セビリアのお土産を買おう♪
大航海時代、隆盛を誇った大都市セビリア。そんなセビリアはお土産にも当時の色が残っています。ウイスキー、ジン、テキーラ、ワインなどのアルコール類から、カラフルな色使いと様々な絵柄が特徴の「セビリア焼」の陶器、フラメンコの本場ならではの扇子などの小物、そして王室御用達のチョコレートやイベリコ豚を代表とする美味しい食べ物など素敵なお土産がいっぱいです。
①お土産を買うときの注意
消費税は商品によって変わる!
スペインには「IVA(Impuesto sobre el Valor Añadido)」と呼ばれる付加価値税がある。日本のように一律の消費税ではなく、商品ごとに税率が変わってくる。標準税率は18%で、パン、チーズ、牛乳、卵、果物、野菜、水などの生活に必要な食料品や、本や雑誌、医薬品などは4%、それ以外の食品や日用品、レストラン、ホテル、旅行は8%、アルコール、タバコ、洋服などは標準税率の18%となる。
ややこしくて大変!となりますがご安心。基本的には税込みの価格で金額は請求されるので、全て把握する必要はありません。
免税手続き
スペイン国内のtax freeの店舗で、€90.15以上の買い物をしたら、パスポートの提示と引き換えに、「免税手続き書類(グローバル・リファンド・チェック)」をもらえます。免税手続きには、その書類とレシートがセットで必要になるので、忘れないようにしよう。レシートがなかったりクレジットカードの控えであったりは認められない。基本的には、店舗がレシートを手続き書類に添付してくれる。
手続きは帰国時(EU圏最後)の空港で行う。書類、パスポート、航空券、実際に購入した商品を提示する必要があるので、購入した商品は手荷物として持っておきましょう。
為替はどうやって知るの?
HowTravelセビリアガイドブックページの、右上に記載しています。
セビリア観光ガイドブックTOP
為替レートは日々変動するので、旅行に行く前にはかならずチェックしてから行きたいところ。
持って帰れないもの
ハム、ソーセージなどの肉製品、果物は法律的に持って帰れないことになっている。税関で見つかった場合は罰金となるので気をつけよう。
②関税徹底解説
日本に帰国の際に適用される税率は、大別すると「簡易な税率が適用されるもの」、「一般の関税率が適用されるもの」、「消費税及び地方消費税のみ課税されるもの」の3つに分けられる。また、花など持ち込みが禁止されているものもあるので、せっかく購入したお土産が没収されないように注意しよう。
簡易な税率が適用されるもの
・ウイスキーとブランデー:600円/L
・ラム、ジン、ウォッカ:400円/L
・リキュール、焼酎など:300円/L
・その他(ワイン、ビールなど):200円/L
・紙巻たばこ:11.5円/本
一般の関税率が適用されるもの(一例)
・1個(1組)の課税価格が10万円を超えるもの
・お米
・パイナップル製品、こんにゃく芋、紙巻たばこ以外のたばこ、食用の海苔、猟銃
消費税及び地方消費税のみ課税されるもの
・腕時計、パソコン、彫刻貴金属製の万年筆、ゴルフクラブ、貴石(裸石)、書画、など
日本へ持ち込んではいけないもの
・コピー商品
・ワシントン条約で定められた毛皮、皮革製品、象牙製品など
・植物の種、果物、土のついた花などの植物
・肉製品(ソーセージ・ハム、点心など)
③物価徹底検証!
スペインの物価は日本と比較して基本的には高い。その中で、セビリアは比較的お財布に優しい地域となっている。
ビールなどは、€1もしないお店がいくつもある。おつまみ、前菜として出されるスペイン料理のオードブルであるタパスも€1-€3で購入できる。
日本で買うより安くてお得なもの
・現地のドライフルーツやフルーツチップスなど食料全般
・ビール
・スペイン国内ブランドのロエベなど(商品にもよる)が日本より安くなっている。
など
日本で買ったほうが良いもの
・香水
・ショッピングモール内のブランド商品(スペイン国外の)
・腕時計
など
④お勧めお土産ショップ
旅の最中、なかなかいいお土産屋さんを見つけられず、苦労した経験はありませんか?セビリアでのおみやげの購入にオススメのスポットをご紹介しましょう。
まとめて効率よくお買い物♪総合系おすすめショップ
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Centro Comercial Plaza de Armas(セントロ・コメルシアル・プラザ・デ・アルマス)市場
Centro Comercial Plaza de Armas(セントロ・コメルシアル・プラザ・デ・アルマス)市場は、コルドバに位置するセビリア近郊で最も大きい市場の一つである。旧コルドバ駅を改装して作られたショッピング・モールで、食料品から人気のファッションブランド、娯楽施設までなんでも揃っている複合施設。
⑤日本では買えないオススメお土産!
セビリアでしか買えない、必ず買っておきたいおみやげをご紹介します。
JTBショッピングのウェブサイトでは、通常スペイン現地でしか売られていないお土産を購入することができるため、お土産を買い忘れた際に利用したい。日本語ラベルが張られているものもあるが、簡単に剥がせるようにしてある。
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ハンディクラフト・工芸品
セビリアならではの工芸品である陶器や革製品がオススメだ。セビリア焼きのオブジェやお皿など、インテリアとして自宅に飾ったりしてみてはどうだろう。
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アリオリソース
にんにく入りのマヨネーズ。日本にはないが、とても美味しい。ご飯がすすむ味で、数種類ある。スーパーなどで購入できる。
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オリーブを使った化粧品類
美容意識が高まっている今、品揃えもどんどん豊富になっています。自家製、天然素材で肌に優しくきめ細かい泡が特徴的。日本人の弱い肌、乾燥肌にもぴったり。
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セビリア焼き
セビリアの特産品であるセビリア焼き。その特徴として、優しくてカラフルな色使いであることが挙げられ、主に置き時計やお皿に加工されるものが多い。セビリア焼きのお皿にパエリアなどのスペイン料理を盛り付けて食べると、セビリアでの旅の記憶を思い起こせそう。
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スペイン料理の缶詰
現地のものを食べてみたいという方にお勧め。現地の味そのままを味わうことができ、喜ばれるだろう。
⑥日本でも買えるお土産!
実は、日本でも買えるお土産があるんです!お土産を買いそびれた人必見です♪ここではお勧めのお土産をご紹介します。
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ヌガー
日本でもよく見かけますが実はスペインがルーツのお菓子。スタンダードなお土産として人気。スーパーなどで購入できる。
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アーモンド
あまり知られてないが実はアメリカに次いで世界2位のスペインはアーモンドの名産地。栄養価も高く、手頃な価格で購入出来る。
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オリーブオイル
とても有名なスペインのオリーブ。高品質で風味豊かな香りがする。
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ワイン
オリーブオイルと並んで、人気のおみやげの1つである。一大生産国であるスペインのワインフルーツのように甘く、非常に美味。
あえて現地ではお土産を買わないという選択も
ここまでセビリアのお土産について解説してきたが、あまりにお土産のことを考えすぎて、現地での観光時間が少なくなってしまうというのは元も子もない。あまり知られていないのだが、海外旅行用品で有名な
JTBショッピングのウェブサイトで、通常スペインでしか売られていないものを日本で購入することができる。しかも、日本語ラベルは簡単に剥がすことができ、そのままお土産として渡すことができるのだ。
お土産購入時間の節約や、荷物を少なくするためだけでなく、現地で気に入ったものを自分で利用する際にも使えるお勧めのウェブサイトだ。
➡JTBショッピングはこちら
(Photo by Alexander Guy)