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【ポルトガル】リスボン旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

ポルトガルの首都、リスボン。イベリア半島に位置するリボンは、ヨーロッパの中でもっとも西にある大都市として知られる。市街地はテージョ川に沿って拓け、古くから海上交易の拠点として栄えた欧州で最大規模の港のひとつ、リズボン港を有する。丘に囲まれた土地であることから「7つの丘」と呼ばれる。ローマ時代以前からの長い歴史を経て、ロマネスク様式、ゴシック様式、バロック様式などヨーロッパを代表する様々な建築物が残る。

国立古美術館(MNAA)

  • 1884年、テージョ川沿いに設立されたポルトガル最大規模の国立古美術館。美しいロイヤル・イエローが特徴の3階建ての建物には、14世紀から19世のヨーロッパの美術品、大航海時代に関わった日本をはじめとする東洋の国々やアフリカの美術品や装飾品、ポルトガルの芸術家の美術品の3つの分野に分けて展示が行われている。もっとも有名な作品は、中世後期のポルトガル社会を6枚の衝立に描いた「サン・ヴィセンテの祭壇画」だと言われる。

  • サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台

  • リスボンの旧市街を一望できる、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台。グロリア線ケーブルカーの終点に位置し、正面にサン・ジョルジェ城、右側にテージョ川、赤レンガ屋根が連るり旧市街バイシャ地区の美しい景観を眺めることができる。また、夕日が美しいスポットとしても知られ、オレンジ色に空を染める夕日と、キラキラ輝くテージョ川のコントラストが見事な情景を作り出している。展望台には小さなカフェもあり移りゆく景色をのんびりと満喫できる。

  • ロカ岬

  • リスボンの西側にあるユーラシア大陸最西端の岬として知られる、ロカ岬。目の前にはどこまでも続く大西洋が広がり、日の出前と日の入り後、空が濃い青色に染まる「ブルーアワー」と呼ばれる時間帯には、その幻想的な情景を見ようと多くの人が訪れる。ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの詩の一節である「ここに地終わり海始まる」と刻まれた石碑が立ち、有料で「ユーラシア大陸最西端到達証明書」を発行してもらうことがでる。

  • ベレンの塔(サン・ヴィセンテ砦)

  • リスボンのベレン地区に位置する、ベレンの塔。正式名称は、サン・ヴィセンテ砦と言い、1521年、マヌエル1世によって建てられたマヌエル様式の要塞だ。テージョ川を往来する船舶を監視する目的として、ヴァスコ・ダ・ガマが世界一周の旅へ出航したベレン地区に建てられた。繊細な彫刻が刻まれた、高さは32メートルの白い塔が海と空の青に映え、特に日が沈んだ後にライトアップされた姿は、まるで海に浮かぶように幻想的だ。

  • ジェロニモス修道院

  • 海上帝国として歴史に名を馳せたポルトガルの象徴、ジェロニモス修道院。白大理石が美しいジェロニモス修道院は、テージョ川の要塞として知られるベレンの塔と合わせて世界遺産に登録されている。ゴシック様式を元にイスラム教建築のドームや出窓が融合し、アラベスクの模様がいたるところに刻まれたマヌエル様式の豪華な建物だ。また、近くには、大航海時代を支えた英雄を称える「発見のモニュメント」があり、新しい観光名所として多くの人が訪れている。

  • (Photo by Gilbert SopakuwaGeorges Jansoone ludovic Rnbc (talk) Jean-Michel Brunet Alvesgaspar)