世界31カ国、50都市に就航しているLOTポーランド航空。
これまでは日本にいるとあまり利用する機会はなかったかもしれないが、2016年1月より成田空港から就航するなど、日本でも乗る機会が増えていくことが期待されている。
機内サービスは、和食の機内食を提供する他、映画の上映(日本語対応)などのエンターテイメントも充実し、アジア圏からの乗客に対してのサービスの充実度を念頭に置いている。
主に、ポーランドのワルシャワ航空を拠点として、その他のポーランドの主要都市(クラクフ、グダニスク、カトヴィツェなど)、ヨーロッパ圏、アメリカ、アジアといった地域にもワールドワイドに就航している。
2003年よりStar Allianceにも加盟しており、マイレージサービス「Miles & More」が利用できるのも特徴だ。
①就航路線
日本の空港の発着
2016年1月より、日本・成田空港に就航している。
海外の空港の発着
ヨーロッパの就航都市
ポーランド(ワルシャワ、クラクフ、グダニスク、カトヴィツェ、ジェシュフ、ヴロツワフ、ポズナン、シュチェチン)
ドイツ(フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ハンブルク)
イギリス(ロンドン)
フランス(パリ)
イタリア(ミラノ)
スイス(ジュネーブ、チューリヒ)
スペイン(マドリード)
オランダ(アムステルダム)
ベルギー(ブリュッセル)
ポルトガル(リスボン)
オーストリア(ウィーン)
ロシア(モスクワ、サンクトペテルブルク)
スウェーデン(ストックホルム)
デンマーク(コペンハーゲン)
トルコ(イスタンブル)
ブルガリア(ソフィア)
ベラルーシ(ミンスク)
チェコ(プラハ)
キプロス(ラルナカ)
ハンガリー(ブダペスト)
グルジア(トビリシ)
クロアチア(ザグレブ)
エストニア(タリン)
リトアニア(ヴィリニュス)
ラトビア(リガ)
スロベニア(リュブリャナ)
ルーマニア(ブカレスト)
モルドバ(キシナウ)
ウクライナ(キエフ、オデッサ)
セルビア(ベオグラード)
アメリカの就航都市
アメリカ(ニューヨーク、シカゴ)
カナダ(トロント)
アジアの就航都市
中国(北京)
中東周辺の就航都市
イスラエル(テルアビブ)
レバノン(ベイルート)
②基本情報
注意すべき制限、規制
・預かり荷物規制(長距離国際線の場合)
エコノミー:23kgまで×1
プレミアムエコノミー:23kgまで×2
ビジネス:32kgまで×3
・持ち込み手荷物規制
エコノミー:1つ8kgまで
プレミアムエコノミー:2つ合計12kgまで
ビジネス:2つ各9kgまで
機内サービス
・和食の機内食
・映画などのエンターテイメント
・機内雑誌
など
その他サービス
Miles & More
LOTポーランド航空のマイレージサービス「Miles & More」が利用できる。
マイルの獲得対象である全フライトで、購入時の予約クラスに応じてマイルを貯めることができる。
ポロネーズ ラウンジ
LOTポーランド航空は、本拠地であるワルシャワ・ショパン空港のターミナルAで、ビジネスクラスラウンジ「ポロネーズ(Polonez)」の経営をしている。
LOTポーランド航空の利用者の他、Star Alliance所属航空会社のビジネスクラスチケットの利用者やStar Allianceゴールド会員などの方がラウンジを使用できる。
WiFiの他、コワーキングスペース、ビジネス会議室、ポーランド国内や海外の新聞・テレビ等のメディア提供などのサービスが実施されている。
③評判
直行便が多い、乗り継ぎがしやすい、離発着時刻が良いなど、利便性についての評価が良い。
食事については、可もなく不可もなくといった評判。
④金額
ワルシャワ-成田の往復便 約120,000円
ワルシャワ-ニューヨークの往復便 約120,000円
ワルシャワ-ロンドンの往復便 約25,000円
など
⑤LOT ポーランド航空をお勧めする人
他の大手の航空会社と比べても、これといった特徴はないが、スター・アライアンスにも加盟しており、マイレージサービスが利用できるのは良い。2016年からは成田空港からも就航しているので、ポーランドに旅行に行く際には是非利用したい。
(Photo byAero Icarus)