乗り降り自由!フィレンツェ"Hop-on Hop-off"観光バスチケット
観光名所近くを巡回しているオープントップバスは、教会の目の前で発着するので非常に使い勝手が良い。乗り降り自由でちょっとした移動にも重宝する。日本語音声ガイドも付き、本格的な観光前に土地勘を掴むのにもうってつけだ。2023/11/10 更新
修正の指摘はこちら>>住所
Piazza di Santa Maria Novella, 18, 50123 Firenze, Italy
S.M.N.(サンタ・マリア・ノヴェッラ)駅から徒歩3分
料金
■教会
一般は€5
65歳以上は€3.5
5歳までは無料
※フィレンツェカード利用可
■付属美術館
€2.7
営業時間
■教会
・月曜-金曜
4月-9月は9:00-19:00
11-3月は9:00-17:30
・土曜、祝前日
9月-6月は9:00-17:30
7月、8月は9:00-18:30
・日曜、祝日
9月-6月は13:00-17:30
7、8月は12:00-18:30
※入場は閉館45分前まで
■付属美術館
・月曜-木曜、土曜
9:00-17:00
・日曜
9:00-14:00
休業日
■教会
年中無休(臨時閉館となる場合あり)
■付属美術館
金曜、日曜、1/1、復活祭、5/1、8/15、12/25
HP
目次
ゴシック様式の重厚な建物を飾る、白と黒の大理石で彩られた、美しいルネッサンス様式のファサード(デザイン)が有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。後に大きな影響を与え、多くの建物に模倣された。ファサードの下部は石棺になっており、メディチ家の人々やドメニコ・ギルランダイオの墓を見る事ができる。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の目の前、徒歩3分というとても便利な場所にあるが、不定期に閉まっている事もあるので、現地でスケジュールを確認する事をお勧めする。早めに閉まるので時間に余裕を持って訪れたい。教会の観覧は有料だ。
その後、フィレンツェに移住してきたドミニコ会の修道士たちにより新たな教会の建設が計画され、現在の姿の教会が完成した。
壁を彩るたくさんのフラスコ画の中には、有名な画家の作品がいくつもあり、特にマザッチョの「三位一体」、ギルランダイオの「洗礼者ヨハネの生涯」等が有名。ジョット・ディ・ボンドーネの「十字架」ブルネレッスキの十字架に架けられたキリスト像、ミケランジェロの若い頃の作品と言われる聖水盤もある。
フレスコ画で覆われた「緑の回廊」を抜けた先に、14世紀の修道院が美術館(Museo di Santa Maria Novella)として公開されている(別料金)。スペイン人だったメディチ夫人の為の巨大な礼拝堂「スペイン人礼拝堂」は、壁一面、柱に至るまで全てがフレスコ画で覆われている。豪華な聖具や装飾品等も展示されている。
教会の隣にあるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(入口は別)もまた、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会とともに歴史を刻んできた。ドミニコ会の修道僧たちが薬草を栽培し薬を調合した事に始まり、1612年には薬局として認可された。多くの貴族が顧客となり、王家ご用達の称号を受けている。
気付け薬や鎮痛剤、目薬等を販売する一方、石鹸、スキンケア用品等も開発。今なお古いレシピをもとに現在も作り続けている。最も有名な商品は、オーデコロンの起源になったと言われている、カテリーナ・ディ・メディチの為に考案した「アックア・デッラ・レジーナ(王妃の水)」だ。
フレスコ画や古い家具が並ぶ薬局の建物はかつて礼拝堂として使われ、教会に寄贈されたものであるが、増え続ける顧客に対応する為薬局の売り場に改装された。花やハーブで作ったポプリの熟成された香りが漂う店内はとても印象的。
乗り降り自由!フィレンツェ"Hop-on Hop-off"観光バスチケット
観光名所近くを巡回しているオープントップバスは、教会の目の前で発着するので非常に使い勝手が良い。乗り降り自由でちょっとした移動にも重宝する。日本語音声ガイドも付き、本格的な観光前に土地勘を掴むのにもうってつけだ。人気記事