「最後の晩餐」入場付き!ミラノ半日観光 日本語ガイドツアー
ドゥオモにスカラ座、スフォルツェスコ城などミラノの外せないスポットを押さえた、日本語ガイド付き大人気プラン。事前予約必須な「最後の晩餐」を確実に鑑賞できるのが最大のポイント。ミラノ最高の芸術をじっくり味わおう。
2023/11/10 更新
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Piazza Santa Mariadelle Grazie, 2, 20123 Milano
メトロ2号線CadornaFN駅から徒歩7分
メトロ1号線Conciliazione駅から徒歩6分
料金
教会は無料
最後の晩餐見学は€24.11等
営業時間
・最後の晩餐
8:15-18:45
休業日
月曜、1/1、5/1、12/25、イースター
HP
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、隣接している修道院「ドメニコ会修道院」の食堂に、レオナルド・ダ・ヴィンチの大傑作「最後の晩餐」があることで有名だ。教会と食堂全体がユネスコ世界文化遺産リストに登録されている。
レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば、彫刻、建築、解剖学様々な分野で才能を発揮した万能人。彼の作品はほとんど未完成だが「最後の晩餐」は彼の数少ない完成品の一つで、傑作品だ。壁画を描く技法としてはフレスコ技法が一般的であるが、ダ・ヴィンチはあえてテンペラ技法を用い、420×910センチメートルの巨大な盤面で立体的に人物を描写している。
見学は完全予約制で、2か月前に予約受付が開始される。見学時間は15分で、遅刻はもちろん厳禁。見学するのは一度に25人までと決まっている。しっかりと事前準備が必要だ。
観光客の見学に、厳しい完全時間指定予約制を強いているのは、繊細なテンペラ画の保存のためである。
「最後の晩餐」は、聖書ヨハネによる「複音書13章21節」に基づいて描かれた絵画。真ん中に座るイエスが弟子達を前に「12弟子の中の一人が自分を裏切る」と予言した直後の場面を描いている。裏切り者はイエスの左2つ隣に座るユダで、裏切りの代償銀貨30枚の入った袋を右手に握りしめている。他の弟子達はイエスの発言に驚きを隠せない様子で、哀しみ、怒り、戸惑い、様々な表情が伺える。
「最後の晩餐」を題材にした絵画は多いが、ダヴィンチ以前の絵画では、他の弟子達と異なりユダにだけ光背がないことや、ユダのみ離れた席に配置することで、裏切りが表現されていた。ダ・ヴィンチは当時としては斬新な全く新しい表現方法で絵画を仕上げているのだ。また、一点透視図法を用いた立体空間や、テーブル上のリアルな食卓の様子からもダ・ヴィンチの能力の高さを表現しているので注目したい。
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