定番スポット青の洞窟へ!カプリ島日帰り観光ツアー
神秘的な青の洞窟を観賞する、カプリ島日帰り観光プラン。日本語ガイド同行でナポリ島からのアクセスもスムーズ。定番スポット散策や見晴らしの良いレストランでの地方料理のランチなど、混雑必至のカプリ島も安心して楽しめる。住所
Via Duomo, 149 Napoli
バスE1、E2線Duomo-cattedraleバス停すぐ
メトロL2線Cavour駅から徒歩10分
料金
無料
営業時間
月曜-金曜は8:00-12:30、16:30-19:00
土曜は8:00-12:30、16:30-19:30
日曜は8:00-13:30、17:00-19:30
休業日
年中無休
HP
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目次
ナポリ人の心の拠り所であるドゥオーモは、バロック建築の集大成とも言える見事な内装が見どころ。聖堂を彩る芸術作品が目白押しである。壁画においてはドメ二キーノ、クーポラ部分はランフランコなど当時の有名な芸術家たちが製作に携わった。ドメニコ・ザンピエーリ、そしてジョヴァンニ・ランフランコによるフレスコ画は緻密で、時間が経つのを忘れ見入ってしまいそうだ。さらに、聖堂の右手にはサン・ジェンナーロの宝物館がある。銀で作られた聖人像、鮮やかなバロック絵画を鑑賞できるほか、大聖堂の寝具室を見学することもできる。
ナポリ人の信仰のルーツを辿るには、是非とも隅々まで回っておきたいところだ。
5月の第一土曜、そしてジェンナーロの命日である9月19日は祝日となり、ナポリはお祭りムードに包まれる。ドゥオーモには多くの人が集まり、盛大な儀式がとりおこなわれる。聖堂内に保管されているジェンナーロの血液が入った小瓶を、司教がかき混ぜて液体化させる「血の奇跡」と呼ばれるものだ。その血液がもしも液体化しない場合は、ナポリに大きな災害が訪れるとされている。
このように、サン・ジェンナーロは、ナポリ人の心に深く息づく存在であり、ナポリ出身の男性に「ジェンナーロ」という名前が多いのも頷ける話だ。
中央祭壇の天井一面に描かれた「聖母被昇天」は、パルマ派の巨匠・ペルジーノによる傑作である。聖母の被昇天とはカトリック用語で、聖母マリアが肉体を捨てて天国へ登ることを指す。鮮やかな色彩で描かれた被昇天の様子は、思わずまばたきを忘れるほどの迫力だ。
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