海外の人が多く訪れるアムステルダム。港もあり、バックパッカー用の安宿等も多い。ヨーロッパは銃規制社会であり一見安全そうに思えるが、観光スポットやショッピングモールの人が集まる所や夜間には犯罪がおこりやすくなる。特に世界各国から旅行客が集まる大都市であるので、スリ等の犯罪には注意したい。
オランダの犯罪データ
世界平和指数ランキングは20位(162ヵ国中)
殺人発生率は0.74件/10万人当たり
(出展は経済平和研究所及びUNODC)
アムステルダムの犯罪事例
現在のところ、日本人だけを狙ったような犯罪や、特殊なやり口による事件の被害は確認されていないが、駅、ホテル、レストラン、観光地、空港等でバッグの置き引き、バッグ内の財布やパスポートのスリの報告が多数寄せられている。日本人はヨーロッパでは目立ちやすく、お金も持っていると思われがちなので、犯罪者にとっては格好の標的だ。
また、オランダは法規制のゆるい国として有名だ。例えば、多くの国が違法としている売春や大麻が合法である。それゆえ、他の国とは違った売春や大麻絡みのトラブルに巻き込まれることがある。
高価なものを持ち歩かない、ガイドブックを見ながら歩かない、知らない人に対応しない、荷物を置いたまま離れないといった基本的な対応策に加え、アムステルダムで多発する犯罪手口とその対応策を紹介する。
スリ
アムステルダムで観光客が被害にあう犯罪で最も多いのがスリだ。現地人も被害にあうことがあるほど頻繁に発生する。
■手口例
・電車内で乗客を数人で囲み、身動きが取れない状況でバッグやポケットから貴重品を盗む。
・一人が話しかけて気を引いているうちに、仲間が後ろから貴重品を盗む。
・列車の行き先の照会中や、地図等をかざしている隙に盗む。
・駅のホームなどでコインをばらまいて注意をそらして盗む。
・長距離移動の列車で眠っている乗客の荷物を盗む。
■対応策
・荷物からは必ず目を離さず、バッグやリュックは前に持つようにする。
・誰かに話しかけられた場合は身の回りのものに気を付ける。できるだけ怪しい人は無視するのが良い。
・混雑している車両や時間帯を避ける。
・荷物を分ける。
・外側のポケットに荷物を入れない。
・荷物を抱えたまま寝る。
ひったくり・強盗
スリの次に多いのがひったくりや強盗等、直接的な危害も加わる可能性もある犯罪だ。特にオランダは自転車大国。たとえ頑丈なカギでロックをしていたとしても、自転車を外に長時間停めていると前輪やサドル部分だけ盗まれたりする。
■手口例
・道路側にかけていたバッグをオートバイでひったくる。
・カードの暗証番号を後ろから覗き見しカバンごとひったくる。
・缶ビールなどに睡眠薬が入れ、意識が朦朧させて盗む。
・レストランなどに駐車している車を壊して、荷物を車ごと奪う。
■対応策
・バッグやリュックは必ず道路とは反対側に持つようにする。
・服の下に隠せるタイプの鞄を持ち歩く。
・行ったことのない場所で夜間に出歩くのは極力避ける。
・ATM利用時は背後に十分警戒する。
・車内に荷物を置かない。
アムステルダムで犯罪が発生しやすい場所
観光する際に注意して欲しい場所
アムステルダム中央駅
アムステルダムの象徴でもあるアムステルダム
中央駅は、毎日多くの利用客がいる。歴史的建築物なので、観光の為に訪れる人も。その為、多くの犯罪者が狙っている場所でもある。
街での大麻の使用は違法なので使用者に遭遇することは稀だが、明らかに服用して理性がなくなっている人を見かけたら速やかに離れるようにしたい。
また、偽警察官も出没しており、主に外国人旅行者をターゲットに「麻薬捜査のため持ち物を見せてください」などと言ってくる場合も。バッグや財布をチェックするふりをして現金など貴重品を奪われる事件も起こっている。不審に思ったら、その場から逃げる、周りの人に助けを求める、身分証の提示を求める等しよう。
その他、旅行者に道を教えるふりをしたり、わざと服にコーヒー等をかけてその隙にスリを行ったりする輩もいるので、見知らぬ人間に話しかけられたら必ず警戒するようにしたい。
ダム広場
自由の国オランダは移民受け入れにも寛大である。そのためアムステルダムには多くの移民がいる。しかし、快く思ってない現地人もおり、差別的な発言などからトラブルに発展するケースも散見される。日本人が移民と間違えられてしまうことも少なくない。また、トラブルを防ぐ為にも様々な国籍の人が集まる中で、無意識に失礼なことをしてしまわないように気を引き締めたい。
ダム広場が特別危険エリアというわけではないが、観光客含め、多くの人が集まるため注意が必要だ。
ホテルを選ぶ際に避けた方が良い地区
世界有数の観光地であるアムステルダムだが、強盗などが多く出没する危険地域もあるため注意が必要だ。特に、夜間に出歩くことが避けられないホテル周辺については事前に調べ尽くしておきたい。
以下の記事内で、アムステルダムでホテル選びをする際に避けるべき危険地域と、観光の拠点に最適な地区をご紹介している。ホテル探しが終わっている人でも危険地域を把握するのに役立つ内容となっている。アムステルダムの危険地域を把握して安全に旅行を楽しもう。
➡ 【アムステルダムのホテル】避けるべき危険地域の解説記事はこちら
海外旅行保険には入るべき?
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➡ 海外旅行保険選びのポイント記事はこちら
もしもアムステルダムで犯罪に遭ってしまったら
注意を払いながら観光する事でほとんどの犯罪からは逃れられるが、不幸にも犯罪にあってしまった場合は、被害を最小にとどめるためにも迅速に行動が必要だ。
盗難の場合
警察署で事情を説明し、盗難証明書を書いてもらおう。盗難証明書は
パスポートの再発行手続きや、保険会社やカード会社の保証手続きに必須な書類だ。盗難証明書が手に入ったら、保険会社やカード会社に連絡を。
Politie Amsterdam-Amstelland
■住所:Houtmankade 34、1013 MX Amsterdam、オランダ
■電話番号:+31 900 8844
また、パスポートが盗まれた場合は、日本大使館に行く必要がある。
オランダ日本国大使館
■住所:Tobias Asserlaan 2、Den Haag、オランダ
■電話番号:+31 70 346 9544
編集部一押しの観光プラン
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アムステルダム旅行者の必読記事
(Photo bySteven Depolo, Tobias "ToMar" Maier, P.H. Louw)