【プライベートツアー】選べるプラン!ローマ市内3時間観光ツアー
自分たち専用の日本語ガイドと市内の名所を回る贅沢なプラン。バチカン博物館やコロッセオなどの定番スポットはもちろん、出発前にこちらの要望を取り入れてくれるので行き先もペースも思うがまま。興味のある場所を要領よく回ろう。住所
PiazzadellaRotonda, 00186 Roma
メトロA線Berberini駅から徒歩15分
料金
無料
営業時間
月曜–土曜は8:30-19:30
日曜は9:00-18:00
祝日は9:00-13:00
休業日
1/1、5/1、12/25
HP
目次
「パンテオンを見ずしてローマを去る者は愚かなり」という言葉があるほどローマの街、歴史、市民にとって重要な建築物。パンテオンには「万神殿(あらゆる神々を祭る神殿)」という意味があり、313年にキリスト教が公認されるまでは、その名の通り民衆各々が信じる神を祈りにこのパンテオンに集まっていた。
建築物としての評価も高く、彫刻家として有名なミケランジェロが「天使の設計」と賞賛している。
スペイン広場やトレヴィの泉から徒歩圏内で周囲にカフェやレストランも多いので立ち寄りやすい。入場は無料だが、土曜の17:00と日曜の10:30から行われるミサの最中は入場禁止なので注意。
また、ローマにおいて「民衆各自が信じる神を祈る」というローマ神への信仰が次第に薄まっていき、キリスト教が広まると、608年にキリスト教の聖堂となっている。信仰に反する建築物は取り壊されるというのが通常だが、このパンテオンはその美しさ故に聖堂へと生まれ変わったのだ。今日ここでこのパンテオンを目に出来るのは奇跡的だとも言える。
高さ43.2メートルの天井には直径9メートルの穴があいており、「目」またはラテン語の「Oclusオクルス」と呼ばれている。この穴はパンテオンの内部空間に大きな影響を与えている。内部に光を注ぐだけでなく、差し込む太陽の光を利用した日時計もあり、なんとも神秘的だ。
雨が激しく降ってもこの穴からは水滴があまり入ってこないようになっている。というのも、穴があると堂内の空気は上昇するように流れていくので、上昇気流により降り注ぐ雨は細かく砕かれ外側へ跳ね返るのだ。2000年前ローマ帝国の建築工学の巧みさには驚かされるばかりだ。
608年にキリスト教の聖堂となったが、19世紀の後半からは各界の重要人物がこのパンテオンに埋葬されるようになり、万神殿の面影を取り戻している。ラファエロ、エマヌエーレII世、ウンベントI世が内部に安置されている他、著名画家の作品集もここに保管されている。
メトロA線Berberini駅から徒歩15分 。
トレヴィの泉から西に徒歩7分。コロッセオから87番のバスで15分。
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