概要
特徴
サン・マルコ広場は
サン・マルコ寺院と並んでベネチアの象徴的な空間である。ベネチアの中心地にして海の玄関なので(陸の玄関はサンタ・ルチア駅)、ここを起点にベネチアを探索すると便利だ。船着き場からは大小さまざまな島に行ける。
空港から来た人も水上バスの乗り場がここにあるので、まずサン・マルコ広場に足を運ぶという人は多いだろう。
また、ベネチアと言えばゴンドラだ。サン・マルコ広場の近くでは船員がゴンドラに乗りませんかと勧誘してくる。ゴンドラに乗ってベネチアを周遊するのも良いが料金が高くなりがち。水上バスの起点であるサン・マルコ広場の船着き場を出発点に使うと移動料金を節約できる。サン・マルコ広場が人々の喧騒で騒がしくても、船に乗って本島を離れると繁忙期でも静かなベネチアを楽しむ事ができる。
カーニバル
カーニバルが開かれる2月には、伝統的な衣装や華やかなコスチュームに身を包んだ人たちの姿で埋め尽くされる。2月だけでなくイベントのある期間は特設ステージが設置され、様々な催し物が開催されている。
ただし、カーニバル時期は非常に混雑する。鐘楼から広場を見下ろすと人で埋め尽くされた地上が見えるはずだ。カーニバル時期を少しでもずらして行くとまた静かな広場に戻るので、ゆったりと広場を楽しみたい場合は時期を少しずらすのも良いかもしれない。
チェック
①カフェ
お洒落なカフェがあちこちに
広場にはお洒落なカフェが多く、迷路のようなベネチアの探索に疲れてしまったらここで休憩すると良い。創業250年以上もある由緒正しいカフェもあるので、カフェめぐりをしてみるのも楽しい。
また昼間からワインを飲んで、贅沢な時間を過ごしてみるのも悪くないかもしれない。ベネチアは道が狭く車を運転する機会はないだろうから、昼からでもお酒を飲んで大丈夫だ。ベネチア貴族になった気分で、優雅な時間を楽しもう。
②時計塔
広場に聳え立つ広場のシンボル
サン・マルコ広場のシンボルとも言えるのが
時計塔である。その時計は15世紀からずっと動いていると言うのだから驚きだ。今なお時を刻み続ける姿に、当時のベネチアの技術力の高さを見せ付けられる。
ベネチアにいると、どこかしこで鐘の音を耳にするだろう。街の至る所にある鐘楼が時を知らせている為で、サン・マルコ広場でもその鐘の音色を聴く事ができる。旅の思い出として耳に残るものなので、耳を澄ませて聞いてほしい。
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サン・マルコ広場へのアクセス
水上バス1号、2号線Vallaresso(ヴァッラレッソ)駅から徒歩3分。
サン・マルコ広場はベネチアの中心なので、サン・マルコ広場を起点として様々なところにアクセスするのが無難だろう。リアルト橋側から来るのであれば、リアルト橋からサン・サルヴァトーレ教会を目指し、メルチェリーエ通りを伝って大聖堂へ向かおう。