スペイン広場周辺×観光
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ピンチョの丘
心に残るローマの風景のひとつ
ローマを一望するピンチョの丘に登れば、眼下にポポロ広場の西端に「ネプチューンの噴水」、東端のピンチョの丘の麓に「ローマの神々とピンチョの麓の噴水」、そして広場中心のオベリスクを囲むような「オベリスクの噴水」が水を噴く様が見える。
サンタ・マリア・イン・モンテサント教会/サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会
ふたつのよく似た可愛げな教会
ポポロ広場に上ると、17世紀に建設された双子教会と呼ばれる、サンタ・マリア・イン・モンテサント教会とサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会がよく似た愛らしい姿で建っている。 ポポロ公園は19世紀、ジュゼッペ・ヴァラディエによる都市計画により、ピンチョの丘とその下に広がるポポロ広場が造られ、噴水や彫像が配置された。
アウグストゥス帝の廟
アレクサンダー大王の墓をまねたお墓
テヴェレ川に架かるカヴール橋東詰め近くには、ほぼ正円形をした、アウグストゥス帝の廟がある。 エジプトのアレクサンドリアにあったアレクサンダー大王の墓を模して、紀元29年に造られた。 当初は、葬祭殿の下に墓があり、入口には2本のオベリスクが立っていたが、時が流れるうちにオベリスクは持ち去られ、神殿は壊れ、周囲には民家と路地が密集した。
プロパガンダ・フィーデ伝道博物館
プロパガンダ・フィーデ伝道博物館
世界中で布教を行うヴァティカンが布教、伝道活動の歴史を伝える博物館である。 建物はバロックの巨匠ベルニーニとポッロミーニにより改装された。 ベルニーニはスペイン階段側をポッロミーニはファサードを担当し、どちらも曲線を多用したバロック様式である。 隠し扉の付いた、らせん階段が美しい図書館を設計したベルニーニの端正な感性と東方三博士の礼拝堂を設計したポッロミーニ…
カプチン修道会博物館
死について考えさせられる納骨堂
カプチン修道会博物館は、カプチン修道会についての博物館であり、「骸骨寺」と呼ばれる納骨堂が有名である。 博物館内に納骨堂が組み入れられ、2012年からカプチン修道会博物館となった。 納骨堂には3700体分の修道士の骨が納められている。
ピンチアーナ門
アウレリアヌス城壁の出入り口
ヴェネト通りを上りきった所に位置するのがピンチアーナ門。 271年着工の蛮族の攻撃や侵入を防ぐために造られた、高さ約6.5メートル×厚さ3.5メートル×長さ19キロメートル弱のアウレリアヌス帝の城壁の北側出入り口のことである。 ピンチアーナまたはピンチャーナと表記される。