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建築
31件
トッレ・アンヌンツィアータ
ヴェスヴィオ火山によって消えた街の、美しき再興
トッレ・アンヌンツィアータは、ナポリ市街地からバスでおよそ2時間ほど揺られた場所にある。 ナポリの息吹がかなり薄くなり、少し片田舎の風景も混じり始めるトッレ・アンヌンツィアータは、ポンペイやエルコラーノと共に、火山灰に埋もれて消えた街ということで知られている。
アマルフィのドゥオモ(アマルフィ大聖堂)
多様な建築様式の調和が目を引く歴史的建造物
町の中心であるドゥオモ広場に面して建つアマルフィでもひときわ目を引く重要な建物が、町の守護聖人である聖アンデレに捧げる聖堂、アマルフィ大聖堂である。 豪華な作りは、一時は海洋国として隆盛を誇ったアマルフィの豊かさを象徴している。
イスキア・ポンテとアラゴン城
悠久から紡がれてきた、海と街並みのコントラスト
地中海沿岸、プローチダ島よりも更に西に行ったところに、イスキア島はある。 イスキア島もまた、ナポリを訪れる観光客にとっては定番の観光スポットのひとつである。 そのイスキア島で、最も古くから街が発展していたのが、イスキア・ポンテだ。 イスキア・ポンテは地中海にせり出すように街並みが発展しており、漁港やマリーナなどもあって比較的活気のある街である。
ヴィッラ・ジョビス
ローマ皇帝ティベリウスの別荘
カプリ島北東部にある、古代ローマ皇帝ティベリウスの別荘のひとつが遺跡として残されている。ティベリウスはカプリ島を愛し、島内に12のローマ様式のヴィッラを所有していたが、ここはその中でも最大で最も豪華なもので、敷地の面積は7000平方メートルにも及ぶ。 紀元後27年に建てられ、37年に亡くなるまでの晩年の10年間、ここに住まい、帝国の統治をしていた。
ヴィッラ・ピニャテッリ
ドリス様式の円柱が印象的な貴族の邸宅
海沿いの庭園ヴィッラ・コムナーレの北側を走るリヴィエーラ・ディ・キアイア通りで最も目立つ建物と言えるのが、ヴィッラ・ピニャテッリである。 1826に建てられたネオクラシカルな住居の中庭は、後に建物の前面に移されたが、ドリス様式の円柱が印象的である。
サレルノのドゥオモ
聖マタイのクリプタがある、サレルノ一の観光スポット
サレルノ最大の聖堂で、町の中心に位置する一番の観光スポットである。 ノルマン人で中世シチリア王国を建てたロベルト・グイスカルドにより、町がサレルノ公国の首都であった11世紀に建てられた。 新約聖書の4人の福音書記者の一人、聖マタイに捧げられた聖堂で、地下(クリプト)は装飾が素晴らしい聖マタイの墓所となっている。
サン・ジャコモ修道院
カプリ島最古の建築物のひとつ
1363年に設立されたカルトジオ会の修道院である。カプリ島最古の建物のひとつで、14世紀に建てられた。カプリ島建築の典型例として挙げられる。 16世紀には海賊の襲撃を受けたり、その後疫病から自らを隔離するために修道院に篭った僧たちに市民が怒り、敷地に人間の死体を投げ入れたりと、暗い歴史の一面もある。
サン・ドメニコ・マッジョーレ教会
庶民の生活に毅然と鎮座する、高貴さと荘厳さ
サン・ドメニコ・マッジョーレ教会は、市街地の中心部に位置する教会であり、市民の生活圏と近接している場所である。 スパッカ・ナポリなど、ナポリの庶民生活とつながりの深いこの教会は、少々薄汚れたレンガ造りの建造物の合間に、白を基調とした外観で毅然と建っている。
サンセヴェーロ礼拝堂
落ち着いた外観が市民に身近な存在の証
サンセヴェーロ礼拝堂は、スパッカ・ナポリ地区の小路を入ったところにある建物である。 非常に落ち着いた雰囲気の(悪く言えば地味な)外観から、大体の場所を知っているだけでは確実に見落としてしまうスポットであるために、訪れる際には正確な場所の把握をしておいた方が良いだろう。
サンタ・ソフィア教会
ロンゴバルド族の世界遺産
ベネヴェントにある教会で、ロンゴバルドの建築様式の典型的な建物で、大変貴重である。 このため、2011年には「イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡(568‐774 年)」を構成する7つの建物のうちのひとつとして、ユネスコの世界遺産に登録された。