コロッセオ周辺×観光
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カピトリーニ美術館
ローマを知るために必見のカピトリーニ美術館
決して魅力を枯らすことがない「永遠の都」ローマには7つの丘がある。 今も遺構が残り、古代ローマの政治、経済、宗教の中心地だったフォロ・ロマーノに近い聖地カンピドーリオの丘には世界最古の美術館「カピトリーニ美術館」が建つ。古代以来のローマ彫刻からルネッサンスまで多数の美術品を収蔵する美術館は、1471年シスト4世がローマ市民に贈ったブロンズ像をベースにして創設…
サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会
ミケランジェロの偉大な作品を目の前に感嘆する
16世紀、イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家ミケランジェロの代表作のひとつ「モーゼ像」を観ることができることで有名な教会である。 教皇ユリウス2世に依頼で制作された「モーゼ像」は、「モーゼ」と両脇の「レア」「ラケル」をミケランジェロが手掛け、弟子のラファエロ・ダ・モンテルーポが完成させた。
ベネチア宮殿
ローマの力を象徴する宮殿
ローマ旧市街の中心に位置し、各方面へ延びる道路が集中する地点でもあるベネチア広場。 その西側を占める初期ルネサンス様式のベネチア宮殿は、ベネチア出身の枢機卿ピエトロ・バルボによって1455年に着工された。 バルボは1464年に教皇パウロ2世となり、宮殿を住居に定めた。 その後1世紀渡り歴代の教皇がここに暮らした。
サンタ・サビーナ聖堂
ローマ建築の現存する最古の聖堂
サンタ・サビーナ聖堂は、420年に建てられた、キリスト教のカトリックの聖堂である。 教会のなかでもバシリカ(聖堂)と呼ばれ普通の教会より上位に位置する。 アヴェンティーノの丘の上に立っており、聖堂からはローマの景色がよく見える。
フォーリ・インペリアーリ
歴代皇帝を偲ぶフォーリ・インペリアーリ
「諸侯の造った公共広場」の意味をもつ「フォーリ・インペリアーリ」。 人口の増加により、従来のフォロ・ロマーノは手狭になったため、紀元前54年に当時の皇帝カエサルが私財を投じて、列柱で囲まれた「カエサルのフォロ」を造ったのが始まりである。 続いて、アウグストゥスをはじめとする歴代の皇帝がフォロを造営し、「フォーリ・インペリアーリ」ができあがった。
サン・クレメンテ教会
後陣のフレスコ画は見逃せない
サン・クレメンテ教会は4世紀、帝政ローマの造幣局と古代ローマで隆盛した太陽神ミトラスを主神とする密儀宗教ミトラ教の神殿の上にローマ教皇の第4代クレメンテ1世を祀って建てられた。 11世紀にノルマン人の侵攻によって破壊されたため、パスカル2世が12世紀に再建した。
真実の口広場
真実の口だけじゃない真実の口広場
映画「ローマの休日」の名シーンの舞台でもあり、嘘つきの手は食いちぎられるという言い伝えで有名である「真実の口」のあるサンタ・マリア・コスメディン教会の目の前に広がる広場。 テヴィレ川付近に位置し、古代ローマ時代には幹線道路も通っていたため、当時フォロ・ボアーリと呼ばれる家畜の市場やフォロ・オリトリオと呼ばれる果物市場の開催される商業地区として栄えた場所だった…
サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
かつてカトリックの大本山だった大聖堂
1980年に世界遺産に登録されたサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂は数次にわたって大規模な修復や改築が行われ、古代の建築物の痕跡を随所にとどめている貴重な建造物である。 カトリックの教皇座が1309年フランスのアヴィニョンに移るまで、カトリック教会の中心的存在であったラテラーノ大聖堂は、ローマの四大バリシカのひとつである。
サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会
カンピドーリオの丘の奇跡の教会
ローマの七つの丘の中で、宗教上の行事が行われた古代ローマのもっとも神聖な所カンピドーリオの丘。 古代には、アルクスと呼ばれ、頂にはユノ・モターネ神殿が建っていた。 その遺跡後に建つゴシック様式で、シックなレンガ造りファサードの「サンタ・マリア・インアラチェリ教会」である。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
ローマ市民が親しみをもつ巨大なウェディングケーキ
ローマ旧市街の中心に位置するベネチア広場の正面にそびえる白亜のヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂とレンガ色のベネチア宮殿のコントラストはローマならではの美しい風景をみせている。 ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂は、アルターレ・デッラ・パトリア「国父の祭壇」としてイタリア王国と現イタリア共和国における無名戦士の墓としても機能し、兵士を弔う祭壇と灯明が設置…