ローマ近郊×ローマ時代の建築物
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ティヴォリ
ローマ郊外にある自然豊かな保養地
ローマの東、約30キロに位置する人口5万6000人の町。紀元前1215年にその起源をさかのぼる。 温暖で、緑が美しい風光明媚な土地は、皇帝や貴族たちの保養地として好まれてきた。 そうした背景から、上流階級の別荘(ヴィラ)の建築物が残っており、中でも、ヴィッラ・アドリアーナ、ヴィッラ・デステという二つの別荘はユネスコ世界遺産として登録されている。
オスティア・アンティカ
古代ローマの物流拠点の都市
オスティア・アンティカは、古代ローマ時代のティベリ川の河口に位置するかつえ存在した都市であり、現在は遺跡として有名な観光名所である。 ローマより30キロメートル南に位置する。建設当初は河口に位置する都市であったが、河の堆積作用により現在は河口より2キロメートルほど内陸にある。 名前「オスティア(Ostia)」の「os」というのは河口という意味で「tia」とい…
ネクロポリ(エトルリアの街)
エトルリア人の葬祭芸術「ネクロポリ(死者の街)」
古代ローマ以前の 前7世紀から前2世紀にかけて、イタリア中央部に存在した先住民エトルリア人は高度な文明を持ち、街は交易で栄えた。 独自のエトルリア文化を開花させ、 葬祭芸術「ネクロポリ(死者の街)」と呼ばれる大規模墳墓の遺跡を築いた。