大祭りのひとつが開催され、多くの人々で賑わうのだ。また、日本でもおなじみのパエリアの発祥の地でもあり、バレンシア料理や地中海料理を楽しむのもおすすめである。

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

  • ラ・ロンハ・デ・ラ・セダは、15世紀末に建てられた絹の取引所であり、世界遺産に登録されている。かつて経済的発展を遂げたバレンシアの姿が見て取れるゴシック様式の建物は、外観や内部の天井・柱などに特徴が表れている。美しく天井まで伸びる螺旋状の柱や、広々とした内部空間は、楽園をイメージして建てられたと言われている。青い空と海をイメージして造られたステンドグラスは、光があたると幻想的で美しい。世界遺産にもなっているラ・ロンハ・デ・ラ・セダは、バレンシア観光では訪れたいおすすめの名所である。

  • 国立陶器博物館

  • バレンシアは陶芸が盛んな地域であり、国立陶器博物館には、個人によって収集された陶器コレクションが展示されている。元々宮殿であった国立陶器博物館の豪華絢爛な外観と内観には、圧倒されるだろう。館内には、バレンシア3大陶器であるパテルナ、マニセス、アルコラを初め、5000点以上の陶器が展示されている。また、日本や中国から輸入された磁器や陶磁器などの家具も展示されており、とても興味深い。国立陶器博物館は、煌びやかな建物と珍しい数々の陶磁器の展示が楽しめるおすすめの観光名所である。

  • メルカード・セントラル(中央市場)

  • メルカード・セントラルは、ガラスドーム型の美しい市場で、地元の人々を中心に賑わっている。約300店舗もの店が連なるメルカード・セントラルでは、肉類・野菜・魚介類など様々な食材がそろい、お土産として真空されたハムやソーセージなどを購入することもできる。午前中だけの営業となるため、朝早くから出かけたい観光スポットである。またメルカード・セントラルの近くには、カフェやバルなどもあるので、ショッピングの後は、パエリヤやバレンシア料理を楽しむのもおすすめである。

  • カテドラル

  • カテドラルは、旧市街地の中心部に位置し、150年以上の年月をかけて建設されたゴシック様式とバロック様式が混在した大聖堂である。八角形の鐘楼やミゲレテの塔が印象的であり、塔に登るとバレンシアを一望することができる。キリストが最後の晩餐に使用したと言われている聖杯が展示されているのも見どころである。また、アラバスタ―の祭壇の窓や、ゴヤの作品なども展示されている。カテドラルは、ラ・ロンハや中央市場、国立陶磁器博物館からも近く、観光名所が集まる場所にあるので、ぜひ訪れたい名所である。

  • ファージャス

  • ファージャス は、別名「サンホセの火祭り」と呼ばれており、スペインの3大祭りとして多くの人々で賑わう。ファージャスは、毎年3/14から3/19まで開催され、その迫力に観客は圧倒されるだろう。3月に入ると街のあらゆるところで、爆竹を鳴らしあうのが特徴で、音と煙に包まれる。夜には街はライトアップされ、昼間とは違った街の姿はとても煌びやかで、イルミネーションを楽しむのも良いだろう。祭りが始まる前に飾られるファジャと呼ばれる人形は、最終日にはすべて燃やされ、火祭りの大迫力に人々が魅了される。バレンシアを旅行するなら、ファージャスが行われている期間に訪れるのもおすすめである。

  • (Photo by Ken Yamaguchi)