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その他ナポリ近郊×建築
14件
ポンペイ遺跡
1700年の時が止まった街
ポンペイはイタリア・ナポリに面した古代都市だ。当時ローマで栄華を極めていたこの街は、火山の噴火により一瞬で姿を消した。ポンペイに降り積もった大量の灰は、皮肉なことに当時の街の様子をそのまま保管する役割を果たし、古代ローマ人の息遣いが随所に残る希有な遺跡となった。 ローマ人の自由で享楽的な生活が垣間見えるポンペイはローマでも屈指の観光地であり、ユネスコの世界遺…
カゼルタ宮殿
ナポリ王国の繁栄を表す巨大宮殿
カンパニア州にあるカゼルタ宮殿は、ナポリ王・カルロ7世によって建設された、ナポリ王国の繁栄を表す巨大宮殿だ。247メートル×184メートルの長方形の形をした宮殿は、18世紀のヨーロッパで最も巨大な建物。フランスのヴェルサイユ宮殿をモデルとしており、劇場・礼拝堂・博物館と1200もの部屋を持つ。 また庭園にはギリシャ彫刻の噴水と滝があり、まさに王の居城にふさわ…
エルコラーノの遺跡
ローマの富裕層が暮らした古代の遺跡
エルコラーノは、カンパニア州ナポリ県にある街。 79年、ヴェスヴィオ火山の噴火でローマの都市は甚大な被害を受けた。 噴火に見舞われたのは商業都市であるポンペイが有名だが、ここエルコラーノは大量の火山泥流にのみ込まれて、街としての機能を完全に失い消滅してしまった。
ローマ円形劇場
古代ローマの大劇場
1世紀後半から2世紀初頭にハドリアヌス帝により作られた古代ローマの建物で、カルド・マクシムス(都市の中心を南北に貫く主要道路)の近くに位置している。 後にカラカラ帝により修復された。
トッレ・アンヌンツィアータ
ヴェスヴィオ火山によって消えた街の、美しき再興
トッレ・アンヌンツィアータは、ナポリ市街地からバスでおよそ2時間ほど揺られた場所にある。 ナポリの息吹がかなり薄くなり、少し片田舎の風景も混じり始めるトッレ・アンヌンツィアータは、ポンペイやエルコラーノと共に、火山灰に埋もれて消えた街ということで知られている。
イスキア・ポンテとアラゴン城
悠久から紡がれてきた、海と街並みのコントラスト
地中海沿岸、プローチダ島よりも更に西に行ったところに、イスキア島はある。 イスキア島もまた、ナポリを訪れる観光客にとっては定番の観光スポットのひとつである。 そのイスキア島で、最も古くから街が発展していたのが、イスキア・ポンテだ。 イスキア・ポンテは地中海にせり出すように街並みが発展しており、漁港やマリーナなどもあって比較的活気のある街である。
サレルノのドゥオモ
聖マタイのクリプタがある、サレルノ一の観光スポット
サレルノ最大の聖堂で、町の中心に位置する一番の観光スポットである。 ノルマン人で中世シチリア王国を建てたロベルト・グイスカルドにより、町がサレルノ公国の首都であった11世紀に建てられた。 新約聖書の4人の福音書記者の一人、聖マタイに捧げられた聖堂で、地下(クリプト)は装飾が素晴らしい聖マタイの墓所となっている。
セラピーデ市場跡
神殿と思われていた古代ローマの食品市場
本文 古代ローマの食品市場(マケッルム)の跡である。プテオリ(ポッツォーリの古名)がローマのコロニアであった1世紀後半から2世紀前半頃に建設されたと考えられている。 この場所が1750年に発掘された際に、エジプトの神セラピスの彫刻が出土したため、最初ここはセラピスを祀る神殿であったとされた。
ソレント大聖堂
内装の豪華な寄木細工がいかにもソレントらしい大聖堂
ソレント最大の聖堂で、正式にはCattedrale dei Santi Filippo e Giacomo(聖フィリッポとジャコモ聖堂)と呼ばれる。 11世紀頃建てられ、15世紀にロマネスク様式に再建された。
トラヤヌス帝の凱旋門
イタリア屈指のローマ時代の凱旋門
ベネヴェントのシンボルであり、古代ローマ文明の証人とも言える、町一番の観光スポットである。 114年、ローマからブリンディジまでを結ぶアッピア街道の開通を記念し、トラヤヌス帝を称えるため作られた。 イタリアに残る凱旋門の中でも特に保存状態のよいものの一つである。