ベネチア&フィレンツェ&ローマ7日間 132,000円-
航空券とホテル、現地での移動に使う特急列車のチケットがセットになった、イタリア国内の主要な3都市を巡るお得なプラン。フィレンツェは、3日目に訪れ、1泊することとなる。現地では自由行動なので、好きなスポットを巡れるのが嬉しいポイント。➡ 詳細はこちら
2023/11/10 更新
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Piazza del Duomo, 50122 Firenze, Italy
S.M.N.駅(サンタマリアノヴェッラ駅)から徒歩15分
料金
・ドゥオモ(大聖堂)のみ
無料
・ジョットの鐘楼、クーポラ、洗礼堂、サンタレパラータ地下聖堂、ドゥオモ付属美術館
大人は€18.00
6歳-11歳は€3.00
6歳未満は無料
フィレンツェカード利用可
営業時間
■ドゥオモ(大聖堂)
月曜-水曜、金曜は10:00-17:00
木曜は10:00-16:30
5月、10月の木曜は10:00-16:00
土曜は10:00-16:45
日曜、祝日は13:30-16:45
■クーポラ
月曜-金曜は8:30-19:00
土曜は8:30-17:00
日曜は13:00-16:00
※入館は閉館の40分前まで
■サンタ・レパラータ地下聖堂
月曜-水曜、金曜、6-9月の木曜は10:00-17:00
5月、10月の木曜は10:00-16:00
1-4月、11月、12月の木曜は10:00-16:30
土曜は10:00-16:45
※入館は閉館の30分前まで
■付属美術館
9:00-20:00
※入館は閉館の40分前まで
※変動するため、訪問前に必ず公式HPで確認すること
休業日
■ドゥオモ
1/1、12/25、復活祭
■クーポラ
1/1、1/6、6/24、11/1、12/3、12/4、12/8、12/25、12/26、祝日、イースター、クリスマス前の月曜と火曜
■サンタ・レパラータ地下聖堂
1/1、1/6、6/24、8/15、11/1、12/25-12/27
日曜、祝日、イースター、復活祭、復活祭直前の木曜、クリスマス前の月曜と火曜
■付属美術館
第一火曜
1/1、1/6、12/25、復活祭
※変動するため、訪問前に必ず公式HPで確認すること
HP
http://operaduomo.firenze.it/
イタリア語、英語
目次
見どころ満載の小さな街、フィレンツェ。その観光の要所であり、街の象徴とも言うべき存在が「ドゥオモ」である。日本では、2001年の映画「冷静と情熱のあいだ」で、主人公がかつての恋人と待ち合わせをするシーンのロケ地としても有名。
「ドゥオモ」という聞きなれない言葉は、英語のドームと同じく「(半球や様々な形状の)丸屋根」という意味の他に、聖者を祀る場所「大聖堂(カテドラル)」という意味を持っていて、フィレンツェで「ドゥオモ」と言えば「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」のことを指す。
※より厳密にいえば、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」は、広大な敷地内に建てられている「ドゥオモ」、「洗礼堂」、「鐘楼」の3つの建物の総称でもある。
※ちなみに、キリスト教圏にあるヨーロッパ諸国の大きな都市には、必ずと言ってよいほどドゥオモがあり、ドゥオモを中心として都市が形成されることも多い。
大聖堂の中に入るのは無料だが、その他の場所の観覧は有料。ドゥオモ共通チケットが必要になるので注意。また、観覧の際、肌の露出が禁止されているので、カーディガンなどの羽織れる物を持っていこう。
かつてこの土地は、4-5世紀頃の古代ローマ時代の住居跡であったと言われている。やがてその場所に教会が建てられるが戦争により破壊され、7世紀から9世紀にかけてロマネスク様式の聖堂「サンタ・レパラータ聖堂」が建てられた。その後、14世紀に現在のドゥオモが建設されることになる。
サンタ・レパラータ聖堂の一部は地下に残され、現在でも1000年以上前のサンタ・レパラータの遺構を見ることができる。
大理石で飾られたゴシック様式の見事な大聖堂には、オレンジ色の八面体で設計された、内径43メートル/高さ55メートルの巨大なクーポラ(半球状の天井)がそびえ立っている。あまりにも巨大なクーポラは、技術的な問題からなかなか建設が実現しなかったが、ルネサンス期初期の建築家「フィリッポ・ブルネレスキ」が提案した2重構造のドームを作るという、当時としては画期的なアイデアによって実現した。建築物として歴史的に重要な存在だ。
クーポラの内部には、「最後の審判」をモチーフにした見事なフレスコ画が描かれており、これだけでも一見の価値がある。また、464段の階段を上ると、クーポラの頂上からフィレンツェの街並みを一望できる。時間と体力に余裕のある人におすすめだ。
クーポラの先端に設置されているブロンズの球は、彫刻家「ヴェロッキオ」と共に、彼の弟子であった「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が制作に関わっていたと言われているので、こちらも必見。
ドゥオモの内部は比較的シンプルではあるが、3万人を収容する巨大な空間には見どころがたくさんある。
壁面にある、聖書の物語を描いた美しい44枚のステンドグラスは必見。また、ルネッサンスの巨匠たちが描いたフレスコ画や、彫刻の数々、床を飾る大理石やモザイク模様も美しい。1443年に作られ今も動き続けているという、「パウロ・ウチェッロ」が設計した24時間時計もぜひ見ておきたい。
敷地内にあるドゥオモ付属美術館には数多くの美術品が収蔵されており、ドゥオモの外壁を彩る彫刻のオリジナル(現在外壁に存在している彫刻は、保存の観点からレプリカが使用されている)も展示されている。
薄暗い地下へ続く階段の下では、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂が出来る前にこの地にあった、サンタ・レパラータ聖堂の遺構や墓石、より古い時代のモザイク模様などが残っている。古代ローマ時代の面影に触れることができるので、時間に余裕のある人はおすすめ。観覧にはドゥオモ共通チケットが必要。
ベネチア&フィレンツェ&ローマ7日間 132,000円-
航空券とホテル、現地での移動に使う特急列車のチケットがセットになった、イタリア国内の主要な3都市を巡るお得なプラン。フィレンツェは、3日目に訪れ、1泊することとなる。現地では自由行動なので、好きなスポットを巡れるのが嬉しいポイント。フィレンツェの中心部に位置しており、どこからでも目立つ巨大なドームは散策の目印にもなる。S.M.N.駅から歩いていくとドームが見えてくるので徒歩でも迷わず辿りつくことができる。
タクシーで行く場合
・時間 市内中心部まで約15分。
・予算 €20から€25
バスを利用する場合
S.M.N.駅までのシャトルバスが運行している。
・時間 約30分。
・予算 €6
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