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2017/05/05 更新
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1980年に世界遺産に登録されたサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂は数次にわたって大規模な修復や改築が行われ、古代の建築物の痕跡を随所にとどめている貴重な建造物である。
カトリックの教皇座が1309年フランスのアヴィニョンに移るまで、カトリック教会の中心的存在であったラテラーノ大聖堂は、ローマの四大バリシカのひとつである。
バリシカとは古代ローマ様式の大聖堂のことで、四大バリシカとはラテラーノ大聖堂とサン・ピエトロ大聖堂、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂を指す。
その後、カトリックの教皇座はようやくローマに戻ることができたのだが、ラテラーノ大聖堂と教皇宮殿は荒れ果てていたため、教皇はテヴェレ川沿いのサンタ・マリア大聖堂(後のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂)に住んだ。
後に教皇の居住用にサン・ピエトロ大聖堂の隣に教皇宮殿が造られた。
以後、教皇は現代に至るまでヴァティカン教皇宮殿で暮らしている。
ラテラーノ大聖堂はヴァティカンの領域外にあるが、1929年ラテラーノ条約によってヴァティカンが教皇を君主とした独立国として誕生すると、ラテラーノ大聖堂もヴァティカンの治外法権が認められた。
ローマ司教としての教皇の司教座聖堂であり、「全カトリック教会の司教座聖堂」とも呼ばれ、現在に至っている。
ラテラーノ宮殿は、現在では教皇庁立博物館として古代キリスト教関係の展示品をコレクションしている。
荒廃していたラテラーノ大聖堂だが、17世紀に時代も様式も異なる様々な部分を活かすようにと言う教皇の命によって修復工事が行われた。
翼廊に設えられた教皇専用祭壇のその銀色に輝く聖龕の中には、聖遺物である聖ペテロと星パウロの頭部が納められている。後陣(アプシス)の13世紀に作られたモザイクも出色である。
18世紀にはファサードのデザインを公募し、それまでのバロック調をネオ・クラシック調に変えたアレッサンドロ・ガリレイの案が採用された。
ガリレイは入口の柱廊の設計にも携わり、中央の「クーリアの青銅の扉」はフォロ・ロマーノのクーリア(元老院の建物)から移させたものである。右端のポルタ・サンタ「聖なる扉」は聖年のみ、開かれる扉で、2000年に開けられた。
13世紀前半に造られたキオストロ(回廊)には異なったスタイルの柱が並び、ゴスマ風の床装飾や小アーチ上の色鮮やかなモザイクなど、セント・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂の回廊と比肩する美しい回廊である。
また、ラテラーノ大聖堂前の広場に立つオベリスクは、ローマ時代に大競技場チルコ・マッシモに建てるためにエジプトから運ばれ、その後、競技場がなくなると、この地に移されたものだ。
ラテラーノ大聖堂に隣接する八角形の洗礼堂は、4世紀に建てられ、17世紀に大幅に改修された。
コンスタンティヌス帝が洗礼を受けたという伝承の残る位置に造られ、永きにわたってローマでただ一つの洗礼堂として尊重され、その後の洗礼堂建築のプロトタイプとされた。
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