ローマ5日間 89,800円-
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住所
Piazza del Campidoglio, 1, 00186 Roma
メトロB線Circo Massimo駅から徒歩10分
料金
€15
営業時間
9:30-19:30 (12/24、12/31は9:30-14:00)
休業日
HP
http://www.museicapitolini.org/
イタリア語、英語、スペイン語、フランス語
目次
カピトリーニ美術館は、法王パウロ3世の要請を受けてミケランジェロが作った「カンピドーリオ広場」を挟んで向かい合って建つ「コンセルヴァトーリ・クレメンティーノ宮」と「新宮」の二つの建物で構成される。広場右側のコンセルヴァトーリ・クレメンティーノ宮が見学順路の入場口となっており、3階のカピトリーナ絵画館まで見て回ってから、フォロ・ロマーノを見渡すタブラリウム(地下通路)を通って新宮へと移動する順路となる。
ローマの多くの美術館の閉館時間は17時だが、カピトリーニ美術館は20時までなので、ゆっくり観覧できるのも嬉しい。
見学順路の入場口となっているコンセルヴァトーリ・クレメンティーノ宮に入場すると、中庭にコンスタンティヌ帝などの大理石の塑像が置かれている。2階の「オラーツィとクリアーツィの間」には、ローマ誕生のエピソードを描いた16世紀のフレスコ画が飾られているので注目だ。
「勝利の間」では「トゲを抜く少年」のブロンズ彫刻が置かれ、「雌狼の間」には、ローマ建国の祖ロムルスとその双子の弟レムスが狼の乳を飲んでいる「カピトリーノの雌狼」のブロンズ彫刻が置かれていて、これらの作品を目当てに訪れる観光客も多い。狼像は紀元前6世紀終わり頃のものだが、双子の像は15世紀末に付け加えられたものである。
3階はヨーロッパの16-18世紀の絵画を展示する「カピトリーナ絵画館」である。ティントレットの「キリストの洗礼」、「マッダレーナ」やヴァリネーゼの「エウローパの略奪」、カラヴァッジョの「洗礼者ヨハネ」、ルーベンスの「ロムルスとレムス」など見逃すことのできない作品が並ぶ。
また、絵画館のテラスから見るフォロ・ロマーノの遺跡群は高い位置から見ることができ絶景だ。更にその先には、ひときわ高く大きなコロッセオや緑繁るパラティーノの丘も一望できるので、古代ローマの都市をイメージするのに大変役立つ。また、新宮へつながる地下の連絡通路のタブラリウムから見るフォロ・ロマーノの遺跡群の風景もいい。
新宮入口付近の中庭に寝そべっている大きな彫刻は“物を言う像”「マルフォーリオ」である。かつては法王庁に対する非難の手紙がこの像に貼られ、庶民に告発の場を与えていた。
「瀕死のガリア人」は紀元前3世紀頃のギリシア時代に作られたブロンズ像をローマ時代にコピーされたものだが、驚くことに2000年は有に経過している。
「ヴィーナスの小部屋」には1667-1670年頃に発見され、1752年、美術館に移された「カピトリーノのヴィーナス」が置かれている。紀元前4世紀のギリシアのプラクシテレス原作「クニドスのアフロディテ」の模作で、いつだれが制作したのかは不明だが、その甘美な肢体には息を飲む。これは必見である。
ローマ5日間 89,800円-
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