本メディアでは一部、事業者から商品やサービスの広告出稿を受け収益化しています

オランダの鉄道の料金、乗り方 、路線図、注意点

オランダの鉄道

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

路線説明

オランダは、ヨーロッパのなかではドイツと並んで鉄道の路線が多く、重要な交通手段として人々に利用されている。首都と中小都市とのアクセスがとてもよく、地方都市への移動にも便利だ。

オランダの鉄道はオランダ鉄道(NS)が運営しており、アムステルダムを中心に約2800キロメートルの距離を路線が網羅している。国内列車には、主要都市間を結ぶ特急列車である「intercity」、intercityの次に速い優等列車の「sneltrein」、普通列車の「sprinter」、地方都市間の移動やローカル線の普通列車である「stoptrein」の4種類がある。

また、パリ・ブリュッセルとアムステルダムをつなぐ国際列車であるタリスや、ドイツのフランクフルトとアムステルダムを結ぶICEなども走行している。

路線図ホームページ
https://www.ns.nl/en

乗車券の種類

乗車券の種類と料金

■乗車券の種類と料金
・single:片道切符
・DayReturn:日帰り往復切符
・5ReturnTicket:5枚つづりの往復切符
・weekendReturn:週末往復切符
・アムステルダムトラベルチケット:有効期限内であれば、アムステルダム市営交通局が運営するすべての交通機関が乗り放題。1日乗車券€15、2日乗車券€20、3日乗車券€25がある。

乗車券の購入場所

■事前にWEBで購入する場合
日本語で事前に予約したい場合はレイルヨーロッパのサイトの利用をお勧めする。受け取り方法や利用方法まで日本語で解説されており、安心だ。鉄道旅行に絶対お勧めのユーレイル ベネルクスパスもお得な価格で購入することができるため、オランダ内を電車で旅行する場合は利用したい。その他にも、ヨーロッパ内の鉄道周遊パスであるユーレイル グローバルパスなども購入可能だ。

➡ レイルヨーロッパのサイトはこちら
■駅の窓口
■自動券売機
■アムステルダムトラベルチケットは、スキポール空港のNSチケット&サービスカウンター、観光案内所、アムステルダムのホテル、GVBのインフォメーションカウンターで購入可能。

乗車券の購入方法

駅の窓口で申込用紙を記載し、カードの種類を選んで購入。急いでいるときは取扱いのあるコンビニでも購入できるが、申込用紙に記入しパスワードを登録しておけば紛失した際に新しいカードを発行してもらえるのだ。また、オンラインショップでも購入可能である。

発券機の使い方

駅構内には自動券売機がいくつかあり、黄色とブルーの色が特徴なのですぐに見つけることができるだろう。

①画面の左下で言語(オランダ語か英語)を選択する。
②片道切符か往復切符かを選ぶ
③行き先の駅名を選ぶ。
④フル価格が割引価格かを選ぶ。
※割引価格はコーティングカードと呼ばれる割引カードが必要である。
⑤ファーストクラスかセカンドクラスかを選ぶ。
⑥本日分か後日の分かを選択する。
※後日使用する場合でも事前に購入可能。
⑦枚数を選ぶ。
⑧現金(コインのみ使用可能)かクレジットかデビットカードかを選ぶ。
⑨支払いが済めば切符が出てくる。

鉄道の乗り方

①乗車時間の確認
乗車券を購入したら、時刻表にて時間を確認しよう。

②改札をくぐる
切符の場合、刻印機にて日時を打刻する必要があるが、改札を通らなくても問題ない。また、最近ではICカード(日本のSuicaのようなプリペイド式の交通カード)の普及により、自動改札口がある駅も増えてきた。ICカードは自動改札口にて、カードをタッチすすれば良い。

③ホームを確認
オランダの鉄道は毎回発車するホームが異なるため、その都度電光掲示板にて確認しなければならない。また行き先などの表示がわかりづらいため、事前に路線図などで調べておくとよいだろう。

④乗車
オランダの鉄道は自動ドアではないため、手動でボタンを押して乗車しよう。座席は1等席と2等席があるので間違えないように。

鉄道の降り方

車内には電子掲示板があり、終点駅までの駅名と各駅の到着時間が記載されている。到着時間が遅れる際は、時間の修正が行われるので安心だ。

目的地に到着したら、乗車時同様にボタンを押してドアを開けて下車する。切符は改札口に通す必要がないため、そのまま改札を素通りしても良い。ただし、ICカードの場合は降りるときもカードをタッチしなければならない。

その他注意点

■駅の有人窓口は割高
乗車券を購入する際、駅の有人窓口で購入すると自動発券機で購入するよりも€0.5割高となる。また、乗車券は乗車前にあらかじめ購入しておく必要がある。車内や降りた時に精算しようとすると無賃乗車と勘違いされる上、高い罰金が課せられるので要注意だ。

■自転車の持ち込みOK
オランダでは、各駅から自転車をレンタルすることができる。車内は自転車の持ち込みが可能。自転車を置けるスペースがあり、その場所であれば持ち込んでよい。ただし、折りたたみ自転車は無料だが、普通の自転車は料金がかかる。

編集部一押しの観光プラン

【H.I.S.】アムステルダム3日間観光、お手頃弾丸ツアー5日間の旅

  • アムステルダム5日間 112,000円-

    アムステルダムで3日間の観光ができる全5日間の弾丸ツアー。現地の朝に到着し、出発も現地時間の夜であるため、現地での観光時間が長く取られているのが嬉しいポイント。H.I.S.アムステルダム支店が24時間日本語対応でサポートしてくれるので困った時にも安心だ。
    ➡ 詳細はこちら
  • ➡ その他のアムステルダムツアーはこちら

    アムステルダム旅行者の必読記事

    人気記事

    WiFiを現地で使用して徹底比較!
    【6ヶ国で実際に比較!】本当にオススメの海外WiFiレンタルはこれ!
    ドゥルーロップ アムステルダムの概案
    【アムステルダムのホテル】避けるべき危険地区の解説・お勧めホテル
    飛行機で安眠できる最強睡眠グッズを旅のプロが厳選