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スペイン広場周辺×近世以降の建築物

スペイン広場周辺×近世以降の建築物

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anta Maria del Popolo in Rome

サンタ・マリア・デル・ポポロ教会

ローマ市民の資金で作られた教会

11世紀、教皇パスカリス2世は、フラミニア門の脇に聖母マリアに捧げる教会を建てた。 ローマ市民(ポポロ)が資金を負担して建てたので、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会と呼ばれた。 13世紀、15世紀と再建され、現在見るような簡素なルネサンス様式の教会となり、ラテン十字形の平面プランで、身廊の天井の交差ヴォールトや翼廊の両端の円形の礼拝堂など、ルネサンス的色彩は…

Santa Maria in Montesanto

サンタ・マリア・イン・モンテサント教会/サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会

ふたつのよく似た可愛げな教会

ポポロ広場に上ると、17世紀に建設された双子教会と呼ばれる、サンタ・マリア・イン・モンテサント教会とサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会がよく似た愛らしい姿で建っている。 ポポロ公園は19世紀、ジュゼッペ・ヴァラディエによる都市計画により、ピンチョの丘とその下に広がるポポロ広場が造られ、噴水や彫像が配置された。

Museo Missionario di Propaganda Fide

プロパガンダ・フィーデ伝道博物館

プロパガンダ・フィーデ伝道博物館

世界中で布教を行うヴァティカンが布教、伝道活動の歴史を伝える博物館である。 建物はバロックの巨匠ベルニーニとポッロミーニにより改装された。 ベルニーニはスペイン階段側をポッロミーニはファサードを担当し、どちらも曲線を多用したバロック様式である。 隠し扉の付いた、らせん階段が美しい図書館を設計したベルニーニの端正な感性と東方三博士の礼拝堂を設計したポッロミーニ…

Museo dei Cappucini

カプチン修道会博物館

死について考えさせられる納骨堂

カプチン修道会博物館は、カプチン修道会についての博物館であり、「骸骨寺」と呼ばれる納骨堂が有名である。 博物館内に納骨堂が組み入れられ、2012年からカプチン修道会博物館となった。 納骨堂には3700体分の修道士の骨が納められている。