旅行の際の気になることと言えば、観光名所やグルメ、治安のほか、旅先でのインターネット接続だろう。この記事では、スペインに旅行した際のインターネットの接続方法や料金、注意事項などをまとめて解説する。
①無料Wi-Fiの提供スポット
バルセロナ、マドリード、セビリアなどの人が多く集まる都心部では、Wi-Fiを使用できるカフェやバルがたくさんある。
利用についてはほとんどの店が無料となっている。パスワードの有無については、お店によって異なるが、パスワードがかかっている場合はスタッフに聞こう。
英語でも「Can I have the Wi-Fi password?」と言えば、教えてくれるだろう。
ファーストフード店
スペイン国内に多数あるスターバックスコーヒー、マクドナルド、KFC、バーガーキングなどで無料Wi-Fiが利用できる。
パスワードはレシートに記載されている場合もあるが、わからない場合はスタッフにヒアリングしよう。
ホテル
街中のホテルなどのロビーで無料Wi-Fiが提供されている場合がある。
緊急の場合は利用してみても良いだろう。
②ポータブルWi-Fi徹底解説
ビジネスなど、海外出張の際に候補となるのが、ポータブルWi-Fiだ。
ポータブルWi-Fiのメリットは何と言っても場所を選ばずに使用できる点。
日本の主な携帯キャリアでも、1500円/1日程度で、海外でも携帯
電話が使えるようになるプランがあるが、ポータブルWi-Fiを契約したほうが安く済むだろう。
料金や利用方法について
料金は会社によって異なるが、最低価格帯で510円/日(3G回線)、970円/日(4G LTE)程度となっている。
有名ドコロは、「グローバルWiFi」、「グローバルデータ」、「テレコムスクエア」、「ユーロデータ basic」などだ。
日本の主な国際
空港で、端末の受取と返却ができるので、自分が利用する予定の
空港で契約するのが良いだろう。
注意事項
利用には前もって予約しておくことが必須。
当日契約もできなくはないが、在庫がないなど、トラブルに見舞われかねないので極力避けたほうが無難だろう。
③現地のプリペイド携帯やSIM
プリペイドSIMカード
スペインでは、プリペイドタイプのSIMカードが普及しており、携帯キャリアと契約しなくでも気軽に使用できるのが魅力的。
また、チャージした金額分のみ使用出来るので、無駄がなく、使いすぎも防ぐことができる。
スペインで有名なキャリアは、Vodafone、T-Mobile、O2(E-Plus)という大手3社の他、blau、congstar、FONICなどのMVNOブランドが挙げられる。
プリペイドSIMカードのコストは、T-Mobileが1週間500MBで約€10.00、Vodafoneが1ヶ月1GBで€15.00など。
詳細は、現地の店員さんに聞く必要があるので、ハードルは若干高めだが、自分の携帯端末がSIMフリーモデルなら検討してみても良いだろう。
また、基本的にプリペイドSIMは3Gとなっている(より高いLTEプランも一応ある)ので、速さにはあまり期待しないほうが良いだろう。
ポータブルWi-Fi端末
大型のショッピングモールなどでポータブルWi-Fi端末の購入が可能だ。
若干値は貼るが、何よりのメリットは端末がシムフリーであること。
海外に頻繁に行く人なら、このようなシムフリー端末を購入して、別の渡航先に行った際にその国のSIMを入れて使用するといったこともできる。
プリペイド携帯
現地の友人と連絡するといった場合には、
電話とSMS専用の安価な携帯
電話を購入してみても良いだろう。
安いもので、だいたい€20ほどで購入できる。
SIMフリーモデルのスマートフォン等を購入して、日本に戻ってきてからそのまま使用してみてもいいかもしれない。
④インターネットカフェ
プリンターやスキャナを使用したい場合、インターネットカフェを利用することも可能だ。
金額はだいたい1時間€2(約300円)ほど。
注意事項
インターネットカフェを利用する際は下記のようなことに注意して利用したい。
・利用後はブラウザやSNSのアカウントはログアウトする
・アカウントやパスワードをブラウザに記憶させない
・インターネットカフェの端末でクレジットカードを使用しない
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