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建築物
47件
旧サンタ・マリア・デリ・アンジェリ礼拝堂
ブルネッレスキが設計した、八角形のかわいらしい建物
旧サンタ・マリア・デリ・アンジェリ礼拝堂は、フィリッポ・ブルネッレスキが設計したことから「ブルネッレスキのロトンダ(円形の建物)」とも呼ばれている。 サンタ・マリーア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラ建設で有名なフィリッポ・ブルネッレスキは、ルネサンス最初の建築家として知られる。
メディチ リッカルディ宮 (マージ礼拝堂)
メディチ家の栄光の歴史を今に伝える、メディチ リッカルディ宮 (マージ礼拝堂)
14世紀に始まるルネッサンス時代に一大勢力を誇り、フィレンツェを支配したメディチ家が、100年に渡って暮らした豪邸。 コジモ・ディ・メディチが、ロレンツォ・ギベルティの弟子であったミケロッツォ・ディ・バルトロメオに建築を依頼して作らせた。 市民の批判を避けるためにあえて地味な外観にしたと言われる。
カスターニョの「最後の晩餐」
繊細な画風へと変化を遂げるカスターニョにとっての分岐点
「最後の晩餐」と言えば、レオナルド・ダ・ヴィンチのものが最も有名であるが、サンタアッポローニア修道院に収蔵されているアンドレア・デル・カスターニョによる「最後の晩餐」もまた、評価の高い作品である。 この作品は、フィレンツェ市内のサンタポッローニア修道院で見ることが出来る。
チェルトーザ・デル・ガルッツォ
山の上にある修道院
市内中心部からバスで30分、南フィレンツェの丘の上にあるチェルトーザ・デル・ガルッツォは、過去ヨーロッパで最も強力な修道院のひとつであった。 ナポレオン軍の略奪以前は500点もの美術作品の展示があったとされている。というのも、この修道院は1341年フィレンツェの若者の教育のためになる宗教的中心部であり枠組みを創造することを目的に掲げ建設が始まったためだ。 銀…
中世邸宅博物館
中世の暮らしを今に伝える、貴重な邸宅博物館
1300年代半ばに建てられた建物には、260年に渡ってダヴァンツアーティ家が暮らしていた。 当主が自殺してダヴァンツアーティ家が途絶えた後、この家を買い取った古物商により、一家の貴重な家具は全て売り払われてしまった。 後に国が家を買い取り、調度品を揃えて中世の生活様式を再現、1956年に博物館としてオープンした。
チェッポ病院
ロッビア工房の装飾帯が楽しめる病院
ピストイアにあるチェッボ病院は、建物南西側のカラフルな陶器装飾が有名で観光スポットのひとつとなっている現役市立病院である。 デッラ・ロッビアとブリオーニの2つ工房で作られた釉薬テラコッタ装飾は、病院の歴史を示すかのような「慈悲」をテーマとした作品となっている。
プラトリーノ
メディチ家の別邸と庭園
フィレンツェ郊外北に約12キロメートル、バスで45分程度の場所にあるのがメディチ家の別邸プラトリーノ荘。 プラトリーノは地名でフィレンツェに隣接するヴァーリアという町にある。 メディチ家フランチェスコ1世の為に1569年から1581年にかけてベルナルド・ブオンタレンティによって作られた。