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カプリ島(ナポリ近郊)×建築
4件
サン・ミケーレ教会
マヨルカ焼きのタイルで覆われた床が圧巻
アナカプリの聖ニコラ広場にあるこの教会は、1698年から1719年にかけて建てられた。 カプリ島で最も素晴らしいバロック様式の建物のひとつで、イタリアの著名な建築史専門家であるロベルト・パーネに「18世紀初期のナポリ建築で最も価値のある作品である」と言わしめた。 島がイギリスに占領されていた時期には、島の教会は抑圧され、弾薬庫として使われていた。
ヴィッラ・ジョビス
ローマ皇帝ティベリウスの別荘
カプリ島北東部にある、古代ローマ皇帝ティベリウスの別荘のひとつが遺跡として残されている。ティベリウスはカプリ島を愛し、島内に12のローマ様式のヴィッラを所有していたが、ここはその中でも最大で最も豪華なもので、敷地の面積は7000平方メートルにも及ぶ。 紀元後27年に建てられ、37年に亡くなるまでの晩年の10年間、ここに住まい、帝国の統治をしていた。
サン・ジャコモ修道院
カプリ島最古の建築物のひとつ
1363年に設立されたカルトジオ会の修道院である。カプリ島最古の建物のひとつで、14世紀に建てられた。カプリ島建築の典型例として挙げられる。 16世紀には海賊の襲撃を受けたり、その後疫病から自らを隔離するために修道院に篭った僧たちに市民が怒り、敷地に人間の死体を投げ入れたりと、暗い歴史の一面もある。
サンタ・ソフィア教会
ロンゴバルド族の世界遺産
ベネヴェントにある教会で、ロンゴバルドの建築様式の典型的な建物で、大変貴重である。 このため、2011年には「イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡(568‐774 年)」を構成する7つの建物のうちのひとつとして、ユネスコの世界遺産に登録された。