建築物
29件
カサ・アマトリェール
カダファルク建築の代表的邸宅
カサ・アシアは、カサ・ミラの近くに位置している豪華な邸宅だ。 「アシア」というのは「アジア」のカタルーニャ語読みで、つまり直訳するとここは「アジアの家」ということになる。 というのも、2013年まではアジア文化交流会館として利用されていた建物だったのだ。
カサ・デ・ラス・プンシャス
外観だけでも一見の価値あり モデルニスモのお城
カサ・デ・ラス・プンシャスは、プッチ・イ・カダファルクによって建設された広大な邸宅だ。 その外観は、まさしくおとぎ話に出てくるお城そのものといった様相。 通り沿いに突然現れる赤茶色のレンガ造りのお城は、そばを通るだけでも目を釘付けにされること請け合いだ。
カサ・リェオ・モレラ
エレガントなモデルニスモ建築
カサ・リェオ・モレラは、パセジダ・グラシア通り沿いにあるエレガントな高級建築だ。 手がけたのは、バルセロナを代表する建築家であるリュイス・ドメネク・イ・モンタネール。 彼の得意とした典型的モデルニスモ建築となっている。
サンタ・テレサ学院
ガウディが手がけたカトリック系の学校
サンタ・テレサ学院は、19世紀末にガウディによって建設されたカトリック系の学校だ。 もともとは別の建築家が請け負っていたというが、敬虔なクリスチャンであるガウディの信仰心を買われて引き継いだ仕事だといわれている。
トラ・アグバル
グロリアス地区再開発のシンボル
トラ・アグバルは、再開発の進むグロリアス地区のシンボルとして有名なタワーだ。 英語名で「アグバル・タワー」と呼ばれることも多い。 銃弾を縦にしたような形状と近未来的なモザイクデザインはインパクト抜群で、まさにランドマークというに相応しい建築物となっている。 グロリアス地区周辺にいれば、どこからでも目に入るはずだ。
バック・ダ・ロダ橋
翼のようなアーチが美しい橋
バック・ダ・ロダ橋はバルセロナ市街の外れ、線路の上に架かる陸橋で、バルセロナで最も有名な橋だ。 躍動感のある大きなアーチが特徴で、橋桁と一体化した構造からは合理性と遊び心の両面が見てとれるだろう。 また、翼のような白い外観は空にもよく映える。 材質の堅さを感じさせず、むしろやわらかな印象さえ持たせるその姿は、まさしく建築美を体現しているといえよう。
ベリェスグアルド
屋上からの展望も楽しめるガウディ建築
フィゲーラス邸は、バルセロナを代表する建築家であるガウディが、彼の大ファンであったフィゲーラス未亡人のために建築した建物だ。 現地では「Bellesguard」の名で親しまれており、これはカタルーニャ語で「美しい眺め」という意味になる。 これは、屋上から市内を360°一望できることからつけられた名前だ。
ミラーリェス邸の石門
石門のみ残るガウディ建築
バルセロナ市内にガウディ作の建築物はたくさんあるが、中でも特に異色なのが、このミラーリェス邸の石門だろう。 建築そのものが異色なわけではない。 ミラーリェス氏のために作られたこの邸宅の建築年代は、あの有名なグエル公園とほぼ同時期だ。
ロベルト博士のモニュメント
3人の偉大な芸術家による偉人のモニュメント
ロベルト博士のモニュメントは、市街地の交差点に設けられたテトゥアン広場の中にある、1910年頃に完成したといわれている彫刻だ。 かつては別の広場に置かれていたのだが、地下鉄工事のために一時撤去され、1988年から現在の場所に移設されている。