テルミニ駅周辺×近世以降の建築物
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サンタ・クローチェ・イン・ジェルザレンメ聖堂
ローマ七大聖堂のひとつ
ローマ七代大聖堂のひとつ。サン・ピエトロ大聖堂、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、サン・パウロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂、これら4大聖堂に次ぐ位置にある重要な聖堂。
サン・ロレンツォ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂
静寂の中に佇むバシリカ
ローマの5大バシリカに数えられる格式の高い教会。バシリカとは建築様式の名称で、中央に細長い広間があり、両側に廊がある長方形型の建物のことである。 その歴史は古く、330年、コンスタンティヌス帝が、殉教者聖ロレンツォの為に墓を作ったのが始まりとされる。
サンタ・プデンツィアーナ教会
神々しさに圧倒されるモザイク
サンタ・プデンツィアーナ教会は、4世紀に創建されたローマの最も古いバジリカのうちのひとつである。 ネロ帝の時代に、聖ペトロなどキリスト教徒をかくまった元老院議員ブランテの娘、ブラッセーデとプデンツィアーナ姉妹は信徒とともに殉教した。 サンタ・プデンツィアーナ教会はプデンテの屋敷跡に145年に建てられたと言い伝えられているが、実際は2世紀の浴場跡に4世紀に建て…
サンタンドレア・アル・クイリナーレ教会
バロック建築の巨匠ベルニーニの自信作
バロック建築の巨匠ベルニーニ自ら代表作と認めていた自信作のサンタンドレア・アル・クイリナーレ教会。 奥行きよりその幅が広い設計はこれまでの教会建築の常識を破ったものである。 ポルトガル語で「歪んだ真珠」とも言われている「バロック」は、ルネッサンス時代の端正な形を逸脱し、型を破ろうという試みである。
大学都市
欧州屈指の歴史を誇る国立ローマ大学
中世時代の1303年、 ローマ教皇ボニファティウス8世が聖職者を養成する教育機関の設立を宣言した。 教皇勅書「イン・スプレマ・プラエミネンティア・ディグニタティス」が発せられ、ローマ大学の前身となる神学校 「Studium Urbis」 が設立された。 1870年、教皇庁管轄から国公立大学へと移管された。
サンタ・ビビアーナ教会
ベルニーニが手がけた「聖女ビビアーナ像」
教会は 5世紀にエスクィリーノ丘の上に聖女ビビァーナの一族所有の屋敷跡に創建された。 1624年に主祭壇の下から聖女ビビアーナとその両親と妹の遺骸が発見された。 そのため教皇ウルバヌス8世の命により改築が始まった。 その際、ファサード(建築物の正面のデザイン)と祭壇の建設を担ったのは建築家ベルニーニである。 ここは、ベルニーニが最初に手がけた建築作品である。…
ピア門
ミケランジェロが最後に建築したピア門
ピア門は、アウレリアヌス城壁にある城門。 ローマの都市環境改善のために教皇ピウス4世の命により建設された。 ピウス4世は、メディチ家出身だが、先祖が床屋を営んでおり、床屋のシンボルとされた洗面器、石鹸、タオルが装飾されている。