ベネチア&フィレンツェ&ローマ7日間 132,000円-
航空券とホテル、現地での移動に使う特急列車のチケットがセットになった、イタリア国内の主要な3都市を巡るお得なプラン。フィレンツェは、3日目に訪れ、1泊することとなる。現地では自由行動なので、好きなスポットを巡れるのが嬉しいポイント。➡ 詳細はこちら
住所
Via Della Canonica, Florence 50122
S.M.N.駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ)停留所から22番線でSanta Maria Maggiore停留所下車
料金
大人は€15(ジョットの鐘楼、クーポラ、洗礼堂、サンタレパラータ地下聖堂、ドゥオモ付属美術館の共通券)
営業時間
8:15-19:00
休業日
1/1、イースター期間、9/8、12/25
HP
目次
ジョットの「遺作」であった鐘楼は、建築過程で幾度か設計図が変更されはしたものの、ジョットの意向をきちんと受け継ぎ造立された。細部まで装飾が施され、豪華絢爛な鐘楼はフィレンツェ市民に愛され、現在でもフィレンツェのシンボルとして市民や観光客が年中訪れるスポットとなっている。
フィレンツェの街並みやドゥオモを上空から撮影したいと思った場合には、こちらを訪れるべきだろう。実際に、ガイドブック等で使用されるフィレンツェ市街の写真の多くは、この鐘楼かヴェッキオ宮殿から撮られたものである。
地上84メートルからフィレンツェの街並みを一望し、赤茶色の屋根が延々と続くさまを実際に見るのはとても感動的だ。晴れた日には遠くにそびえる山々までもを見通す事ができ、整然とした街並みとのコントラストには息をのむ。また目の前には、クーポラと呼ばれるドーム型の建物が迫っており、そのすぐ近くには礼拝堂やドゥオモ等がところ狭しと並んでいる。これらを贅沢にワンフレームに収めた、まるで映画のワンシーンのような写真を撮る事も、この天空にほど近い場所からならば可能だ。
ジョットの鐘楼は前述したとおり、ジョット以外に2人の建築家であり芸術家が建設に携わっている。その為、建設を担当した部分によって若干装飾や佇まいが違うところもこの鐘楼を楽しむうえでは見逃せないポイントである。
基底部を担当したのはジョット本人であり、象眼や彫刻によって飾られている。56枚のレリーフと16体の彫刻によって彩られた基底部は豪華であり、風化した現在の姿においても華麗に見える。
この基底部の装飾を元に、建設を引き継いだ弟子のアンドレア・ピサーノは、2階の装飾の面積をより大きくした。
ピサーノから建設を引き継いだフランチェスコ・タレンティは、この二人の装飾とは全く違った方法論で飾りつけを行った。装飾的な意味しかもたない破風とねじれ柱を備えたランセット窓を3階に取り付けたのだ。普通ならば建物の様式が変わってしまうので違和感が生まれてしまうところであるが、タレンティの装飾は階下のものと見事に調和し、鐘楼をより華麗なものへと昇華させている。
ベネチア&フィレンツェ&ローマ7日間 132,000円-
航空券とホテル、現地での移動に使う特急列車のチケットがセットになった、イタリア国内の主要な3都市を巡るお得なプラン。フィレンツェは、3日目に訪れ、1泊することとなる。現地では自由行動なので、好きなスポットを巡れるのが嬉しいポイント。ジョットの鐘楼はS.M.N.駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)からおよそ800メートルの場所にある。駅前の比較的大きめの通りを進めばぶつかる為、徒歩での移動でもそれほど苦にはならないだろう。
ルートにはサン・ロレンツォ教会やサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂等のスポットがあり、それらに寄り道をしたい場合はバスよりもぜひ徒歩を選択すべきである。
・時間:約12分
・予算:90分間フリーライド券(チケット発行から90分間有効)€1.2
24時間フリーライド券(チケット発行から24時間有効)€5
・バス時刻:約12分間隔
・時間:駅から徒歩約10分
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