一般公開より30分早く入場!ヴァチカン美術館+システィーナ礼拝堂 日本語ガイドツアー
入場するまでに数時間待ちになることも多いヴァチカン美術館を、開館時間30分前からスムーズに入場できて非常にお得。広大な館内も日本語ガイドの案内で見どころを押さえて巡ることができ、大幅な時間の節約になる。2023/11/10 更新
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Basilica di San Pietro in Vaticano, Piazza San Pietro, Roma
メトロA線Ottaviano駅下車
料金
・大聖堂への入場は無料
・クーポラ
階段利用は€5、エレベーター利用は€7
営業時間
・大聖堂
4月-9月は 7:00-19:00
10月-3月は7:00-18:30
・クーポラ
4月-9月は8:00-18:00
10月-3月は8:00-17:00
休業日
宗教祝祭日には入場制限がかかる場合あり
HP
http://www.vatican.va/various/basiliche/san_pietro/index_it.htm#_=_
フランス語、英語、ポルトガル語、スペイン語、ドイツ語
目次
ローマ教皇が生活しているバチカン宮殿やバチカン美術館も隣接しており、その全体が世界最小の国家「バチカン市国」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
ローマを代表する観光名所であると同時に、カトリック教徒にとっては非常に神聖な場所である。見学の際には肌の露出が多い服装を避ける、聖堂内では大声を出さない、壁や柱へ寄りかからない等の配慮を心がけたい。入場時には係員による荷物とボディのチェックがあり、過度な露出をしている場合には入場を断られる場合がある。刃物類の持ち込みも厳禁だ。
サン・ピエトロとは、キリストの使徒であり、初代ローマ法王である聖ペテロのこと。この大聖堂は、聖ペテロのものとされる墓を参拝するための殉教者記念館として4世紀の初めに創建された。
もともとコンスタンティヌス1世により建設され、約1000年後に教皇ユリウス2世によって再建が着工。名建築家であるブラマンテが設計図を作成し、以後ラファエロやミケランジェロといったルネサンス期の巨匠達により改築が受け継がれ、1世紀もの長い時間をかけて1626年にようやく完成した。
磔の刑に処せられ十字架より降ろされたキリストの亡骸を、聖母マリアが抱きかかえる姿がモチーフとなっている。悲嘆に暮れた表情は切なくも美しく、神々しい佇まいは見るものを惹きつけてやまない。破壊され修復した過去があり現在は防弾ガラスに覆われているが、多くの観光客がガラス越しにミケランジェロの最高傑作に見入る。
サン・ピエトロ広場はバロック期を代表する建築家ベルニーニが設計した、サン・ピエトロ大聖堂前にある楕円形の広場。約30万人を収容可能で、4列に並べられた合計372本の石柱が広場を囲み、その上には140体の聖人像が立つ。
広場の中央に起立する記念碑「オベリスク」から見ると、4列の柱がぴったり重なり合って1本に見える。この設計は、ここが閉じられた空間であると同時に、世界中の信者達に救いをもたらすべき場所であるという、ベルニーニの思想を反映している。訪れた際は、偉大なる建築家の思いを感じながら柱廊を眺めてみよう。
建物上部にある半球形のドーム部分、「クーポラ」。サン・ピエトロ大聖堂の右側に、このクーポラの上に登るエレベーターと階段がある。クーポラに到達するには、エレベーターを使っても、更に階段を320段程登らなくてはならない。小さな子供やお年寄り、体力に自信がない方は注意を。
上りきった後には、ベルニーニ作の大天蓋やクーポラ内部の装飾、モザイク画等、美しい芸術作品を見ることができる。サン・ピエトロ広場を正面より見下ろした素晴らしい景色も眼前に広がり、サン・ピエトロ大聖堂の魅力をより一層味わえるだろう。
クーポラの入場口は混雑している場合が多く、長い行列ができていることも。朝一番や夕方などの比較的空いている時間帯を狙おう。
ローマ中心部にある。ローマ市街中央部から西へ歩きテヴェレ川を渡って、コンチリアツィオーネ通りを進む方向にあるが、徒歩ではやや距離がある。メトロを利用するのがお勧め。
サン・ピエトロ大聖堂は入場料がかからないのも嬉しところ。特に決まった休館日はないが、ローマ法王の謁見日である毎週水曜日の午前中は大混雑が予想されるので、ゆっくり観光したい人は水曜日を避けたほうが懸命だ。
ローマの主要駅であるTermini-Cotral駅より6つ目、メトロA線Ottaviano San Pietro Musei Vaticani駅下車(乗車時間約15分)。駅から徒歩約15分。大勢の観光客が下車するので迷わず辿り着ける。
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