観光
126件
ブラスキ宮(ローマ博物館)
ブラスキ家の邸宅だった博物館
ナヴィーオ広場の南側に面する、ブラスキ家の邸宅であった博物館。 主に、中世から1870年代の彫刻、絵画、大理石像、モザイク等約4万点の作品を所蔵している。展示作品は定期的に交換される。
バラッコ美術館
ジョバンニ・バラッコ男爵の古代彫刻美術館
バラッコ美術館には、ジョバンニ・バラッコ男爵の集めたバロックの古代彫刻コレクションが展示されている。 建物には、百合の紋章、ファルネーゼ家の紋章があり、小ファルネジーナ宮殿とも呼ばれる。
カンチェッレリア宮
ルネッサンス初期の壮大な宮殿
カンチェレッリア宮は15世紀-16世紀に枢機卿ラファエーレ・リアーリオのために建てられた、初期ルネッサンス様式の宮殿である。 ラファエーレ卿はその後、暗殺未遂の容疑をかけられ、罰金と共にこの宮殿を差し押さえられたために手放し、ナポレオンの宮廷や法王事務局(カンチェッレリア)が置かれたた。
ファルネーゼ宮
盛期ルネサンス期に作られた神話の天井画
ファルネーゼ宮は、後に法王パウロ3世となったアレッサンドロ・ファルネーゼの命により、16世紀に建てられた建築で、イタリアの盛期ルネサンス期の中では代表的な建物であり、現在ではフランス大使館となっている。
カプチン修道会博物館
死について考えさせられる納骨堂
カプチン修道会博物館は、カプチン修道会についての博物館であり、「骸骨寺」と呼ばれる納骨堂が有名である。 博物館内に納骨堂が組み入れられ、2012年からカプチン修道会博物館となった。 納骨堂には3700体分の修道士の骨が納められている。
ピンチアーナ門
アウレリアヌス城壁の出入り口
ヴェネト通りを上りきった所に位置するのがピンチアーナ門。 271年着工の蛮族の攻撃や侵入を防ぐために造られた、高さ約6.5メートル×厚さ3.5メートル×長さ19キロメートル弱のアウレリアヌス帝の城壁の北側出入り口のことである。 ピンチアーナまたはピンチャーナと表記される。
旧ユダヤ人地区
ローマの旧ユダヤ人街ゲットー
真実の口で有名なサンタ・マリア・イン・コスメディン教会からテレヴィ川沿いを歩いて行くとユダヤ教の会堂シナゴーグのあるゲットーの中心地にたどり着く。 19世紀後半に建てられたローマ・シナゴーグは礼拝時のみ開館しており、館内にはユダヤ人博物館がある。
オッタヴィアの列柱
総大理石の神殿の面影を残す列柱
オッタヴィアの列柱(オッタヴィーアのポルティコ(アーケード))は、紀元前23年にアウグストゥス帝が妹のために建てた建造物で、マルクス劇場の北側に位置している。一度は火災で消失しており、現在のものは203年に復元されたものであるため損傷が激しい。
ティベリーナ島
元祖ヒーリングスポットの中洲の島
ティベリーナ島は、テヴェレ川にある、長さ約270メートル幅67メートルの中洲の島である。 現在は護岸工事をされ、両側がコンクリートで固められている小さな島だが、歴史は深い。 紀元前300年ごろに疫病が流行った際は、ローマの使節団に対して医学の神であるアスクレーピオスの像と1匹の蛇が贈られた。 この蛇が川を泳いでティベリーナ島に上陸したところからこの場所に神殿…
パオラの泉
見晴らしの良い丘の上の由緒ある泉
パオラの泉は、トラステヴェレ地区にある、ジャニコロの丘を登る途中にある泉である。 泉と言っても自然に湧き出ているわけではなく、古代ローマ時代に引かれた水道の終端点に作られた人工の泉だ。 かの有名なトレヴィの泉も同じく、ヴィルゴ水道の終端に作られているものである。