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ブダペストで食べられるハンガリーの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

ハンガリーの首都であり最大の都市であるブダペスト。ドナウ川によって都市は二分されており、都市右側は歴史的建造物や古い町並みが楽しめるブダ地区、左側は比較的新しい建物が立ち並ぶ新市街地のペスト地区になっており、一つの都市で同時に2つの異なる街並みを楽しむことが出来る。また観光名所もたくさんあり、有名なくさり橋や漁夫の砦は夜になるとライトアップされて美しい。そんなブダペストで食べられる絶品料理を5つ厳選してご紹介!

テルテット・パプリカ(Toltott Paprika)

  • テルテット・パプリカはパプリカの肉詰めのことである。ピーマンの肉詰めとはちがってカラフルなのが特徴であり、おしゃれな料理としてブダペストの家庭料理のでは定番の1品である。その作り方はパプリカとひき肉、玉ねぎ、パン粉、卵を混ぜあわせてパプリカの中に詰めて焼く。ダッチオーブンを使用するので豪快に仕上がる。レストランでも人気の料理なので是非試してほしい。

  • テーリサラーミ(Teliszalam)

  • ブダペストでは様々な肉料理が食べられているが、テーリサラーミはその中でもダントツに愛されているサラミである。テ―リサラーミとはハンガリーで製造されているハンガリーサラミの一種で、白カビが周りについていることで有名。その製造方法はとても精密で、様々な種類の香料を混ぜ合わせ、燻製させ約3か月間熟成させてゆっくりと白カビを発生させていく。味はとても濃厚かつ繊細で、ほかのサラミとはレベルが全く違う。ワインのお供に最適である。

  • グヤーシュ(Gulyas)

  • グヤーシュとは、ブダペスト風シチューのことである。主な材料は、牛肉や玉ねぎ、パプリカである。稀にサワークリームやパスタなどがシチューの中に加えられていることもある。その起源は昔ブダペストで農耕をしていた人々が昼ご飯を食べるために家に帰るのがめんどくさかったため、大釜でシチューを作ったことにある。グヤーシュとはハンガリー語でうし飼いという意味である。ハンガリーの家庭料理のひとつであり、スープというよりは主菜として食べられている。

  • ハラースレー(Halaszle)

  • ハラースレーは白身の川魚をつかったスープでハンガリーで有名な辛いパプリカと野菜を一緒に煮たスープである。定番人気なのはナマズとパプリカ、そしてパスタが入ったハラースレーである。面白いのは、魚とスープとパスタがそれぞれ別々に運ばれてくるため、自分でお皿に入れていくというところである。ボリュームがあるので、スープと思って食べるよりも主菜として食べることをおすすめする。

  • ドボシュトルタ(Dobostorta)

  • ドボシュトルタはハンガリーで人気のある伝統的なチョコレートケーキだ。ミルクレープのようにたくさんの層からできており、その層と層の間には甘いチョコレートクリームがサンドしてある。またケーキの表面はカラメルでコーティングされているので、生地のふわふわ感とカラメルのぱりぱりとした食感を楽しむことが出来る。ブダペストには行列のできるケーキやさんや昼前に売り切れてしまうような人気店もあるので是非試してもらいたい。

  • (Photo by Christian MehlfuhrerWikimedia Commons Andre Karwath Kobako Kressl Savannah Grandfathe)