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バレンシアの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2018/01/16 更新

バレンシアへ行ったら食べてたい、名物料理5選をご紹介。バレンシアと聞いたらまずスペインと思い浮かべるより、オレンジの名産地と思い浮かべる方も多いだろう。もちろん、オレンジの名産地でもあるため、オレンジジュースは絶品である。しかしオレンジジュース以外にも、バレンシアでは様々な絶品グルメを堪能することができる。

パエリヤ(Paella)

  • スペインの代表料理でもあるパエリヤだが、発祥地はバレンシアだと言われている。今では特にムール貝やあさりなどが入った魚介類のパエリヤの方が日本ではよく知られているが、元祖のパエリヤに使われる材料は、スペイン米、鶏肉、ウサギ肉、トマト、パプリカ、インゲン豆、オリーブオイル、サフランなどの山で採れるものが使われる。たまにアーティチョークやグリーンピースが含まれることもある。塩、サフランのみで味付けされるため、シンプルな味わいになる。

  • アロス アル オルノ(Arroz al Horno)

  • アロスはスペイン語で米、オルノはオーブンを意味する。料理の名前の通り、米を直火などで調理するパエリヤとは違って、米をオーブンで調理する料理だ。材料は豚バラ肉、モルシージャ(豚の血を混ぜたソーセージ)、肉団子、じゃがいも、トマト、ひよこ豆、オリーブオイル、ニンニクが丸ごとが使われる。食べる際にはニンニクの皮をむいて、トマトやモルシージャなども潰して全て混ぜ合わせること。そうすることで、より深みのある味わいになる。

  • オルチャータ(Horchata)

  • オルチャータとは一言で言うと、特に夏にスペインで飲まれる定番清涼飲料である。カヤツリグサという植物の地下茎(スペインではチュファCHUFAと呼ばれている。)を絞った汁に水、砂糖などを加えて作られる。お好みで氷やシナモンなどの粉末を入れて飲まれることもある。色は白に少し黄色がかった色、クリーム色のような色である。バレンシアではカヤツリグサがよくとれ、オルチャータの産地になっており、オルチャータの専門店も多数存在する。

  • フィデウア(Fideua)

  • フィデウアーとは、Fideos(フィデオス)と呼ばれる中に穴の空いた細くて短いパスタを使って作られるパエリヤである。調理法や味付けは通常のパエリヤと変わらず、米がフィデオスに変わっただけである。通常のパエリア同様、エビやムール貝などの海鮮類と共に食べられることが多い。もともとはカタルーニャ地方が発祥の料理だが、バレンシアはカタルーニャ地方のすぐ下に位置する州なので、バレンシアでもよく食べられている。

  • ファルトン(Fartón)

  • ファルトンとは、細長く甘い菓子パンのようなもので、さっくりふんわりした食感が楽しめる。上に少し砂糖が振りかけられているものもある。ファルトンはこのまま食べても美味しいが、オルチャータに浸して食べるのが現地流。ファルトンとオルチャータはセットで頼むようにしよう。スペインではチュロスをホットチョコレートの中に浸して食べる習慣のように、パンやビスケット、マフィンなども牛乳に浸して食べることが多い。

  • (Photo by AngelTobias Abel adrian Nacho Pintos Adrián Martínez Nacho Pintos)