観光
56件
バック・ダ・ロダ橋
翼のようなアーチが美しい橋
バック・ダ・ロダ橋はバルセロナ市街の外れ、線路の上に架かる陸橋で、バルセロナで最も有名な橋だ。 躍動感のある大きなアーチが特徴で、橋桁と一体化した構造からは合理性と遊び心の両面が見てとれるだろう。 また、翼のような白い外観は空にもよく映える。 材質の堅さを感じさせず、むしろやわらかな印象さえ持たせるその姿は、まさしく建築美を体現しているといえよう。
ベリェスグアルド
屋上からの展望も楽しめるガウディ建築
フィゲーラス邸は、バルセロナを代表する建築家であるガウディが、彼の大ファンであったフィゲーラス未亡人のために建築した建物だ。 現地では「Bellesguard」の名で親しまれており、これはカタルーニャ語で「美しい眺め」という意味になる。 これは、屋上から市内を360°一望できることからつけられた名前だ。
ミラーリェス邸の石門
石門のみ残るガウディ建築
バルセロナ市内にガウディ作の建築物はたくさんあるが、中でも特に異色なのが、このミラーリェス邸の石門だろう。 建築そのものが異色なわけではない。 ミラーリェス氏のために作られたこの邸宅の建築年代は、あの有名なグエル公園とほぼ同時期だ。
ロベルト博士のモニュメント
3人の偉大な芸術家による偉人のモニュメント
ロベルト博士のモニュメントは、市街地の交差点に設けられたテトゥアン広場の中にある、1910年頃に完成したといわれている彫刻だ。 かつては別の広場に置かれていたのだが、地下鉄工事のために一時撤去され、1988年から現在の場所に移設されている。
オリンピック・スポーツ博物館
バルセロナのスポーツの歴史を一望
モンジュイックの丘といえば、バルセロナ市街を一望できる展望抜群の丘として観光客に人気のスポットだ。 そんなモンジュイックの丘に、2007年に新しい施設がオープンしている。 それが、オリンピック・スポーツ博物館だ。
ガウディの家博物館
ガウディの晩年の自宅
バルセロナが生んだ世界を代表する建築家、アントニ・ガウディ。 バルセロナの観光名所には彼とゆかりのあるスポットが非常に多いが、このガウディの家博物館もそんなひとつだ。 グエル公園内にあるこの博物館は、何を隠そう、晩年のガウディが実際に暮らしていた家なのである。
カタルーニャ考古学博物館
モンジュイックの丘にある考古学博物館
カタルーニャ考古学博物館は、多くの美術館や博物館が集まっているモンジュイックの丘の北側に位置している。 カタルーニャの歩みを紹介する博物館としてはほかにも民俗学博物館やカタルーニャ歴史博物館が存在しているが、こちらはより考古学的な視点から展示をしている博物館だといえる。
デザイン博物館
バルセロナ・デザインのすべてを網羅した新しいミュージアム
デザイン博物館は、2014年12月にオープンしたばかりの真新しいアート・スポットだ。 所蔵品の数はなんと、実に7万点以上。 というのも、この博物館はもともとバルセロナ市内にあった「陶器博物館」、「装飾美術館」、「テキスタイル・衣装博物館」、「工芸グラフィック美術館」の4つのミュージアムが統合されて生まれたものだからだ。
バルセロナ市歴史博物館
ローマ時代の遺跡を残す博物館
バルセロナには2つの歴史博物館がある。 1つがカタルーニャ歴史博物館で、もう1つがこちら、王の広場に面して建っている市歴史博物館だ。 再現模型によってかつての日常生活を紹介しているカタルーニャ歴史博物館に対して、こちらでは古代ローマ時代の街並みを現代に甦らせてくれている。
フレデリク・マレー美術館
膨大な造型コレクションを展示
フレデリク・マレーはカタルーニャ生まれの彫刻家だ。 ただし、この美術館は彼の作品をメインに展示している美術館ではない。 彼は自身が芸術家である以上に、コレクターとしても有名で、この美術館では彼の彫刻や造形物のコレクションをたっぷりと堪能することができるのだ。