ピッティ宮殿&パラティーナ美術館入場とオシャレなアルノ川左岸 路地裏探索ツアー
日本語ガイドを貸し切って、ピッティ宮殿内のパラティーナ美術館やアルノ川左岸を散策する胸踊るプライベートツアー。下町風情溢れる路地を自分たちのペースでじっくり巡れ、職人工房などの珍しいスポットも訪問できる。住所
Piazza de Pitti 1, 50125 Firenze
S.M.N.駅から徒歩20分
路線バスC3、D線PITTI停留所より徒歩1分
料金
■パラティーナ美術館と近代美術館
€13
■銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館とボーボリ庭園
€7
※€3の予約手数料
営業時間
■パラティーナ美術館と近代美術館
8:15-18:50
■衣装博物館と銀器博物館
11月から2月は8:15-16:30
3月は8:15-17:30
4月、5月、9月、10月は8:15-18:30
6月、8月は8:15-18:50
■陶磁器博物館
11月から2月は8:15-16:15
3月は8:15-17:15
4月、5月、9月、10月は8:15-18:15
6月、8月は8:15-18:30
■ボーボリ庭園
11月-2月は8:15-16:30
3月は8:15-17:30
4月、5月、9月、10月は8:15-18:30
6月、7月、8月は8:15-18:50
休業日
■パラティーナ美術館と近代美術館
月曜、12/25、1/1、5/1
■衣装博物館、銀器博物館、陶磁器博物館とボーボリ庭園
毎月第1月曜、毎月第4月曜、12/25、1/1、5/1
HP
目次
1番の見どころともいえるのがパラティーナ美術館。メディチ家を中心に歴代の主が収集した絵画を中心に1000点以上のコレクションが展示されている。
チケットはパラティーナ美術館と近代美術館の共通チケット、銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館とボーボリ庭園の共通チケットに分かれており、開閉時間はそれぞれ異なるので訪れる際には注意したい。
1472年ピッティの死後、完成前の宮殿建設は中断されたが、1549年にピッティ家のライバルであったメディチ家に買い取られ建設再開。メディチ家は多数の芸術家を支援しており美術品の収集にも熱心で、名画や装飾品が次々とこの宮殿に集められた。
その後、宮殿の所有者が移り変わり400年に渡り宮殿の増改築が繰り返されたが、メディチ家の美術コレクションは管理され受け継がれ、更なる美術品の収集が続いた。イタリア統一後は王家所有の宮殿となり、フェレンツェ首都時代には王家の住居としても使用された。1919年、ヴィットリオ・エマヌエーレ3世によってピッティ宮殿全体が国家に寄付され美術館等が一般公開される。
パラティーナ美術館は、1500年-1600年の絵画1000点以上が収蔵される大規模な絵画館。内装はピエトロ・ダ・コルトーナによって手がけられた。ピッティ宮殿の2階に位置し、豪華に装飾された28の展示室からなる。
ラファエロやティツィアーノの作品が展示されており、ラファエロ作の「椅子の聖母」「大公の聖母」「ヴェールを被る婦人の肖像」、ティツィアーノ作の「悔悛するマグダラのマリア」は中でも必見だ。
これらはメディチ家のコジモ2世によって築かれた莫大な美術コレクションで、後任のメディチ家の大公やロレーナ家によって更にコレクションが増やされた。1828年から一般公開されている。
芸術と自然が共存している庭園で、広大な緑の敷地内に芸術作品が点在している。ヴァレリオ・チョーリのバッカスの噴水、ストルド・ロレンツィによるネプチューンの噴水、馬の蹄鉄の形をした半円劇場等イタリア彫刻や建築が楽しめる。ヴァザーリの回廊から隣接するブオンタレンティのグロッタ・グランデ(洞窟)の内部にはギリシャ神話を題材とした複数の芸術家による彫刻があり、天井のベルナルディーノ・ポッチェッティのフレスコ画も素晴らしい。
なお、ボーボリ庭園内は階段や坂道が多いのでスニーカーで訪れる事をお勧めする。
S.M.N.駅からピッティ宮殿へは徒歩13分。駅を出てボルゴ・オグニッサンティ通りを南東に進み、カッライア橋を渡る。アルノ川を越え、そのままセッラリ通りを直進しカフェDei Bani Firenzeのある角を左手に曲がりサンタゴスティーノ通りへ入り直進するとピッティキ宮殿が見える。
路線バス(ATAF)C3に乗ってPitti停留所で下車。
フィレンツェ市内交通はバスでの移動がメインになる。ATAF社の運行する市内ミニバスが市内中心部をほぼ網羅しているので便利だ。切符はバス乗車前に購入しておく必要があり、ATAF窓口、バー、ニューススタンド、タバッキ等で購入できる。1回券€1.2で90分間有効。また4回券€4.7、1日券€5、3日券€12等がある。
人気記事