観光
126件
アウグストゥス帝の廟
アレクサンダー大王の墓をまねたお墓
テヴェレ川に架かるカヴール橋東詰め近くには、ほぼ正円形をした、アウグストゥス帝の廟がある。 エジプトのアレクサンドリアにあったアレクサンダー大王の墓を模して、紀元29年に造られた。 当初は、葬祭殿の下に墓があり、入口には2本のオベリスクが立っていたが、時が流れるうちにオベリスクは持ち去られ、神殿は壊れ、周囲には民家と路地が密集した。
プロパガンダ・フィーデ伝道博物館
プロパガンダ・フィーデ伝道博物館
世界中で布教を行うヴァティカンが布教、伝道活動の歴史を伝える博物館である。 建物はバロックの巨匠ベルニーニとポッロミーニにより改装された。 ベルニーニはスペイン階段側をポッロミーニはファサードを担当し、どちらも曲線を多用したバロック様式である。 隠し扉の付いた、らせん階段が美しい図書館を設計したベルニーニの端正な感性と東方三博士の礼拝堂を設計したポッロミーニ…
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会
美しい天井画とカラヴァッジョのバロック画
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会に訪れた人はまずドメニキーノの描いた美しい天井画に目を奪われるだろう。 聖セシリアを描いたこの天井画は装飾も素晴らしく、教会の外観からは想像できないほど豪華である。
サンティーヴォ・アッラ・サピエンツァ教会
美しい中庭と、1週間で3時間だけ観ることのできる教会内部
サンティーヴォ・アッラ・サピエンツァ教会はナヴォーナ広場の東側に位置する、美しい中庭を持つ教会である。 この教会は元々はローマ大学の礼拝堂として建設された、17世紀のバロック建築時代のものである。
ミネルヴァ広場
像のオベリスクがある広場
パンテオンの南東側、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会の正面にあるこじんまりした広場。 ベルニーニ考案のユニークな像のオベリスクが立っており、ミネルヴァのひよっこ(Pulcino della Minerva)と呼ばれている。ローマにあるオベリスクのなかでも最も短い。
聖イグナチオ ロヨラ教会
300年以上前に描かれたトリックアートのような天井画
サンティニャツィオ教会は、イエズス会の創設者である、聖イグナチウス・ロヨラ(イタリア語読みでサンティニャツィオ)のために建てられた。 この教会はまるでだまし絵のような大迫力の天井画で有名な教会である。 天井画の名前は「聖イグナティウス・デ・ロヨラの栄光」1685年に制作された、アンドレア・ポッツォの作品である。 天井から上空へ天使や聖人たちが上昇してゆくよう…
ピエトラ広場
遺跡を観ながら一休みできる広場
ピエトラ広場は、ピエトラ通りにある、長方形の広場である。 ピエトラとはイタリア語で「石材」を指す。 この広場では、アントニウス・ピウス帝によって、亡きハドリアヌス帝のための寺院として145年に建てられた、ハドリアヌス帝の神殿のコリント式の列柱を観る事ができる。 神殿はほぼ残っておらず、列柱を残すのみである。15mあるこの列柱は現在は11本だが、建てられた当時…
モンテチトーリオ宮
代議院議事堂となった宮殿
現在代議院議事堂として使用されているのがモンテチトーリオ宮。 建物は17世紀初頭にベルニーニによって設計され、カルロ・フォンターナによって完成した。 最初は教皇裁判所として使用されていたが、1870年イタリア統一を機に下院議会として使用されるようになる。 通常毎月第一日曜は一般公開されており予約無しで内部見学が可能。
クリプタ・バルビ
古代ローマ人の暮らしを感じる博物館
クリプタ・バルビはローマ国立博物館の4つの分館(ディオクレティアヌス帝浴場跡、マッシモ宮、アルテンプス宮、クリプタ・バルビ)の一つである。 元々は紀元前13年に建てられたバルボ劇場の柱廊があった場所である 。この場所はその後様々な用途で使われてきたが、1981年に国が買取り、2001年には博物館としてオープンした。
サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会
オペラ「トスカ」の始まりの教会
サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会は、ガイドブックではあまり取り上げられていないが、プッチーニ作のオペラ、「トスカ」の第一幕冒頭のシーンに舞台となる教会である。 この教会の礼拝堂に脱獄囚が隠れている所から物語が始まるのである。 バロック様式の豪奢な建築はカルロ・マデルノによるもの。 この教会のクーポラ(ドーム)はイタリアでは2番目に大きい。 ゆっくり細部ま…