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建築
31件
セラピーデ市場跡
神殿と思われていた古代ローマの食品市場
本文 古代ローマの食品市場(マケッルム)の跡である。プテオリ(ポッツォーリの古名)がローマのコロニアであった1世紀後半から2世紀前半頃に建設されたと考えられている。 この場所が1750年に発掘された際に、エジプトの神セラピスの彫刻が出土したため、最初ここはセラピスを祀る神殿であったとされた。
ソレント大聖堂
内装の豪華な寄木細工がいかにもソレントらしい大聖堂
ソレント最大の聖堂で、正式にはCattedrale dei Santi Filippo e Giacomo(聖フィリッポとジャコモ聖堂)と呼ばれる。 11世紀頃建てられ、15世紀にロマネスク様式に再建された。
トラヤヌス帝の凱旋門
イタリア屈指のローマ時代の凱旋門
ベネヴェントのシンボルであり、古代ローマ文明の証人とも言える、町一番の観光スポットである。 114年、ローマからブリンディジまでを結ぶアッピア街道の開通を記念し、トラヤヌス帝を称えるため作られた。 イタリアに残る凱旋門の中でも特に保存状態のよいものの一つである。
ナポリのドゥオモ
サン・ジェンナーロの息づかいを感じる大聖堂
ナポリのドゥオモは、スカッパ・ナポリにおける中心的教会である。 13世紀にナポリの守護聖人であるサン・ジェンナーロを信仰するため、ナポリ王カルロ2世によって建てられた。 以降たびたび改築が行われ、19世紀には建築家エンリコ・アルヴィーノによってファザード部分に手が加えられた。 正面にそびえる中央扉は芸術家および彫刻家のアントニオ・バボッチョが設計したもので、…
フラヴィオの円形闘技場
ナポリ近郊、ギリシャ時代の遺跡が残る風情ある港町
ローマのコロッセオを彷彿させる建築物が、ポッツォーリにあるフラヴィオの円形闘技場である。 それもそのはずで、コロッセオを設計した建築家により同じ素材を用いて建てられたからである。 イタリアにあるローマ時代の円形闘技場としては3番目の規模を誇る。最大のものは言うまでもなくローマのコロッセオである。
ペストゥムの遺跡
世界遺産登録の古代ギリシャの遺跡
サレルノから南に約50キロメートル、ティレニア海沿いに残る古代ギリシャの都市である。 古代ギリシア人は、植民した南イタリア一帯をマグナ・グラエキア(「大ギリシャ」の意味)と呼んでいたが、そのマグナ・グラエキアの中でも特に保存状態のよい遺跡である。 ユネスコの世界遺産にも登録されている。
ベネヴェントのドゥオモ
ベネヴェント最大の聖堂
ベネヴェント最大の聖堂で、最初のキリスト教会でもある。設立は7世紀にさかのぼる。8世紀のランゴバルド人によるベネヴェント公国の時代に大規模な改築が行われて、12世紀にはロマネスク様式になった。第2次世界大戦中の1943年に連合国のアメリカ軍により空爆され、大きく破壊された。
ラヴェッロのドゥオモ
ユニークな説教壇が見ものの、ラヴェッロの聖堂
町の中心にあり、前が広場となっているのがこの聖堂である。 1087年、モンテカッシーノの僧院をモデルとして建てられた。 ファサードの真ん中の扉は、1179年に著名な彫刻家バリサーノ・ダ・トラーニより作られたブロンズ製の扉で、レリーフの装飾に注目したい。
天国の回廊
ロマネスク様式とアラブ様式が調和した美しい回廊
ドゥオモ広場から延びる長い階段を上ると、アマルフィ大聖堂の向かって左側にギリシャの建築様式ムーア式の見事な回廊がある。 これは1266年から1268年にかけて建てられたもので、地元有力者の墓を合祀するためのものだった。
リオーネ・テッラ
ナポリ近郊、ギリシャ時代の遺跡が残る風情ある港町
1500年前の古代の町並みが遺跡として保存されており、考古学施設として整備されている。 歴史の古いポッツォーリの町でも、ここはいつも町の中心的役割を果たしてきた。 早くから人が住み始めた地域で、遺物から紀元前6世紀半ばにはすでに人が居住していたことが認められる。 紀元前194年、古代ローマの植民都市であるプテオリの入植が始まったのもこの場所である。三方を海に…