トレヴィの泉・パンテオン周辺
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ピエトラ広場
遺跡を観ながら一休みできる広場
ピエトラ広場は、ピエトラ通りにある、長方形の広場である。 ピエトラとはイタリア語で「石材」を指す。 この広場では、アントニウス・ピウス帝によって、亡きハドリアヌス帝のための寺院として145年に建てられた、ハドリアヌス帝の神殿のコリント式の列柱を観る事ができる。 神殿はほぼ残っておらず、列柱を残すのみである。15mあるこの列柱は現在は11本だが、建てられた当時…
モンテチトーリオ宮
代議院議事堂となった宮殿
現在代議院議事堂として使用されているのがモンテチトーリオ宮。 建物は17世紀初頭にベルニーニによって設計され、カルロ・フォンターナによって完成した。 最初は教皇裁判所として使用されていたが、1870年イタリア統一を機に下院議会として使用されるようになる。 通常毎月第一日曜は一般公開されており予約無しで内部見学が可能。
クリプタ・バルビ
古代ローマ人の暮らしを感じる博物館
クリプタ・バルビはローマ国立博物館の4つの分館(ディオクレティアヌス帝浴場跡、マッシモ宮、アルテンプス宮、クリプタ・バルビ)の一つである。 元々は紀元前13年に建てられたバルボ劇場の柱廊があった場所である 。この場所はその後様々な用途で使われてきたが、1981年に国が買取り、2001年には博物館としてオープンした。
サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会
オペラ「トスカ」の始まりの教会
サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会は、ガイドブックではあまり取り上げられていないが、プッチーニ作のオペラ、「トスカ」の第一幕冒頭のシーンに舞台となる教会である。 この教会の礼拝堂に脱獄囚が隠れている所から物語が始まるのである。 バロック様式の豪奢な建築はカルロ・マデルノによるもの。 この教会のクーポラ(ドーム)はイタリアでは2番目に大きい。 ゆっくり細部ま…
ブラスキ宮(ローマ博物館)
ブラスキ家の邸宅だった博物館
ナヴィーオ広場の南側に面する、ブラスキ家の邸宅であった博物館。 主に、中世から1870年代の彫刻、絵画、大理石像、モザイク等約4万点の作品を所蔵している。展示作品は定期的に交換される。
バラッコ美術館
ジョバンニ・バラッコ男爵の古代彫刻美術館
バラッコ美術館には、ジョバンニ・バラッコ男爵の集めたバロックの古代彫刻コレクションが展示されている。 建物には、百合の紋章、ファルネーゼ家の紋章があり、小ファルネジーナ宮殿とも呼ばれる。
カンチェッレリア宮
ルネッサンス初期の壮大な宮殿
カンチェレッリア宮は15世紀-16世紀に枢機卿ラファエーレ・リアーリオのために建てられた、初期ルネッサンス様式の宮殿である。 ラファエーレ卿はその後、暗殺未遂の容疑をかけられ、罰金と共にこの宮殿を差し押さえられたために手放し、ナポレオンの宮廷や法王事務局(カンチェッレリア)が置かれたた。
ファルネーゼ宮
盛期ルネサンス期に作られた神話の天井画
ファルネーゼ宮は、後に法王パウロ3世となったアレッサンドロ・ファルネーゼの命により、16世紀に建てられた建築で、イタリアの盛期ルネサンス期の中では代表的な建物であり、現在ではフランス大使館となっている。
アルジェンティーナ劇場
ローマ最古の劇場で、歴史の息吹を感じる
ローマで最古の歴史を誇るアルジェンティーナ劇場は、1732年竣工。 オペラ発祥の地、イタリアでは数多くの名作オペラが作られた。 「セビリアの理髪師」「二人のフォスカリ」「レニャーノの戦い」など、現在も愛されている名作の初演は、このアルジェンティーナ劇場から公開されて行ったものが多い。
ダ シーモ パネ エ ヴィーノ
サンドウィッチ専門店
こじんまりとしたサンドウィッチ店ながら、本物のイタリアの味が味わえると評判だ。 具材はいくつもの種類から選べ、すべて美人オーナーのSimona氏の手作りである。 Simona氏は彼女の店に対して並々ならぬ熱意を持っており、いつも笑顔で気さくな接客だと、サービスへの評価が非常に高い。具材選びに迷った時には彼女に聞いてみよう。