定番スポット青の洞窟へ!カプリ島日帰り観光ツアー
神秘的な青の洞窟を観賞する、カプリ島日帰り観光プラン。日本語ガイド同行でナポリ島からのアクセスもスムーズ。定番スポット散策や見晴らしの良いレストランでの地方料理のランチなど、混雑必至のカプリ島も安心して楽しめる。住所
Via Eldorado, 3, 80132 Napoli
バス128線、140線、154線、N1線カステル デローヴォバス停(Chiatamone-castel dell'Ovoバス停)
料金
無料
営業時間
9:00-18.30
日曜、祝日は9:00-14:00
・サマータイム
9:00-19.30
日曜、祝日は9:00-14:00
休業日
年中無休
HP
目次
卵城は、ナポリ・サンタルチアの港に突き出した城塞である。卵城にはエレベーターが設置されており、要塞の上にあるテラスに繋がっている。広大なサンタルチア港、ナポリの町並み、そして遥か向こうにヴェスヴィオ火山が広がる眺めは、まさに絶景。ナポリ随一の観光名所と呼ばれる由縁だ。テラスを降りる際は、石の坂道が地上へ繋がっているので、景色を楽しみながら徒歩で下っていくことができる。
卵城の側には、レストラン街となった漁師村ボルゴ・マリナーリ(BorgoMarinari)がある。老舗の有名店が多く、歩き疲れたら休憩に立ち寄るのもいいだろう。
もともとはローマ帝国の軍人「ルクルス」が建てた別荘だったが、11世紀にノルマン朝によって堅牢な城塞へと作り替えられた。アンジュー家が統治していた時代には、税を納めるための倉庫として使われたという。現在はナポリで最も歴史の古い要塞として、観光スポットの定番となっている。
サンタルチアの埠頭にどっしりと構える卵城は、重厚な岩の要塞だ。波が打ち付ける断崖絶壁の上にそびえ立っており、外敵の侵入を固く防ぐ作りとなっている。
エレベーターで屋上のテラスへ出ると、目に飛び込んでくるのは一定間隔で並ぶ大砲だ。大砲はスペインの支配時代に設置されたもので、ものものしい雰囲気を放っており、ここが紛れもない戦いの場所であったことを実感させられる。
現在は大砲が使われない平和な町となっているが、この平和が数々の戦いと犠牲によって授かった尊いものであることを忘れないようにしたい。
昼間は陽気な雰囲気の卵城だが、夕方から夜にかけては一転し、ロマンチックな景色を楽しむことができる。夕暮れの海にひっそりと浮かぶ城は、中世のおとぎ話に迷い込んだような幻想的な雰囲気だ。
卵城のすぐ側のヨットハーバー沿いには、漁師村が姿を変えたレストラン街「ボルゴ・マリナーリ」(BorgoMarinari)がある。サンタルチアの港で採れた新鮮な魚介類を使った料理は、ナポリ観光の大きな醍醐味だ。ナポリに訪れて卵城を観光するならば、ボルゴ・マルナーリで贅沢な夜景とディナーを楽しむことをおすすめする。
また、新年にはニューイヤーの花火大会がおこなわれている。タイミングが合えば是非とも足を運んでおきたい。
卵城へは、バスでアクセスするのがおすすめ。すぐ近くにはヌォーヴォ城もあるので、合わせて観光しても良いだろう。
ナポリ中央駅(Stazione di Napoli Centrale)から徒歩5分ほどのバスターミナル・マンチーニ(Mancini)でN1に乗車-カステル デローヴォバス停(Chiatamone-castel dell'Ovoバス停)で下車、徒歩5分
所要時間:約30分
人気記事